魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター) 作:ドッカン
絨毯は、魔法商店街の広場に降りた
一馬「ランプを持った......招き猫か?」
オレたちはじゅうたんから降りた後、招き猫の様な銅像の前に立っていた
リコ「この像は商店街のシンボルでね、情熱の炎を守っているの」
みらい「情熱の炎?」
?「この街には古い伝説があるんじゃ」
一馬「うぉ?!」
後ろを向くと、とんがり帽子をかぶったジジイがいた。しかしこのジジイ、いつのまに現れた
みらい「ひゃ?!」
リコ「あ、フックさん!」
フック「はるか昔、この街が深い闇に覆われた時のことじゃ」
あ、これ長いやつだ
フック「光を失い、街は荒れ果て、人々は輝きを失い欠けた。その時じゃ、突然炎が吹き出した。炎は人々に希望と情熱をもたらしたのじゃ。闇は消え、街は活気を取り戻したそうな。炎は人々の情熱を宿し、今でもこうして燃え続けておる」
ありゃ、意外とそんなに長く無かったな
一馬「ほへぇー」
みらい「へぇ〜」
フック「少年、そしてお嬢さん。ペガサス横町の伝説もまた凄いぞ!はるか昔....」
あ、話の1つ1つは短いが、いろんな話を話すパターンだこれ
リコ「あ、わ、わたしたち買い物があるからこの辺で......」
リコが小声で
リコ[話し出したら止まらないのよ]
一馬[そうか]
モフルン「甘いにおいがするモフ!」
一馬「は?甘いにおい?どこに.......」
みらい「きっとあれじゃない?」
みらいは綿菓子の方を見て行った
モフルン「モフ!」
みらい&モフルン「美味しそう〜」
一馬「てめーら、ここに食いに来たんじゃねぇだろうが」
リコ「そうよ!」
そして、オレたちはリコの案内で、服屋?に来た
一馬「ここ服屋か?」
リコ「そうよ、ここは商店街一腕の良いって噂されているフランソワさんの服屋よ」
一馬&みらい「へぇ〜」
リコ「まぁ、腕は良いんだけど......」
腕は良いんだけど?どゆことだ。で、オレたちは店に入った。そして、リコが言ったことの意味がすぐ分かった
フランソワ「リコちゃん!いらっしゃーい!」
オカマだった。だがオレの知ってるオカマとは違い、青髭が無かった。オレ知ってるオカマは誰かって?それは西郷特盛やアゴ美、後はそれら+αをまとめた青髭海賊団。他にはこれは女装になるが、パー子にヅラ子にパチ恵だな。知らないのだったら、銀魂読みやがれ!本屋に行けば大抵売ってるから
リコ「ど、どうも.......」
う、浮いてる。バッグや服や帽子やら、いろんなのが浮いてやがる。しっかし、あのフランソワさんの声ってどこかで聞いたことあるんだよな.....何だっけ
フランソワ「まぁ!ナシマホウ界のお洋服じゃない!どっちもセンスいいわねぇ。それに、そっちのお嬢さんのぬいぐるみも可愛い」
モフルン「モフルンモフ!」
フランソワ「きゃぁぁぁぁぁ!?喋った?!この子喋れるのね!ふわっふわでキュートね!」
モフルン「苦しいモフ.....」
一馬「うーん....どっかで聞いたことのある声なんだよなぁ.......」
リコ「どうしたの?」
みらい「そういえば、わたしもどこかで聞いたことのある声だ..........あー!」
フランソワ「あら、どうしたの?」
みらい「一馬くん!どこかで聞いたことある声かと思ったら、あのオカマさんだよ!ガンダムの!」
一馬「あー!そうだ!思い出した!オルフェンズ のガンダム・グシオンのパイロット、クダル・カデルにそっくりなんだよ声が!」
思い出した......あんな強烈なキャラだったのに、何で忘れてたんだオレは
リコ「ガンダム.....?」
フランソワ「グシオン......?それにクダル・カデル......?そんなにそのクダル・カデルって人と、わたしの声が似ているの?」
一馬「ああ!似ているんだ!なら、聞かせてやろうか。えーっと.....」
オレはスマホを取り出して、操作しようとする。しかし
リコ「これ以上時間をかけたらどうするの!」
一馬「わ、悪りぃ....」
リコに止められてオレはスマホを仕舞った
みらい「そういえばリコちゃん、ナシマホウ界って?」
リコ「あなたたちが住んでる世界のことよ。魔法界ではそう呼んでるの」
一馬「へぇー」
みらい「そうなんだ」
リコ「あの、この2人に魔法学校の制服を」
え、何でオレの分も制服がいるのかって?校長曰く「魔法学校にとどまるのだから、制服ぐらいは必要じゃろう」とのこと