魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター) 作:ドッカン
[真夜中]
一馬「悪りぃなクリスタル。偽のリンクルストーンを生成してくれて」
クリスタル『これくらいお安い御用だ』
ん?オレが今何をしてるのかって?今オレはクリスタルに偽のリンクストーンを出してもらったところなんだ。近いうち、リンクルストーンが奪われる......そんな気がしたからだ。後はこれをポーチに入れて、本物はオレのポケットに入れてっと、よし後はこれを元の場所に戻すだけだ。オレは大きな音を立てないように、ジュンの部屋に入った。そして、元あった場所に、ポーチ(偽リンクルストーン入り)を置いた
チクルン「うぅ....や、やめてくれ.......」
チクルン......お前は絶対にアイツらの支配から解き放ってやる。オレはベッドに戻って寝ようとしたが、ちっ、眠気がねぇ。もう時期夜明けだし、ランニングしてくるか。オレは外へ出て、ランニングをした。それから、日輪刀の素振り、そしてまたランニング、素振りの繰り返しだった
一馬「ふぅ.....ん?」
何だオレの鼻がいい匂いをキャッチしたぞ。オレはその匂いがする方へ向かった
一馬「おぅ、コレは......」
そこは調理室で、中ではみらいたちが何かを作ってる光景があった
みらい「あ、一馬くん!おはよう!」
一馬「おはようさん。何してるんだ?」
ことは「はー!いまみんなではちみつプリンを作ってるの!」
一馬「へぇ〜そうなんか」
リコ「あ、あなたのも作ってるから、楽しみにしてなさい!」
一馬「お、おう。分かったぜ!」
オレは調理室を後にして、ふたたびランニングをして、少しくつろいでた
一馬「ふぅ、さてと、もう出来たかなっとん?」
みらい「一馬くーん!」
みらいたちが来た
一馬「どうしたんだ!?」
リコ「チクルンがいなくなっちゃったの!」
モフルン「甘い匂いがしたモフ!」
ことは「それにリンクルストーンも!スマホンも!」
一馬「何だと!?」
オレの読みが当たったが、まさかスマホンまでもが.....そこまでは予測してなかったぜ。オレはみらいのホウキに乗った。そしてモフルンの匂いを頼りに向かった
みらい「チクルン!」
一馬「!?シャーキンス!」
シャーキンス「プリキュア!坂田一馬!」
チクルン「どうしてここに!?」
モフルン「甘い匂いがしたモフ!」
それってもしかしてスマホンの匂いを感じたのか?
ことは「チクルン逃げて!」
チクルン「うぅ.....」
シャーキンス「寄越せ。グズグズするな!」
みらい&リコ&ことは「!?」
一馬「.......」
モフルン「チクルンダメモフ!」
そしてチクルンはシャーキンスにポーチを渡した
シャーキンス「まだ気づかぬのか?こやつはオルーバの手先。奴の命令でリンクルストーンを盗んできたのだ」
全員「え!?」
オレも一応驚いた反応をした。バレたらいかんからな
シャーキンス「プリキュア、坂田一馬、敗れたり!」
そしてシャーキンスはオレたちを吹っ飛ばした
みらい&リコ&ことは&モフルン「きゃぁぁ!!!」
一馬「うわぁぁぁ!?」
オレたちは地面に叩きつけられた。ちょっと痛え.....
チクルン「な!?約束が違う!もうアイツらを傷つけな.....ギャー!?」
シャーキンスは、チクルンを叩き落とした
モフルン「チクルン!」
シャーキンス「ふん!やはり情が写っていたか。変身出来ようと出来まいと、プリキュアと坂田一馬は徹底的に叩き潰すのみ!」
すると、シャーキンスは巨大化した。そしてポーチを飲み込んだ
みらい「あ!?」
シャーキンス(巨大化)「これで手も足も出まい!」
一馬「.....っくっくくくく.......」
みらい「え?」
リコ「ど、どうしたのよ一馬」
一馬「くっくっくっくっ.........」
ことは「何笑ってるの!?」
モフルン「ピンチモフよ!」
一馬「あーっはっはっはっ!!!」
シャーキンス(巨大化)「ふん、頭が狂ったか」
チクルン「......」
一馬「へっ、ちげぇよ。こうもあっさりと偽物を飲み込んでくれるとはな。いやはや偽物を作っておいて正解だったぜ」
チクルン「えっ!?」
シャーキンス(巨大化)「偽物だと!?」
みらい&リコ&ことは&モフルン「偽物!?(モフ!?)」
モフルン「たしかに、一馬から甘い匂いがしてるモフ!」
一馬「へっ」
オレはポケットからリンクルストーンを取り出した。そしてそれをみらいたちに渡した
みらい「何で一馬くんが!?」
一馬「悪りぃな。真夜中に偽物を作るために借りてたんだ」
リコ「そうだったのね.....」
チクルン「何でそんなことをして」
一馬「何って、お前のためだけど?」
チクルン「え?」
一馬「あーオレ、気づいてたんだよねーお前がスパイだってことを」
チクルン「えーっ!?」
ことは「最初から気づいてたの!?」
一馬「あぁ、でも言わなかったのは、こいつは多分、脅されて従ってるんじゃないかと思って、今まで黙っていたんだぜ」
チクルン「一馬.....」
シャーキンス(巨大化)「ウォォォォ!!!!ペッ!」
シャーキンスはポーチを吐き出した
ことは「スマホン!」
ことははスマホンをキャッチした
シャーキンス(巨大化)「己ぇ!己ぇ!まさか、この我が偽物なんぞつかまされるとは.....」
一馬「ねぇ?今どんな気持ち?奪ったアイテムが実は偽物だった気分はよ」
シャーキンス(巨大化)「坂田一馬.....貴様を!!プリキュア諸共叩き潰してやる!!!」
一馬「その言葉!そのまま返してやるぜ!ヘチマ野郎が!!!!行くぜ!!!」
みらい&リコ&ことは「うん!」
3人は変身する。おっ、今回のみらいとリコはトパーズか
ミラクル(トパーズ)「2人の奇跡!キュアミラクル!」
マジカル(トパーズ)「2人の魔法!キュアマジカル!」
フェリーチェ「あまねく生命に祝福を.....キュアフェリーチェ!」
ミラクル&マジカル(トパーズ)&フェリーチェ「魔法つかい!プリキュア!」
今回は、ラギアクルス希少種のアビスシリーズで行くぜ!
一馬「装着!」
オレは黒い雷を纏い、アビスシリーズを装着した。あれ?口の部分がマスクで覆われてる。ってことは少しアレンジしてるな。やるじゃん。武器は日輪刀だ
一馬(アビス)「行くぜ、シャーキンス!」