魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター)   作:ドッカン

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103話

[真夜中]

 

一馬「悪りぃなクリスタル。偽のリンクルストーンを生成してくれて」

 

クリスタル『これくらいお安い御用だ』

 

ん?オレが今何をしてるのかって?今オレはクリスタルに偽のリンクストーンを出してもらったところなんだ。近いうち、リンクルストーンが奪われる......そんな気がしたからだ。後はこれをポーチに入れて、本物はオレのポケットに入れてっと、よし後はこれを元の場所に戻すだけだ。オレは大きな音を立てないように、ジュンの部屋に入った。そして、元あった場所に、ポーチ(偽リンクルストーン入り)を置いた

 

チクルン「うぅ....や、やめてくれ.......」

 

チクルン......お前は絶対にアイツらの支配から解き放ってやる。オレはベッドに戻って寝ようとしたが、ちっ、眠気がねぇ。もう時期夜明けだし、ランニングしてくるか。オレは外へ出て、ランニングをした。それから、日輪刀の素振り、そしてまたランニング、素振りの繰り返しだった

 

一馬「ふぅ.....ん?」

 

何だオレの鼻がいい匂いをキャッチしたぞ。オレはその匂いがする方へ向かった

 

一馬「おぅ、コレは......」

 

そこは調理室で、中ではみらいたちが何かを作ってる光景があった

 

みらい「あ、一馬くん!おはよう!」

 

一馬「おはようさん。何してるんだ?」

 

ことは「はー!いまみんなではちみつプリンを作ってるの!」

 

一馬「へぇ〜そうなんか」

 

リコ「あ、あなたのも作ってるから、楽しみにしてなさい!」

 

一馬「お、おう。分かったぜ!」

 

オレは調理室を後にして、ふたたびランニングをして、少しくつろいでた

 

一馬「ふぅ、さてと、もう出来たかなっとん?」

 

みらい「一馬くーん!」

 

みらいたちが来た

 

一馬「どうしたんだ!?」

 

リコ「チクルンがいなくなっちゃったの!」

 

モフルン「甘い匂いがしたモフ!」

 

ことは「それにリンクルストーンも!スマホンも!」

 

一馬「何だと!?」

 

オレの読みが当たったが、まさかスマホンまでもが.....そこまでは予測してなかったぜ。オレはみらいのホウキに乗った。そしてモフルンの匂いを頼りに向かった

 

みらい「チクルン!」

 

一馬「!?シャーキンス!」

 

シャーキンス「プリキュア!坂田一馬!」

 

チクルン「どうしてここに!?」

 

モフルン「甘い匂いがしたモフ!」

 

それってもしかしてスマホンの匂いを感じたのか?

 

ことは「チクルン逃げて!」

 

チクルン「うぅ.....」

 

シャーキンス「寄越せ。グズグズするな!」

 

みらい&リコ&ことは「!?」

 

一馬「.......」

 

モフルン「チクルンダメモフ!」

 

そしてチクルンはシャーキンスにポーチを渡した

 

シャーキンス「まだ気づかぬのか?こやつはオルーバの手先。奴の命令でリンクルストーンを盗んできたのだ」

 

全員「え!?」

 

オレも一応驚いた反応をした。バレたらいかんからな

 

シャーキンス「プリキュア、坂田一馬、敗れたり!」

 

そしてシャーキンスはオレたちを吹っ飛ばした

 

みらい&リコ&ことは&モフルン「きゃぁぁ!!!」

 

一馬「うわぁぁぁ!?」

 

オレたちは地面に叩きつけられた。ちょっと痛え.....

 

チクルン「な!?約束が違う!もうアイツらを傷つけな.....ギャー!?」

 

シャーキンスは、チクルンを叩き落とした

 

モフルン「チクルン!」

 

シャーキンス「ふん!やはり情が写っていたか。変身出来ようと出来まいと、プリキュアと坂田一馬は徹底的に叩き潰すのみ!」

 

すると、シャーキンスは巨大化した。そしてポーチを飲み込んだ

 

みらい「あ!?」

 

シャーキンス(巨大化)「これで手も足も出まい!」

 

一馬「.....っくっくくくく.......」

 

みらい「え?」

 

リコ「ど、どうしたのよ一馬」

 

一馬「くっくっくっくっ.........」

 

ことは「何笑ってるの!?」

 

モフルン「ピンチモフよ!」

 

一馬「あーっはっはっはっ!!!」

 

シャーキンス(巨大化)「ふん、頭が狂ったか」

 

チクルン「......」

 

一馬「へっ、ちげぇよ。こうもあっさりと偽物を飲み込んでくれるとはな。いやはや偽物を作っておいて正解だったぜ」

 

チクルン「えっ!?」

 

シャーキンス(巨大化)「偽物だと!?」

 

みらい&リコ&ことは&モフルン「偽物!?(モフ!?)」

 

モフルン「たしかに、一馬から甘い匂いがしてるモフ!」

 

一馬「へっ」

 

オレはポケットからリンクルストーンを取り出した。そしてそれをみらいたちに渡した

 

みらい「何で一馬くんが!?」

 

一馬「悪りぃな。真夜中に偽物を作るために借りてたんだ」

 

リコ「そうだったのね.....」

 

チクルン「何でそんなことをして」

 

一馬「何って、お前のためだけど?」

 

チクルン「え?」

 

一馬「あーオレ、気づいてたんだよねーお前がスパイだってことを」

 

チクルン「えーっ!?」

 

ことは「最初から気づいてたの!?」

 

一馬「あぁ、でも言わなかったのは、こいつは多分、脅されて従ってるんじゃないかと思って、今まで黙っていたんだぜ」

 

チクルン「一馬.....」

 

シャーキンス(巨大化)「ウォォォォ!!!!ペッ!」

 

シャーキンスはポーチを吐き出した

 

ことは「スマホン!」

 

ことははスマホンをキャッチした

 

シャーキンス(巨大化)「己ぇ!己ぇ!まさか、この我が偽物なんぞつかまされるとは.....」

 

一馬「ねぇ?今どんな気持ち?奪ったアイテムが実は偽物だった気分はよ」

 

シャーキンス(巨大化)「坂田一馬.....貴様を!!プリキュア諸共叩き潰してやる!!!」

 

一馬「その言葉!そのまま返してやるぜ!ヘチマ野郎が!!!!行くぜ!!!」

 

みらい&リコ&ことは「うん!」

 

3人は変身する。おっ、今回のみらいとリコはトパーズか

 

ミラクル(トパーズ)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(トパーズ)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

フェリーチェ「あまねく生命に祝福を.....キュアフェリーチェ!」

 

ミラクル&マジカル(トパーズ)&フェリーチェ「魔法つかい!プリキュア!」

 

今回は、ラギアクルス希少種のアビスシリーズで行くぜ!

 

一馬「装着!」

 

オレは黒い雷を纏い、アビスシリーズを装着した。あれ?口の部分がマスクで覆われてる。ってことは少しアレンジしてるな。やるじゃん。武器は日輪刀だ

 

一馬(アビス)「行くぜ、シャーキンス!」


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