魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター) 作:ドッカン
オレはまゆみとかなに、嘘を交えながら話した
一馬「えーっとどっから話せば良いか.....ある日な、ああいうのに似たような怪物が現れたんだよ。あいつが召喚してさ」
まゆみ「え!?前にもあんななのと遭遇したことがあるの!?それにあのサンタっぽい人とも!?」
一馬「あぁ。オレは必死に逃げたさ。でも、逃げてるのに夢中でつまずいて転んだんだ。その隙に怪物は距離を詰めてきて、すぐ近くまで来たんだ。あぁ、オレの人生終わった.....と思っていたよ。けど眩しい光と共に、アイツらが現れて」
かな「あの魔法つかいたちに助けられたのね!」
一馬「あぁ、そしてオレはアイツらと仲良くなった」
かな「でも、どうしてわたしに言わなかったのよ!魔法つかいに会ったって!」
一馬「口止めされてたんだよ。内緒にしてって言われてさ。だからオレは誰にも言わなかったんだ。無論写真も撮ってない」
かな「内緒......」
一馬「まゆみ、かな、黙ってて悪かったな。オレが魔法つかいに会っていたことを」
まゆみ「うぅん、謝らなくても良いよ」
かな「そうだよ!それに、本物の魔法つかいに会えたし!」
一馬「そうか......」
かな「あ、でも!あの赤い人、一馬くんの名前を知ってたよね?」
まゆみ「あ、それ思った!どうして!?」
一馬「多分、仲良くなった時に名前を聞かれたんじゃないかな.......っとあの光は....どうやらもうすぐ終わるようだぜ」
かな「ねぇ!ちらっと見ようよ!」
まゆみ「え、えぇ」
一馬「仕方ねぇな」
オレ達はさっきの広場を建物の影からチラッと覗いた。そこでは、エクストリームレインボーをぶっ放していた
かな「ねぇ!何あの姿!さっきとは全然違う!より魔法つかいっぽい!」
まゆみ「でも、一人だけ魔法つかいっぽくないね。なんていうか女神様?」
一馬「あーあの姿は、あの怪物を倒すための姿的な?」
ミラクル&マジカル&フェリーチェ(アレキサンドライト)「キュアップ・ラパパ!虹の彼方に!」
ドンヨク「ドンヨクバール!!」
まゆみ「凄い......」
かな「本当に怪物をやっつけちゃった!」
そしてみらいとリコはアレキサンドライトスタイルからルビースタイルへ、ことははエメラルドスタイルへ戻った
まゆみ「あの....助けていただいて」
まゆみ&かな「ありがとうございました!」
マジカル(ルビー)「うぅん。気にしないで」
ミラクル(ルビー)「じゃあわたしたちはこれで」
すると
かな「あ、あの!魔法つかいですよね!一馬くんから聞きました!」
ミラクル&マジカル(ルビー)&フェリーチェ「!?」
みらいたちは青ざめた顔になった
ミラクル(ルビー)「え、えっと......」
みらいはオレの方をチラ見してきた。オレはスマホを起動して、文字を打ってそれをみらい達に見せた
『悪りぃ、嘘を交えたが、コイツらに喋ってしまった』
ミラクル(ルビー)「一馬くん......」
かな「わたし、ずっと魔法つかいをさがしてたんです。だから!」
まゆみ「かな、待って!」
一馬「そうだぜ。オレが言ったことを忘れたのか?」
かな「....はっ!?そうだった!秘密だったって一馬くんが言ってたの忘れてた!」
2人がみらい達を見てない瞬間にオレは素早く文字を打ってまた見せた
『嘘の話で、内緒にしてってお前達に言われたことになってるから』
マジカル(ルビー)「なるほどね.....えーっと2人とも?」
かな「はい!」
まゆみ「何でしょう」
マジカル(ルビー)「前に一馬にも言ったのだけど、魔法つかいには決まりがあって......」
ミラクル(ルビー)「正体は秘密にしなくちゃいけないの」
フェリーチェ「だから.....」
かな「分かっています!」
おいおい、忘れてたやつが何言ってんだ。そしてかなはミラクルたちの手を取った
かな「一馬くんと同じように、誰にも言いません!約束します!」
ミラクル&マジカル(ルビー)&フェリーチェ「ありがとう」
ミラクル(ルビー)「でも、それで良いの?」
かな「わたしは、魔法つかいさんが本当に居たって分かっただけで十分なんです!」
まゆみ「あ、わたしも誰にも言いませんから!」
一馬「オレも、これまで通り誰にもバラさないぜ」
マジカル(ルビー)「助かるわ」
そして、ミラクル達は飛んでいった
まゆみ「行っちゃった.....」
かな「うん、でも、すごく嬉しかった!」
すると、雪が降ってきた
一馬「雪だ.....」
かな「綺麗....」
まゆみ「本当.....」
一馬「それにしても、良かったな、かな」
かな「うん!最高のクリスマスプレゼントになったよ!それに、他にも分かったことがあるし!」
一馬「何だよ?」
まゆみ「何?」
そしてかなはオレとまゆみの手を取った。そして
かな「やっぱり信じてくれる人がいた方が良いなって」
と小声で言った
まゆみ「え?よく聞こえなかった」
かな「えへへ、独り言〜」
一馬「ふっ、あっははは!!」
そして、家に着いたので、まゆみとかなとは別れた。そしてしばらく家でいると、みらいたちが来た。そして、クリスマスイブの夜はみらいたちと過ごした