魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター)   作:ドッカン

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みらい、ハッピーバースデー!


114話

その後、何とかプレゼントを配り終えた。いやー疲れたぜ.......

 

グスタフ「おー!お前らもう配り終えたのか!?凄いな!」

 

みらい「いやーそれほどでもー」

 

リコ「もっと配りたいくらいよ」

 

その配ったの大半がオレがやったってことを忘れてるんじゃねーぞ

 

グスタフ「なら、追加をお願いできるかい?ナシマホウ界何だが」

 

そう言って、グスタフさんは紙を投げてきた。投げんなよ.......

 

リコ「えっと、津成木町!?」

 

一馬「マジか.....」

 

ってことでエスカーゴごとカタツムリアに乗り込んで、津成木町へ戻った

 

モフルン「随分早く着いたモフ」

 

一馬「ざっと1分ぐらいだな.......」

 

リコ「さ、エスカーゴさん。またお願いね」

 

エスカーゴ「カタ〜」

 

しかし、エスカーゴはどっと疲れたような表情をした。まさか

 

リコ「あら、どうしたの?」

 

エスカーゴ「カタカタ」

 

ことはがエスカーゴの言葉を聞き取る

 

ことは「ふんふん、カタツムリだけに」

 

一馬「え、訳せるのか?」

 

ことは「うん」

 

エスカーゴ「カタカタ〜」

 

ことは「肩が凝ったわ」

 

リコ「はぁ!?」

 

一馬「しょうもないダジャレかよ!しかも肩あるの!?」

 

するとエスカーゴは殻に籠った

 

エスカーゴ「カタ〜」

 

ことは「休憩しましょ」

 

リコ「ちょっと、何言ってんのよ、もしもーし!」

 

一馬「スタミナ切れかー」

 

モフルン「これじゃ間に合わないモフ」

 

みらい「そうだ!こうなったら!」

 

そう言ってみらいは箒を大きくした

 

リコ「なるほど!箒ね!」

 

ことは「はー!」

 

みらい「さ、一馬くん!一緒に!」

 

一馬「オレ、疲れたわ....だから、パスで良いか?」

 

コレは本心で言ってるぜ

 

みらい「え!?パス!?」

 

一馬「悪りぃ.....」

 

リコ「仕方ないわね.....」

 

一馬「本当にごめんな」

 

ことは「いいよー」

 

オレはサンタ服を脱いで、津成木駅を出た

 

一馬「さてと、どっかウロウロして疲れを癒すか.........ん?アレは」

 

オレの前方に見覚えのある二人組が見えた。それは

 

まゆみ「パーティー楽しかったね!」

 

かな「うん!一馬くんたちも来れば良かったのに」

 

まゆみとかなだった

 

一馬「よぉ、まゆみ、かな。どうしてここにいるんだ?」

 

まゆみ「あ、一馬!」

 

かな「今パーティーの帰りだったの」

 

一馬「へぇーパーティーがあったのか。そいつは残念だったぜ。オレも行きたかったなー」

 

まゆみ「本当、もし予定が無ければ、みらいたちと来ればよかったのに」

 

一馬「あーごめん」

 

まゆみ「あ!」

 

するとまゆみは上を向いて止まった

 

一馬「どした?」

 

かな「まゆみ?」

 

まゆみ「あ、あれ......」

 

かな「へ?」

 

一馬「え?」

 

オレはまゆみが指を刺した方を見た。そこには飛んでいる3つの影が........みらい達だ

 

かな「箒で飛んでる!魔法つかいだ!」

 

するとみらいたちは降りて行った

 

かな「あ、降りていく!」

 

するとまゆみがオレとかなのそれぞれ片方の手を取る

 

まゆみ「一馬!かな!早く追いかけなきゃ!」

 

かな「うん!行こう!

 

一馬「あ、あぁ」

 

オレたちはみらいたちを追いかけた。ったく、頼むからオレたちが着く頃にはどっか行ってろよーそして、しばらくして

 

まゆみ「見失っちゃった......」

 

かな「でも魔法つかいはきっと近くにいるよ!一馬くんもそう思うでしょ!?」

 

一馬「あ、あぁ....」

 

オレは少し冷や汗をかきながら答えた。すると

 

ベニーギョ「今、魔法つかいって言った?」

 

一馬「!?」

 

かな「え?」

 

オレ達は振り向いた。そこにはベニーギョかいた

 

まゆみ&かな「あ!?」

 

一馬「ゲッ!?」

 

ベニーギョ「あいつらの居場所を知ってるなら、教えな!」

 

まゆみ「宙に浮いてる......」

 

かな「ひょっとして、あなたが魔法つかい?」

 

いや、残念だが、ヤバい奴だ

 

ベニーギョ「はぁ?あんなのと一緒にするとかマジ失礼。ん?」

 

かな「え!?違うの!?」

 

やばっ!?バレた!

 

ベニーギョ「おや?そこにいるのは坂」

 

まゆみ「一馬!かな!よく見て!あの人赤いわ!」

 

かな「ということは......」

 

まゆみ&かな「サンタさん!?」

 

一馬「いや違うだろ!」

 

オレは思わずツッコんだ

 

ベニーギョ「はぁ?サンタって誰さ!さっさとあいつらの居場所を良いな!」

 

そう言ってベニーギョは光線を飛ばしてきた

 

一馬「くっ、ちょっと失礼だぞっと!」

 

まゆみ「わっ!?」

 

かな「きゃっ!?」

 

オレはまゆみとかなを抱き抱えて、光線を避けた

 

ベニーギョ「ちっ.....」

 

一馬「悪りぃな急に抱き抱えたりして。大丈夫か?」

 

まゆみ「う、うん....お、お陰で助かったし」

 

かな「ありがとう一馬くん〜!」

 

しかし、コレじゃあ戦えないぜ

 

ベニーギョ「さぁ!早く言いな!」

 

かな「そ、そんなこと言われても....」

 

その時

 

ミラクル(ルビー)「やめなさーい!」

 

ルビースタイルに変身したみらいとリコが箒で、ことはが羽を生やして飛んで来た

 

ベニーギョ「プリキュア.....」

 

まゆみ「今度は何!?」

 

かな「箒だ!」

 

そしてみらいたちは降りてきた。降りてくる時にスカート中が見えそうだったので、目を逸らしたけどな

 

ベニーギョ「プリキュア.....今日こそ潰す!そして坂田一馬も!出ておいで!」

 

そしてベニーギョはクリスマスツリーとゴミ箱を合体させたドンヨクを出してきた

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

ミラクル(ルビー)「みんなが楽しみにしているクリスマスを邪魔しないで!」

 

ベニーギョ「また訳わかんない事言ってるし......行きな、ドンヨクバール」

 

ドンヨク「ガッテン!」

 

フェリーチェ「一馬!二人を連れて逃げてください!」

 

一馬「お、おう!さぁ!かな!」

 

かな「う、うん!」

 

オレとかなは走ろうとするが、まゆみは動かなかった

 

一馬「ん?まゆみ!早く!」

 

まゆみ「あ、足が.....」

 

ちっ、ガクブルになっちまったか。まぁ無理もないぜ

 

一馬「また失礼するぜ!」

 

まゆみ「え?」

 

オレはまゆみをお姫様抱っこした。そして、かなと一緒に避難した

 

一馬「ここなら、大丈夫だろう.....」

 

まゆみ「お、降ろしてよ!もう足大丈夫だから!」

 

一馬「そうか?なら、よっと」

 

まゆみ「ふぅ.....」

 

かな「というか、一馬くんってあの魔法つかいたちと知り合いなの!?」

 

まゆみ「そうよ!さっき一馬の名前を呼んでたし!後それに!あの赤い人も、名前を言ってた!」

 

不味い......こうなったら.....嘘を交えて話すしかない

 

一馬「あーそれは.........話してやるよ。オレとアイツらの関係を」


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