魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター)   作:ドッカン

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109話

昨日はまだ少し暖かったのに、今日から冬将軍が本格的に到来して一気に肌寒くなって来たぜ〜ただし、オレは年中ポロシャツだけどな。で、今オレはみらいの家に来ている

 

みらい「おばあちゃん、何の写真を見てるの?」

 

かの子「同窓会に行った時の写真よ」

 

みらい「同窓会?」

 

へぇ〜同窓会か

 

かの子「えぇ、懐かしいお友達がたくさん来てね、会った途端に昔に戻ったみたいに、お喋りが止まらなくなって」

 

今日子「小学校の同窓会だから、もう50年ぶりでしょう?」

 

リコ「50年!?」

 

そんなにかよ!?

 

かの子「えぇ、でも不思議なものよね。時が経っていても、離れていてもどこかで繋がっていたのかもしれないわ」

 

リコ「離れていても.....」

 

一馬「繋がっていた.......」

 

すると時計の針が13時を切っていた

 

リコ「いけない!待ち合わせの時間」

 

みらい「あ!?早く行かなきゃ!」

 

オレたちは準備して外へ出た。まぁオレは防寒具とか着ないけどな。ちなみに待ち合わせとは、校長と待ち合わせのことだ。そして校長と会い、人目がないところに移動した

 

ことは「キュアップ・ラパパ!みんなポカポカになぁ〜れ!」

 

ことはは魔法で何とこたつを出した

 

一馬「何でこたつ?」

 

モフルン「モフ〜!冬はこたつモフ!」

 

熱があるのかよ!?そして、みらいたちもこたつに入った

 

校長「おぉ〜これはポカポカじゃ〜ん?どうしたんじゃ一馬くん」

 

みらい「あれー?一馬くん入らないの?」

 

ことは「ポカポカになるよ?」

 

一馬「オレは入らん、ここで座っとくから」

 

オレは木にもたれて、片膝を立てて座った

 

校長「まぁ、何やら大変だったようじゃが、皆が無事で良かった」

 

リコ「お騒がせしました」 

 

まーコイツらがチビになった時は大変だったからな!

 

校長「しかし、不思議なものじゃな....一馬君の仮説通り、このナシマホウ界と魔法界が、かつては1つだったとは。はるか昔にあったという楽園.....ことは君の記憶にある花の海というのは、それのことなのじゃろうか......」

 

水晶「ふぅ〜ようやく温まって来ましたわ」

 

校長「どうじゃ?あの本の反応は?」

 

水晶「いいえ、占いには何も」

 

校長「そうか..........何故じゃ.....クシィ.....」

 

リコ「校長先生?」

 

モフルン「校長先生疲れてるモフ?甘いもの食べたら元気になるモフ!」

 

みらい「よし!いちごメロンパン買ってきます!」

 

モフルン「モフルンもモフ!」

 

リコ「わたしも!」

 

ことは「はー!」

 

水晶「私もご一緒しますわ!」

 

一馬「オレは自販機で飲み物買って来ますぜ。なんかリクエストあります?あ、みらいたちもリクエストあるなら言ってくれよー」

 

校長「すまぬな。飲み物はありがたいが、わしはもう持ってきてあるのじゃ」

 

一馬「あ、そうっすか」

 

校長「なんかすまぬな」

 

一馬「いえ、気にしてませんよ」

 

みらい「わたし!暖かいココア!」

 

リコ「わたしも!」

 

ことは「はー!わたしも!」

 

一馬「了解!」

 

オレは自販機へ向かった、えーっとココア3つに、オレ用にブラックっと。よし、戻るかオレは校長の元へ戻った。その途中でみらいたちと合流した。そして水晶から校長とクシィさんの関係を聞かされた。校長とクシィさんは昔っからのマブダチだった。そして教師になってから、来るべき厄災に備え、立ち向かう術を調べていたが...,後はオレらの知ってる通りになってしまったと。っと校長が見えて来た.....!?アイツは!

 

一馬「!?アイツは!」

 

リコ「いけない!校長先生が!」

 

オレたちは走った

 

みらい「校長先生!大丈夫ですか!?」

 

校長「あぁ、大丈夫じゃ。皆もこたつへ」

 

一馬「それよりもバッティ!お前も蘇ったのか!.......ってバッティ?」

 

そこには校長と拗ねてるバッティがいた

 

校長「君もどうじゃ?そこでは寒かろう」

 

バッティ「情けは受けない.....」

 

おぉう、完全に拗ねてるよ。無抵抗なのに殴るのはちょっとアレだしな......

 

リコ「あの、いちごメロンパンです」

 

校長「ありがとう。では早速.......うーん!うましー!」

 

バッティ「はぁ.....使命を果たせなかった私など、ここにいる意味がない」

 

一馬「バッティ.....」

 

何か仮面ライダーゴーストのジャベルも似たようなことを言ってたような

 

校長「その強い責任感....似ておる。あやつも真面目な奴で、人一倍強い責任感を持っておった。だが今は、クシィの書いた本を取り戻さねば....これ以上あの本で苦しむ者を出してはならぬのじゃ!」

 

すると

 

オルーバ「あの本って.....この本のことかい?」

 

上を見上げると、オルーバがいた

 

校長「お主は!」

 

一馬「オルーバ!!」

 

あ、バッティも立ち上がった

 

オルーバ「さぁ皆さま、素敵なショー会場はこちらですよ」

 

すると突然景色が変わった。ここは、空か?

 


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