【参加者募集中】読者参加型SS スーパーロボット大戦 無限戦争 作:ダス・ライヒ
年齢:不明
階級:中尉
所属:陸軍第22装甲擲弾兵師団第一人機連隊
乗機:量産型モリビトG型
名前:ライヤ・ローラン
性別:女
年齢:19
階級:曹長
所属:帝国再建委員会 陸軍 第71歩兵師団 戦車小隊
武器:レオパルド1A5主力戦車、USP自動拳銃
概要 戦車を操縦担当の美人。普段は大人しいのだが、ハンドルを握ると性格は豹変するこち亀の本田さんみたいな人。
キャラ提供は団子狐さん
名前:ミロスラーヴァ・ユーギン
性別:女性
年齢:29歳
階級:大佐
所属:帝国再建委員会第1航空艦隊
武器:EFー2000タイフーン戦闘機
概要:艶やかなロングヘアの金髪と切れ目の碧眼、透き通るような白い柔肌と178cmの長身。そして、圧倒的な爆乳の持ち主である怜悧な美女。
戦闘指揮のみならず、自ら前線へと出るパイロット。
キャラ提供はオリーブドライブさん
名前:黒音・D・玲子
性別:女性
年齢:18
階級:少尉
所属:第1航空艦隊 第202バルキリー大隊
武器:TARDIS(type40-Ⅲ)(使用不可) VF-25A(紺色)
概要:人間とタイムロードのハーフ少女で時空間航行者。
異世界より来た少女で、作戦準備中の艦艇に密航していた所を捕まったが、捕まえたのがフュカリタであった為に無事に済み、パイロットと偽証して事なきを得る。
どさくさに紛れて逃げる予定である。
名前:キュート
性別:女性
年齢:不明
階級:少佐(ただし飾り)
所属:第1航空艦隊
武器:無し
概要:玲子の所有する部屋化したTARDIS(ターディス)の意思、あるいは魂で玲子ほぼ専属オペレーター(ハロ的ポジ)。
玲子のことをマスターと呼ぶ。余りの高性能差に接収されるのを恐れてか、ただの玩具と偽って玲子のVF-25の後部座席にいる。
サポートしようとしたが、バレるので玲子機のみサポートする。
両者ともキャラ提供は観測者☆黒音さん。
死亡枠
名前:ブラウンシュヴァイク
性別:男性
年齢:37歳
階級:親衛隊大佐
所属:ナチス
武器:ナチス軍ピストル(ルガーみたいなの)
名前:ハンス・レンツェルファー
性別:男
年齢:40歳
階級:親衛隊中佐
所属:リップシュタット連合軍 第四帝国(ナチス)
乗機:人型歩行兵器Ⅵ号(ナチスの人型兵器。外見はギラ・ズールをドイツ兵にした物)
概要:アーリア人大好きなナチスに属するパイロット。人種差別主義者であり、現地の世界の方々をサル以下と表し、同じ連合の者たちですらバカの集団と見下す。
名前:カバ
性別:男性
年齢:不明
階級:低級冒険者
所属:冒険者ギルド(蛮族)
武器:国民突撃銃
概要:救いようのない馬鹿。ナチス軍より貰った銃で仲間と共に付近の村を襲っていた。
挑発に乗って決戦に敗れ、ベルンブルク領にあるベルンブルクの城塞まで撤退したリップシュタット連合軍の盟主と参加勢力の指揮官らが軍議を行っていた。
「決戦はガイエス平原にて行うッ! 我がリップシュタット連合軍の名誉にかけ、あの帝国再建委員会を名乗る反乱軍をここで根絶やしにするのだ!! 新たに連合に参加するサクソニー帝国、ロスヴィエト帝国、ユーソニア合衆国の増援も来る! 我が連合本隊が防戦に徹している間、三ヶ国合わせて八百万の兵力が奴らの背後を突き、一気に殲滅する!!」
連合の盟主、リップシュタット公は地図を広げた机を叩き、遅れてやって来るサクソニー帝国、ロスヴィエト帝国、ユーソニア合衆国の連合軍が来れば、勝てると豪語する。
リップシュタット連合は兵力差において帝国再建委員会を上回っているが、士気の高い敵軍に攻められれば一気に瓦解しそうなまでに減っていた。新たに参戦する三ヶ国を含めれば、兵力差は二倍にまで回復するが、勝てるかどうかは連合軍の司令部の指揮力に掛かっている。
だが、この状態ではせっかくの兵力差も生かせぬまま負けるだろう。
そうとは思わず、リップシュタット公はベルンブルク公らと共に決戦の出陣式と言う名の酒盛りを行った。
一方、先の大敗でリップシュタット連合は勝てないと判断した第四帝国ことナチスの指揮官フライジンガーは、現地世界のアーリア人を回収する作戦を無断で決行した。
回収は任意ではなく強制であり、ナチスの特別行動隊は村々を現地徴用兵らを伴って村々を包囲し、強制的にアーリア系住民を拉致したのだ。
「アーリア系住人の回収を急げ! 抵抗してもアーリア系だけは殺すな! 他は殺しても構わん!!」
特別行動隊の指揮官、ブラウンシュヴァイク親衛隊大佐は車上より部下や現地徴用兵らに回収目標であるアーリア系は絶対に殺さないように指示を出し、抗議に来た村の長老をピストルで射殺する。
ブラウンシュヴァイクの指示に応じて特別行動隊の隊員と現地徴用兵らは、アーリア系と思われる男女と子供らを拉致して無理やりトラックに乗せる。それ以外は隊員や現地徴用兵に射殺されていた。
「フハハハ! 死ねぇぇぇ!!」
ナチスの特別行動隊を離れた現地徴用の低級冒険者たちが、支給された国民突撃銃を使って近くの村を無断で襲撃し、多数の村人たちを虐殺していた。
リップシュタット連合が失った兵員を回復するために徹底的な徴用が行われており、成人男性の殆どが徴兵されていた。残っているのは老人や女子供ばかりであり、銃を持って有頂天となっている低級冒険者らに虐殺されている。
「カバ! こんなことして良いのか!? 俺たち殺されちまうぞ!!」
「うるせぇぞ! こっちにはこいつがあるんだ! 女共が攻めて来ても、同じ武器を持つ俺たちが勝つんだ!!」
仲間に言われた低級冒険者らのリーダーであるカバと言う悪漢は、銃があるから勝てると言う変な自信染みた答えで、引き続き逃げ回る村人たちを虐殺する。
その中にはアーリア系の若い女性も含まれていたが、低級冒険者らに見分けが付くはずが無く、老人や子供含めて射殺された。
流石にやり過ぎたのか、村人たちは全滅してしまった。仲間はナチスにどう言い訳するのかと、カバに問う。
「皆殺しにしちまったぞ…! 奴らにどう言い訳するんだ? 俺たち殺されちまうぞ?」
「煩いぞ! 俺たちにはこいつがあると言っただろ!? それに俺たちの言うことを聞かなかったこいつ等の所為なんだ! 何であろうが俺たちは悪くな…」
自分らが悪くないと言うカバであったが、言い終える前に哨戒行動を行っていたターニャ等の小隊に発見され、頭上から砲撃術式を撃ち込まれて肉片となった。
「ま、魔女だ! 逃げろぉぉぉ!!」
これに他の低級冒険者らは戦おうとせず、逃げ回っていたが、ターニャ等が逃すはずが無く皆殺しにされた。
「む、村の人たちは皆殺しにされています!」
「あぁ、そうだな。向こうにナチスの特別行動隊が見えるな。そちらを叩くぞ」
村人たちが皆殺しにされているのを部下が報告したが、ターニャは気にすることなくブラウンシュヴァイクの特別行動隊を発見し、それをついで代わりに叩くと返す。
「な、何とも思わないんですか!? 民間人が殺されているんですよ!?」
このターニャの態度に、部下の一人は何も思わないかと問い詰める。これにターニャはため息をつき、面倒くさそうに返答した。
「はぁ。こんなもの、戦場ならいくらでも見る光景だ。それにこの世界の住人が何人死のうが知った事でもないだろう。それより、ナチスをやるぞ。奴ら、我々を見付けて増援を呼ぶかもしれん」
「ちょっと! せめて埋葬を…!」
眼下に広がる光景など、戦場では飽きるくらいに見る光景だと答え、ターニャは単独でブラウンシュヴァイクの特別行動隊を叩きに向かった。これに部下らはやはりターニャは変異種だと言って、後に続いて特別行動隊に空襲を仕掛けた。
「アハトゥンク!」
襲撃してくるターニャ等に対し、特別行動隊は手持ちの火器で応戦するが、全く敵わずライフルの銃弾で次々と射殺されていく。
「アーリア系の移送を優先しろ! 現地の奴らなど放っておけ!!」
空襲にブラウンシュヴァイクは部下らにアーリア系住人を載せたトラックを優先するように命じ、現地徴用兵は放置するように命じる。事実、指示に応じて航空魔導士を見てトラックに乗り込もうとする現地徴用兵らを叩き出し、アーリア系だけを逃がしている。隊員らは抵抗していた。
「アインザッツグルッペン共は一人も逃すな! トラックはタイヤだけを狙え!!」
抵抗する隊員らを射殺しながら、ターニャは部下三名にトラックの追撃を命じ、自分はブラウンシュヴァイクの乗用車に砲撃術式を放つ。
「ぐえぁぁぁ!?」
部下に迎撃を命じつつも、自分だけ乗用車に乗って逃げようとしていたブラウンシュヴァイクは、ターニャの放った砲撃術式で吹き飛ばされた。抵抗していた隊員と現地徴用兵らも逃げるか降伏し、残りはターニャ等に射殺された。
最後に逃げる現地徴用兵を殺害した後、ターニャは哨戒中にナチスの特別行動隊と遭遇し、撃破したことを本部に報告する。
「了解、この場で警戒する」
本部より指示を受けてか、ターニャがその場で待機していれば、数分後に帝国再建委員会において雑務を担当する義勇軍の将兵等を載せたトラックが来る。義勇軍の部隊は人間で構成されており、トラックから降りるや否や、作業を始める。ターニャも地上に降り、部隊指揮官と顔を合わせる。
「ターニャ・デグレチャフ空軍少尉であります。貴官は義勇軍の?」
「あぁ。義勇軍のフランツ・ロイター陸軍大尉だ。後は我々に任せ、原隊に戻られよ」
「了解。おい、行くぞ!」
「よし、捕虜を集めろ!」
部隊指揮官はターニャ等に戻るように告げてから、トラックから降りて来るG3A3自動小銃や東ドイツ製AKを持った部下らに捕虜を一ヵ所に集めさせる。ターニャは指揮官の言葉に甘んじ、部下を連れて原隊へと戻っていった。それから部隊指揮官は集めた捕虜を射殺し始める。
「集めました!」
「よし、ナチスと協力者共を処分しろ!」
「はっ!」
指揮官の指示に応じ、部下たちは集めた捕虜である特別行動隊や現地徴用兵らを射殺した。
ガイエス平原にてリップシュタット連合との決戦が行われようとする中、帝国再建委員会の各部隊は出撃しようとしていた。
ドライストレーガーと呼ばれる万能戦闘母艦にB-52のような大型機が離着陸可能な飛行甲板を増設して改装した空中空母「ソラ」にて、続々と大型機が発艦していく。艦上戦闘機ではない戦闘機も次々と発艦する。
この空中空母「ソラ」は第1航空艦隊の司令部として使われており、航空艦隊隷下の二個航空団と一個地上攻撃航空団、師団規模の機動兵器部隊、爆撃機大隊、輸送機大隊を含めるその他複数の大隊を収容していた。だが、航空艦隊全部隊は収容できず、残りの部隊は野戦空港より出撃し、本隊と合流していた。
「ミロスラーヴァ・ユーギン大佐、EFー2000タイフーン戦闘機、出撃する!」
空軍第1航空艦隊隷下の航空団の指揮を執るミロスラーヴァ・ユーギン空軍大佐は、自ら対空ミサイルなどの制空装備を施したEFー2000タイフーン戦闘機に乗り込み、傘下の三個戦闘機大隊を率いて出撃した。ミロスラーヴァは航空団小隊と共に出撃しており、背後から電子戦機とその護衛である二機のバルキリーであるVF-25Aメサイアが続く。
隷下の第一大隊はVF-25で固められ、第二大隊はVF-11Cサンダーボルトで、第三大隊はミロスラーヴァと同じEFー2000戦闘機で編成されていた。彼女の航空団だけ特殊なのだ。機動兵器専用の発進口より、空戦型のモリビトが続々と出撃する。後続の部隊も続々と発艦していき、空を埋め尽くさんばかりの航空機と機動兵器が決戦場となるガイエス平原へ向けて飛んでいく。
『密航者、直ちに発艦しなさい』
「そのコールサイン止めてもらえます。嫌な気持ちになるんですが」
『あらそう? 玩具はちゃんと入ってるわよ』
「玩具じゃありませんって! キュートって言います!」
ソラの飛行甲板で、ミロスラーヴァの航空団の後続として発艦する航空団隷下のVF-25で固められた飛行大隊に、変わったコールサインを持つVF-25Aがあった。管制官よりそのコールサインで呼ばれた黒音・D・玲子少尉は止めてくれと言うが、管制官はからかって後部座席に球体の玩具のような物体が乗っていると伝えた。
これに黒音は玩具じゃないと告げる。彼女の言う通り、キュートは玩具ではない。帝国再建委員会やミッシングリンク隊のスミスが欲しがりそうな技術が詰まった端末なのだ。
だからこそ黒音はキュートの事を黙っており、彼女を見付け、新兵の一人だと上官に嘘を付いたフュカリタも、キュートを渡せばもっと恐ろしいことになると思って黙っている。管制官は黒音の事を知っているようだが、恐ろしい技術を持つ少女だと知らない。ただの密航者だと思っている。
『はいはい。速く出なさいな』
「黒音・D・玲子少尉、VF-25Aメサイア、出撃します!!」
ばれないかと不安に思いながらも黒音は出撃した。それからキュートのサポートを受けつつ、何とか中隊に合流し、キャノピー越しから見える周囲を見渡す。そんな彼女にフュカリタはプライベート通信で連絡を取り、戦闘のどさくさに紛れて脱走するように告げる。
『聞こえる?』
「えぇ、大尉さん。聞こえてるよ」
『これから決戦になる。このVF-25でも落とされるような激戦になるわ。貴方は敵機に撃墜されたと偽装し、何処かに逃げなさい』
「えっ? 大丈夫ですか、それ」
撃墜されたと偽装して逃げろと言うフュカリタの提案に、黒音は大丈夫なのかと問う。
『大丈夫、その機体は頑丈だわ。でも、一機ぐらいは撃墜してから落ちてね。敵の数は尋常じゃ無いんだから』
「分かりました。五機撃墜してから逃げますね」
『そこまでしなくても良いって』
大丈夫であると答え、せめて一機くらい撃墜してから逃げろと言うフュカリタに向け、黒音は五機撃墜してから逃げると返した。これにフュカリタはそこまでしなくても良いと呆れ気味に告げる。
「シェイファー・ハウンド戦闘団、出撃せよ!」
空で空軍が続々とガイエス平原ヘ向けて飛んでいく中、地上でも陸軍の大部隊が出撃していた。
シェイファー・ハウンドは壊滅した各兵科の連隊より大隊や中隊などを指揮下に入れ、自身の混成大隊を基幹に戦闘団を結成し、その兵力は五千人に膨れ上がっていた。所属している軍本部からの指令が出た直後、カヤ率いるシェイファー・ハウンド戦闘団は出撃した。
カヤはいつでも出撃できるようにしており、戦闘団に属する部隊もそれに合わせ、命令が来る五分前よりエンジンを掛けて待機していたのだ。戦闘団は所属軍や南方軍集団に属するどの部隊よりも先に、決戦場であるガイエス平原へと向かった。
『連隊本部より各大隊に入電! 戦闘団に遅れを取るな!!』
『人機第1大隊、出撃せよ!』
「
数百両の戦闘車両と数十機の戦術機や人機が轟音を立てて先に出撃するのを見ていたのか、第22装甲擲弾兵師団隷下の人機連隊の連隊長は慌てて出撃を命じる。それに応じ、西紀綾香中尉は乗機の人機モリビトG型を起動させ、所属大隊の同型機と共に足並みを揃えて出撃した。
MSや戦術機を装備する師団も続々と出撃していく中、歩兵師団や装甲師団も決戦場であるガイエス平原を目指して前進を始める。
「ライヤ・ローラン曹長であります!」
「挨拶は良いから速く乗りなさい。大隊本部がうるさくて」
「了解であります!」
陸軍の第71歩兵師団も前進を始める中、戦車大隊が遅れていた。新しく戦車大隊に着任したライヤ・ローラン陸軍曹長は、自分が乗るレオパルド1A5戦車の戦車長に挨拶を行う。これに戦車長は速く乗れと言って、ライヤを自分の戦車の操縦席に乗せた。操縦席に座ったライヤがハンドルを一度握れば、彼女は人が変わったように豹変した。
「行くぜぇ!」
「ちょっと!? そんなに速度出したらッ!?」
「あたいらは遅れてんだ! ノロノロといけっかよ!!」
ライヤは乗り物のハンドルを握ると、性格が豹変するようだ。戦車長を含める搭乗者らは驚き、必死に転倒しないように車内の掴まれる個所に捕まった。豹変した彼女が操縦するレオパルド1は、所属大隊のどの同型車よりも速く決戦場へと向かって行く。先に前進したシェイファー・ハウンド戦闘団に追いつく勢いで。
空軍や陸軍の部隊が続々と出撃していく中、空軍の航空魔導士の出撃は陸軍が前進を開始して五分後に行われた。ドライストレーガー級空中空母「ソラ」で航空機やバルキリーの発艦が優先されたからだ。航空魔導士を満載したV-22などが飛行甲板より飛び立っていく。
「いよいよ正念場だ。これに勝てば、この世界は我々イヴ人の物だ。我々イヴ人の国家は再建されるのだ! 何がなんでも勝利する! 必ず勝つぞ!!」
『おぉーッ!!』
多数ある一機のV-22オスプレイの機内で、アーデは自分の中隊の隊員らを鼓舞する。ターニャは帝国再建に興味は無いが、ここでかなりの戦果を挙げれば昇進できるのでやる気はあった。これまでにないくらい敵は出て来るので、昇進に見合う戦果は大量に転がっている。後は死なずに勝利するまでに戦果を上げ、勲章を受章して中尉に昇進するだけだ。
「(この決戦、必ず物にせねばな)」
そう心の中で決心したターニャは再度G36A突撃銃やUSP自動拳銃の再点検を行い、弾倉も全てポーチに入っているか確認した。
リップシュタット連合軍も総力を挙げて攻撃してくる帝国再建委員会を迎え撃つべく、全戦力を持って展開していた。
その大部分の兵力は、今しがた身分を問わず徴兵したばかりの現地の男たちであり、練度は民兵より低い。戦える兵士の大半は帝国再建委員会の挑発によって消耗し、今や反乱軍と見なしている敵軍に劣るほど。後は遅れてやって来る三ヶ国連合の八百万で挽回できるかどうかに賭かっている。
それに連合の戦える将兵の大半はワルキューレや傭兵ばかりであるため、士気はすこぶる低い。ナチスこと第四帝国は勝つ気は無かった。
「
出撃準備を行うナチス軍のパイロットの一人、ハンス・レンツェルファー親衛隊中佐は現地の者たちを見下し、挙句に自分ら以外の同じ連合の者たちですら見下す。
「レンツェルファー親衛隊中佐殿! 出撃準備、整いました!!」
「よし、第1装甲猟兵大隊出撃だ! 他の連合の者どもに、我らアーリア人の強さを見せ付けてやれ!!」
整備班長が右手を真っ直ぐ伸ばすナチス式の敬礼で報告すれば、レンツェルファーは自身の機体、ギラ・ズールを大戦期のドイツ兵にしたような外見を持つ人型歩行兵器Ⅵ号に乗り込み、自分が指揮下の部隊と共に出撃した。
ナチス軍は様々な兵器を持ち込んでおり、リピッシュP.13aのような実戦には投入されなかった数々の秘密兵器が完成して正式化されおり、それを惜しまなくガイエス平原への決戦へと投入した。数は他の連合よりは劣るが、質では勝っている。
「貴様らはこの世界を守りたいとは思わないのか!? ならば槍を取って戦わんか!!」
この世界には無い現代兵器や人型兵器、地上戦艦が続々と決戦場へと向かう中、アガサ騎士団の騎士はやる気のない現地徴用兵らを必死に鼓舞していた。剣と魔法の世界に似つかわしい物であるが、敵軍は続々と決戦場へと向かって行く友軍と同じ兵器を持っており、もはや死にに行くような物である。
それでも騎士等は必死で現地徴用兵らを動かし、全く時代遅れな剣と槍と言った刀剣類を持って決戦場へと向かった。時に馬に騎乗した騎士も居るが、大半は徒歩であった。
これより、ガイエス平原にてこの世界の命運を賭けた決戦が始まる…!
次回も続々と募集キャラが登場します。
今日を含めて後三日。応募は活動報告へ急げ!