魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター)   作:ドッカン

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102話

翌日も、学校が終わったら魔法界へ行った。ちなみに明日は先生方が、何の運命のいたずらなのか、用事ができたということで、休みになったなので、今日は魔法界で止まるらしい。まぁオレは修行するけどね。オレはまた開けた場所へ向かった。今度は太刀の飛竜刀【朱】を出した。今度は炎の呼吸をやってみようと思う。ここら一帯が焼け野原になるかもしれないけど。さてとやるか!オレは飛竜刀を抜刀して構える

 

一馬「炎の呼吸.....壱ノ型!不知火!」

 

オレは炎を纏った飛竜刀で袈裟斬りっぽく振った。ちなみに熱くは無いぜ

 

一馬「弐ノ型!昇り炎天!(のぼりえんてん)」

 

オレは下から上に飛竜刀を振った。すると炎の斬撃が、前方の草を焼け野原にした。この技は初めて使うぜ

 

一馬「参ノ型!気炎万象!(きえんばんしょう)」

 

今度は上から下へと振った。その振った後は、まるで狐のようだった。違うかもしれないけどね。でもそう見えたんだオレには

 

一馬「肆ノ型!盛炎のうねり!(せいえんのうねり)」

 

オレは渦巻く炎の如く前方を薙ぎ払った。炎の竜巻のようなのが、目の前を焼け野原にした

 

一馬「伍ノ型!炎虎!」

 

オレは刀を大きく振った。すると炎の虎が現れ、その虎が、まるで噛み付くように降った。ラブーとの戦いでは、斬撃タイプだったけど、こっちも良いな。さぁ、次がビジョンで見た炎の呼吸の最後の型だ。あの炎のような髪の人が、奥義って言うほどの技だ

 

一馬「炎の呼吸!奥義!」

 

オレは飛竜刀を両手で握りしめ、全身を捻って力を込めたそして

 

一馬「玖ノ型!煉獄!(れんごく)」

 

オレはそのまま突進して、思いっきり振った。その時、炎の龍が見えた。これで炎の呼吸の型は終わりだ。なぜか陸、漆、捌ノ型がなぜか無いんだよなー。ま、良いか。オレは昨日と同じように修行した。その結果

 

一馬「やばっ、辺り一面焼け野原になっちまった」

 

見事に焼け野原になりましたとさ。ペンペン草も生えないかもしれない......さてと、素振りをするか。オレは素振りを開始した

 

一馬「はっ!はっ!はっ!はっ!はぁっ!うげ!?夜になってる!」

 

さっさと戻らないと。すると

 

ドンヨク「ドンヨクバール!!」

 

一馬「!?今の声は!」

 

遠くから、ドンヨクの声がした。まさか!奴らか!?だとしたら、行かないとな!

 

クリスタル『寮に戻るにはまずは奴を何とかしないとな』

 

そうだな!防具はS(シルバー)・ソルシリーズで、武器は飛竜刀【純銀】だ!

 

クリスタル『了解!』

 

一馬「装着!」

 

オレは見た目が銀色のレウスXのS・ソルシリーズを装着した。そして、銀レウスが現れ、飛竜刀【朱】に吸い込まれるように消えていった。すると、【朱】は輝き出して、赤色が剥がれ落ちるように消え、そこから銀色の輝きが現れた。オレはその輝いている太刀、飛竜刀【純銀】を腰に帯刀した

 

一馬(S・ソル)「よし、行くか!」

 

オレは炎を纏って飛び上がり、声がした方へ向かった

 

オルーバ「なんだかよく分からないや。ドンヨクバール、僕は用事を済ませてくるから、後は適当に頼むよ」

 

ドンヨク「ガッテン!」

 

オルーバ!?いや、アイツを追いかける前に、まずはドンヨクを止めなければ!みらいたちを助けなければ!それに校長までいやがるぜ!

 

一馬(S・ソル)「久々の!ばぁぁぁくねつぅ!ゴッドフィンガー!!!」

 

オレは爆熱ゴッドフィンガーでドンヨクをぶっ飛ばした

 

ドンヨク「ドンヨク!?」

 

ミラクル(ルビー)「え!?」

 

マジカル(ルビー)「な、何!?」

 

フェリーチェ「!?ミラクル!マジカル!上を!」

 

オレはみらいたちの前に降り立った

 

一馬(S・ソル)「よっ、待たせたな」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)&フェリーチェ「一馬!(くん!)」

 

校長「一馬くん......」

 

ドンヨク「ドンヨク.....ドンヨクバール!!!」

 

ドンヨクは立ち上がった

 

一馬(S・ソル)「さてと.....ここからはオレのステージだ!!!」

 

オレはそう言ってドンヨクに立ち向かった

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

ドンヨクは風を起こしてきた。だが無意味だぜ!

 

一馬(S・ソル)「炎の呼吸!肆ノ型!盛炎のうねり!」

 

オレは盛炎のうねりで炎の竜巻を出した。竜巻はドンヨクを斬り裂いた

 

ドンヨク「ドンヨクバール!?」

 

そしてオレは近くまで近づき

 

一馬(S・ソル)「弐ノ型!昇り炎天!」

 

昇り炎天でドンヨクを打ち上げた。さらに追撃で飛び上がり

 

一馬(S・ソル)「参ノ型!気炎万象!」

 

気炎万象で、ドンヨクを叩き落とした

 

ドンヨク「ドンヨク.....バール.....」

 

まだ生きてるか、だが、これで終わりだ!

 

一馬(S・ソル)「炎の呼吸!奥義!」

 

オレは両手で【純銀】を握りしめ、そして全身を捻り力を込める

 

マジカル(ルビー)「奥義!?」

 

ミラクル(ルビー)「今、奥義って言いました!?」

 

フェリーチェ「一体どんな技なのでしょう.....」

 

クリスナイト(S・ソルシリーズ)「玖ノ型!!煉獄!!!」

 

オレは炎の龍となりドンヨクに向かった

 

ドンヨク「!?ドドドド!!!!」

 

ドンヨクは激しく風を巻き起こすが、炎の龍は止まらなかった

 

クリスナイト(S・ソルシリーズ)「うぉぉぉぉぉりゃぁぁぁぁ!!!!!」

 

オレはそのままドンヨクを抉り斬るように【純銀】を振った。ドンヨクは瞬く間にバラバラになっていった

 

ドンヨク「ド.......ン.......」

 

そして、ドンヨクは消滅した

 

フェリーチェ「あれが奥義.......」

 

ミラクル(ルビー)「カッコいい!ね、マジカル!」

 

マジカル(ルビー)「え、えぇ.....」

 

校長「凄い威力じゃ.....」

 

一馬(S・ソル)「ふぅ....」

 

オレは元に戻った

 

オルーバ「お疲れ様。僕も丁度見つけたところさ。これからの準備に必要な探し物をね」

 

気がつくと、オルーバがいた。ん?あの本は!

 

一馬&オルーバ以外「!?」

 

一馬「オルーバ!?その本は!」

 

校長「まさかクシィの!」

 

オルーバ「それじゃあ、またね」

 

一馬「待ちやが.....はぁ.....はぁ......」

 

オルーバは消えた。くっ、急に疲れが.....そういや、修行が終わってすぐこっちに向かったし、そこから戦ったからな.......オレは倒れかける

 

フェリーチェ「一馬!?」

 

ミラクル(ルビー)「ど、どうしたの一馬くん!?」

 

みらいとことはが倒れかけたオレを支えてくれた

 

一馬「き、急に疲れが......それよりも、校長。あれはクシィさんの.....」

 

校長「うむ」

 

水晶「まさかまだ残ってたなんて」

 

校長「だが、なぜ奴らがあの本を.....」

 

一馬「こんなことなら、あの時に焼却しとけば.........zzzzz......」

 

オレは深い眠りに落ちた


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