魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター)   作:ドッカン

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10話

オレたちは校長室についた。ここへ来た理由は、水晶を使って、オレとみらいがここで少し暮らす事を親に伝えるため、らしい。そんなのオレの携帯で十分だぜ!と言って、スマホで電話しようとするが、画面に『圏外』の文字が現れた。圏外扱いなのね......で、結局水晶を使って連絡する事に。頼む.....かの子ばあちゃん出てくれよ.....今日子さんか大吉さんが出たらややこしくなってしまう

 

かの子『あら、みらい?一馬くんと一緒に魔法つかいは見つかったの?』

 

かの子ばあちゃんだ、良かったー

 

みらい「うーん......見つかったって言うか、わたしもなれちゃいそうなの!」

 

かの子『え?』

 

そして、みらいの説明が始まった......が、説明が下手だった。これでもこいつは成績は結構良い方なんだぜ?一教科除いてな。オレ?オレは........体育以外は察してくれ

 

みらい「とにかく、いろいろあって......おばあちゃん!入りたいの!魔法学校に!」

 

一馬「お、オレもだぜ!」

 

さてと、どう来るか........

 

かの子『そうかい、2人が決めた事なんでしょ?応援してるよ』

 

一馬「よしっ!」

 

みらい「やった!」

 

かの子『お父さんとお母さんには伝えておくから、頑張りなさい』

 

みらい「ありがとう!」

 

一馬「あ、そうだかの子ばあちゃん。もし日曜日までに帰って来なかったら、朝にスーパー戦隊と仮面ライダーとドラゴンボールと夕方にガンダムをオレの家のテレビで録画しとってって今日子さんか大吉さんに伝えとって」

 

かの子『分かったわ』

 

そして、通信が切れた

 

一馬「さてと、許可も貰ったし。ゆっくりするか......」

 

校長「いや、まだだ。みらいくんと一馬くん。特にみらいくんには、準備をしてもらう」

 

みらい「へ?準備....ですか?」

 

その準備とは........

 

みらい「うわぁ!魔法のじゅうたん!ワクワクもんだぁ!」

 

現在オレたちは魔法の絨毯に乗りながら、商店街に向かっている。校長が言ってた準備とは、授業を受けるための準備だ。あ、ちなみに絨毯には運転手(人魂っぽい)がいて、ハンドルで操作してるぜ

 

リコ「それにしても、よく許してくれたわね」

 

みらい「おばあちゃん、いっつもわたしの事を信じてくれるの、だから何でも話せちゃうの」

 

一馬「オレの話も信じてくれるんだぜ」

 

リコ「ふ〜ん.......」

 

みらい「リコちゃん、ありがとね」

 

リコ「え?」

 

みらい「買い物に付き合ってくれて」

 

リコ「校長先生に頼まれたし、それにわたしも補習授業の準備があるから」

 

モフルン「街が見えてきたモフ!」

 

みらい「うわぁ!おっきいね!」

 

一馬「広っ!?」

 

やっぱ、でっかい木の上に街があるんだな.....魔法界って

 

みらい「ちなみに、あれ全部お店だから」

 

一馬「店?!マジでか!」

 

リコ「あらゆる魔法の道具が揃う、魔法商店街よ!」

 

みらい「いま、魔法商店街って言いました?!」

 

そして、オレたちを乗せた絨毯は魔法商店街へ向かって行った

 


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