魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター)   作:ドッカン

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110話

一馬「何だ....ここは」

 

オルーバ「デウスマストの眷属たち....その復活のためのステージさ」

 

みらい「復活?」

 

すると、オレたちの前にガメッツとスパルダが現れた

 

ガメッツ「エメラルドのプリキュア、今日こそその力を捩じ伏せてみようぞ」

 

オルーバ「さぁ!闇の魔法の力を存分に使うがいい!」

 

校長「!?」

 

ん?気のせいか?一瞬スパルダの目がオルーバの持ってる本を見たような.......

 

みらい「みんな!」

 

リコ&ことは「うん!」

 

モフルン「モフ!」

 

一馬「おう!」

 

今回はアビスシリーズで行くぜ!

 

一馬「装着!」

 

オレはアビスシリーズを装着し、左腰に日輪刀を装備した。あっちはトパーズか

 

ミラクル(トパーズ)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(トパーズ)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

フェリーチェ「あまねく生命に祝福を....キュアフェリーチェ!」

 

ミラクル&マジカル(トパーズ)&フェリーチェ「魔法つかい!プリキュア!」

 

一馬(アビス)「行くぜ!」

 

スパルダ「ふっふっふっ」

 

スパルダは顔はスパルダのままの超巨大な蜘蛛になった。ふん!そんな見た目よりも、累の兄蜘蛛のほうがインパクトあるぜ!

 

スパルダ(巨大化)「はぁ!」

 

スパルダは針を飛ばして来た

 

一馬(アビス)「雷の呼吸!壱ノ型!霹靂一閃!八連!」

 

オレは針を避けながら、スパルダを斬り刻んだ

 

スパルダ(巨大化)「ぐぁ!?」

 

ミラクル(トパーズ)「やぁ!」

 

マジカル(トパーズ)「はぁ!」

 

スパルダ(巨大化)「がっ!?」

 

そしてみらいとリコのダブルハンマーでスパルダは吹っ飛ばされた

 

オルーバ「無様だね。まぁ君たちなんかじゃ敵うわけないか。さぁおいで」

 

するとオルーバはドンヨクを出してきた

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

ガメッツ「小僧!またしても勝負の邪魔をするか!」

 

オルーバ「何言ってるの?もう諦めなよ」

 

ガメッツ「何!?」

 

するとオルーバは衝撃の事実を言った

 

オルーバ「彼女こそ、かつてデウスマストとわたり合った、マザー・ラパーパの力を継ぐ者」

 

校長「何じゃと!?」

 

一馬(アビス)「何!?」

 

じゃあ、ことははラパーパの後継者ってことかよ!絶対何か関係があると思っていたが、まさか後継者とはな

 

クリスタル『まさかあの少女が.....』

 

お前も知らなかったんかい!

 

フェリーチェ「わたしが!?」

 

唖然してると、吹っ飛ばされたスパルダが向かってきた

 

スパルダ(巨大化)「はぁ!」

 

一馬(アビス)「!?陸ノ型!電轟雷轟!」

 

オレは電轟雷轟でスパルダを攻撃した。スパルダはあっさりと細切れになって、なんと中は空だった

 

一馬(アビス)「!?」

 

ミラクル(トパーズ)「空っぽ!?」

 

すると上空にスパルダがいた。スパルダは何とオルーバに向かって糸を出して、本を奪った。そしてオルーバを糸で拘束した

 

スパルダ「はっはっはっ!ずっとこのチャンスを狙ってたんだ。闇の世界を作るのはこのアタシさ!」

 

うわぁ、ニューリーダー病発症しちゃってるよ

 

スパルダ「そのまま大人しくそこで寝てな!」

 

すると、オルーバの目つきが変わった

 

オルーバ「全く.....こんな事で出し抜いたつもりなのかい?下等な生き物の分際で!」

 

そしてオルーバは糸を破壊しながら最終形態へと変貌した。天使?いや堕天使か?

 

スパルダ「!?」

 

オルーバ(最終形態)「返して」

 

オルーバは本を奪い取って、スパルダを蹴り落とした

 

オルーバ(最終形態)「闇の世界?ふっ、地上の全てを負の力で満たし、ラパーパによる封印を外側から打ち消す。それが僕の狙い......その為に計画した状況、僕らの復活の舞台こそが、闇の世界。君たちがそう呼び、必死に目指したものさ。君らの存在も目的も全て僕らの為に生み出されたのさ!フハハハハ!!!!」

 

それが目的だったのか!

 

スパルダ「ふっ、だから何だってのさ?アタシはアタシの為に闇の世界を作る。それだけさ!」

 

ガメッツ「我ガメッツ!何があろうと己の拳を力を信じて生きるのみ!それを笑うならば小僧!覚悟せよ!」

 

そしてスパルダとガメッツはオルーバに立ち向かうが、ドンヨクに防がれてしまう

 

オルーバ(最終形態)「ふん、虫ケラ共が.....そもそも、君らの主がプリキュアとクリスナイトに邪魔され、失敗したせいで、眷属たちの復活は中途半端、この僕自らが手を出すはめになったんだ」

 

そしてスパルダとガメッツは蜘蛛と亀になってしまった

 

オルーバ(最終形態)「ふふっ、客人にみっともない所をお見せしてしまったかな。君らにはまだまだ戦ってもらうよ」

 

すると足場が光り出した

 

オルーバ(最終形態)「かつての本の主が闇を生み出す原動力として目をつけたもの。それがリンクルストーン.....すなわち君たちの力さ。このステージは闇の本と繋がっててね。君たちがこの上で発した戦いの力を吸い取り、本に送り込んでいるんだ」

 

つまり、ドラゴンボールの魔人ブウの復活エネルギーと似たような者なのか!?

 

オルーバ(最終形態)「あの虫ケラたちは退場したから、次はこのドンヨクバールと」

 

バッティ「待ってもらおう!」

 

オルーバ(最終形態)「!?」

 

そこには何とバッティがいた

 

一馬(アビス)「バッティ!?」

 

バッティ「魔法入りました!いでよ!ヨクバールの中のヨクバール......モットヨクバール!」

 

Mヨクバール「ヨクバール!」

 

スパルダだった蜘蛛、ガメッツだった亀、そしてヤモリ?トカゲ?と、何故かドクロクシーっぽいカカシを融合して召喚した。ってモットヨクバールって名前どうにかならなかったの?まぁ良いけど

 

オルーバ(最終形態)「あぁ、まだ一匹残ってたっけ?面白いねやる気かい?さぁドンヨクバール!」

 

ドンヨク「ガッテン!」

 

バッティ「行くぞ!」

 

Mヨクバール「ギョイ!」

 

そしてドンヨクVSMヨクバールのポケモンバトルならぬヨクバールバトルが始まった。

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

まずはドンヨクがブランコのようなアームでパンチした!しかし!Mヨクはそれをガード!そして殴り返すが向こうもガード!

 

バッティ「ぐっ.....まだまだ!!」

 

オルーバ(最終形態)「闇の魔法の連中は本当に役立たずばかり。これを作った人間も....」

 

校長「!?」

 

オルーバ(最終形態)「闇の魔法の欠点はその中に人間の心があること。人間の弱さや迷いが、ムホーの力の再現を不完全なものにしてしまった」

 

校長「弱さや迷い.....!」

 

オルーバ(最終形態)「我らのムホーは、人間に託すにはあまりに過ぎた力だったということさ」

 

校長「クシィはそんなものの為に......!」

 

クリスナイト(アビスシリーズ)「あの野郎.....!!!」

 

っとキレてる場合じゃねぇ!あの戦いを見届けなくちゃな!えーっと、Mヨクバールはドンヨクのブランコアームを腕に絡ませて、そのまま引いて殴り飛ばした!

 

バッティ「我らの生き様、茶番などと言わせておくものかぁ!」

 

そしてMヨクバールのアッパーがドンヨクを宇宙まで殴り飛ばした!勝ったのは!Mヨクバールだ!

 

オルーバ(最終形態)「何故だ!?僕のムホーの力が.....出来損ないの魔法なんかに!」

 

一馬(アビス)「出来損ないなんかじゃねぇ!」

 

オルーバ(最終形態)「!?」

 

一馬(アビス)「弱さや迷いだけじゃない....心には、強さや様々な思いがあるんだよ!このスカタン!」

 

フェリーチェ「そうです!そして、そこから生まれる魔法.....それはあなた達の想像を超えた力になる!」

 

オルーバ(最終形態)「黙れ.....黙れ黙れ黙れぇぇぇぇ!!!!」

 

クリスタル。超装着行くぜ!オルーバとはケリをつける!

 

クリスタル『分かった。だが以前のような無茶はするな』

 

そいつはやって見なきゃ分かんないぜ!

 

一馬(アビス)「超装着!グラン・ミラオス!!!」

 

オルーバ(最終形態)「!?何だこの光は!」

 

そしてオレは光に包まれた。光の中では、煉黒龍グラン・ミラオスが現れ。そしてそれは防具と一振りの刀になった。そして足から順番に防具、ミラアルマシリーズが装着される。そしてミラアルマヘッドが装着されると左腰の日輪刀が、煉獄ヲ裁断ス切ッ先に変化し、同時に光が収まった

 

校長「一馬くん、その姿は......」

 

一馬(ミラアルマ)「校長、みらい、リコ、ことは、モフルン。オレから出来るだけ離れろ。良いな?」

 

ミラクル(トパーズ)「う、うん.....分かった。さ、校長先生」

 

校長「あ、あぁ」

 

フェリーチェ「無茶はしないでくださいね」

 

一馬(ミラアルマ)「あぁ!」

 

オレは離れていくみらいたちに向かってサムズアップをした

 

オルーバ(最終形態)「君だけでこの僕と戦おうってのかい?」

 

一馬(ミラアルマ)「オルーバ......お前はこの」

 

オレは切ッ先を抜刀した。するとマグマのようなのが刀身に纏わりついた

 

一馬(ミラアルマ)「煉獄の如き炎刀で!焼き尽くしてやる!」

 

オルーバ(最終形態)「焼き尽くすだって?......やれるもんなら、やって見なよ!!」

 


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