魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター)   作:ドッカン

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一応コレで本編はおしまい


122話

俺はショッピングモールのプラモ屋に入った後、店長や他の店員と挨拶をして店の準備をした。そして、開店した

 

一馬「いらっしゃいませ!」

 

お客さんがどんどん入って来る

 

「これお願いします」

 

一馬「はい、お買い上げありがとうございます!」

 

俺は主に会計や商品を並べたりしている。後、展示用のガンプラも作ったりしてるな。そして昼

 

一馬「ふぅ....とりま休憩っと」

 

店長「おう坊主!お疲れさん!」

 

店長がやってきた

 

一馬「店長、坊主なんてやめて下さいよ。俺はもう19なんすよ?」

 

店長「俺からすればお前はまだ坊主だ!」

 

この人とはここで働く前から知り合いでなーよくガンプラの話とかしてたんだぜ?後、塗装などのコツを教えてくれた人でもある

 

店長「そうだ、お前さん今日はたしかダチの試合なんだろ?」

 

今日は壮太のサッカーの試合だ

 

一馬「えぇ。まぁ行けませんけどね」

 

店長「行けよ」

 

一馬「え?」

 

店長「その試合見に行けって言ってんだよ!今日はお前さんの仕事は終わり!後は他の奴らに任しとくからな」

 

一馬「えぇ!?何でですか!?」

 

あ、そうそう。ここの店員結構いるだよねー。お陰で何人か減っても支障は出ないという

 

店長「決まってんだろ!ダチならダチの勇姿を見に行くもんだぜ!それに、お前さんの彼女も見に行くんだろうな?1人にさせるのかぁ?」

 

うぐっ.....

 

一馬「そう言われると......」

 

店長「というわけで今日はお疲れさん!」

 

一馬「は、はぁ....じゃあお言葉に甘えて......」

 

オレはエプロンを脱いで、下へ降りて、バイクでショッピングモールを後にした。そしてスタジアムへ向かった

 

一馬「おう、お前ら!待たせたな!」

 

そこには、ゆうと、かな、まゆみが既にいた

 

ゆうと「一馬!?仕事はどうしたの!?」

 

かな「そうだわ!もしかしてサボってきたの!?」

 

一馬「ちげーよ、店長に言われたんだよ。今日のお前さんの仕事は終わり!お前さんはダチの試合を見に行け!ってな」

 

まゆみ「そっかー、でもコレで後はみらいだけだね」

 

一馬「そうだなっと、おっ、壮太が来たな」

 

すると

 

みらい「お待たせー」

 

っとみらいが来た

 

一馬「おせーぞみらい!」

 

まゆみ「ほんと、遅すぎ!」

 

みらい「ごめん、授業が....って何で一馬くんがいるの?」

 

一馬「店長に言われて来た」

 

みらい「なるほど....」

 

一馬「それに、壮太の奴もちょうど出て来たしな」

 

ゆうと「聞いたよ?勉強頑張ってるんだって?」

 

かな「そう、凄いんだよー!」

 

その時、壮太がシュートを決め、ホイッスルが鳴った

 

壮太「よっしゃ!やったぜ!」

 

壮太が俺たちにサムズアップをして来た。俺はサムズアップした

 

まゆみ「肝心なとこ見てなかった.....」

 

一馬「俺は見てたぜ」

 

まゆみ「中2の時と変わらないね、壮太」

 

一馬「だな」

 

そして、試合が終わった後、俺たちはゆうとと別れて、みらい、まゆみ、かなと歩いた。バイクはちゃんと押しているぜ

 

かな「中学2年生か.......あの頃からすっかり見なくなったな、魔法つかい」

 

まゆみ「懐かしいね、かなのその話題」

 

魔法つかい......か

 

かな「うーん、もう一度会いたいな!」

 

リコ.....ことは......クリスタル......お前たちは今何をしている?そして、まゆみとかなと別れた後、俺はみらいを乗せて家に戻った。晩飯はみらいの家で食べる予定だ

 

一馬「ただいまーっと」

 

オレは家に入ると、飾ってある刀の前に立つ

 

一馬「なぁクリスタル。今日は壮太の試合があったんだぜ。アイツは変わらなかったぜ中2の時からな」

 

そして、しばらくしてみらいから晩飯が出来たという連絡が来たから、オレはみらいの家で飯を食べた。そして家に戻った。そして展示用のサンプルのMGガンダムエクシアリペアIVを作っていて、ふと窓から空を見上げた

 

一馬「今日は十六夜..........リコ......ことは...........そういや5年前だったな。リコと会ったのは...........行って見るか!」

 

俺は作業をやめて、下へ降りた。下へ降りると、刀が落ちていた

 

一馬「何で刀が落ちてるんだ?コレもそろそろ買い替える時.......いや....」

 

まさかクリスタルが?それなら、コレを持っていくか

 

一馬「行くぜ、相棒!」

 

俺は刀を腰のベルトに帯刀して、外へ出た。するとほぼ同時にみらいも出た。モフルンも一緒だ

 

一馬「みらい...」

 

みらい「一馬くん....」

 

しばらく沈黙した後

 

一馬「行こうか、アイツと初めて会った場所へ」

 

みらい「うん....」

 

オレとみらいは公園へ向かった

 

みらい「今日ね、壮太の試合があって、みんなで応援に行ったんだ。そうそう、いちごメロンパンに新作が出たんだって。今度学校終わったら......あ、今私いろんな国の事を勉強してるんだ。お母さんのお店の仕入れで海外にも行ったりね。もっと知りたいんだ。私の世界のワクワクを」

 

一馬「俺は前から行ってるプラモ屋で働いているぜ。まぁ、元気に楽しくやってるぜ」

 

みらい「そしていつか......」

 

一馬「いつか......」

 

みらい&一馬「話したいことが.....いっぱいあるんだ(いっぱいあるんだぜ)」

 

一馬「ハモったな」

 

【挿入歌 ふたつの願い】

 

みらい「うん.........今夜は十六夜だね.....会いたいな......」

 

みらいの目から涙が出た

 

一馬「会いたい.....」

 

初めてリコと会ったあの時から、5年も経ってるんだ。俺だって、会いたい。すると、何かの気配を感じ取った。それはみらいも感じ取ったらしく、オレたちはその気配に引き寄せられるように歩いた。すると、そこにあったのは

 

みらい「これって......」

 

一馬「杖の木.....か?」

 

それは、初めて魔法学校に行った時に見た、杖を実らせる木に似ている木だった。すると、枝が落ちた音がした。オレたちは振り向いた。そこには.......4年前までみらいが持ってた杖に似た形の枝が落ちていた

 

みらい「私を連れて来てくれたの?」

 

一馬「お前も、俺をここまで?」

 

俺は刀を抜いた。そこには[混沌滅殺]と刻まれた黒い刀身が光ってるだけだった。だが、俺たちは顔を見合わせて頷いた。そして、みらいは枝......杖を、俺は刀......日輪刀を空に向けた。そして

 

みらい&一馬「キュアップ・ラパパ!」

 

一馬「もう一度アイツらに会わせてくれ!」

 

みらい「もう一度みんなに会いたい!」

 

しかし、何も起こらない

 

一馬「ふっ、なんてな何も起こらないか。馬鹿だな俺たちは....戻るか」

 

みらい「うん......」

 

俺たちは戻ろうとする。だが!

 

一馬「.......みらい。晩飯食った後のかの子ばあちゃんの言葉、覚えてるか?.....」

 

オレはふと、思い出した事をみらいに言った

 

みらい「おばあちゃんの言葉......っ!」

 

かの子ばあちゃんが言った言葉、[素直な言葉は力になる。想いが繋がっていれば、それは奇跡を起こす]

 

一馬「なぁ、もう一度、いや、何度でもやってみようぜ!そうすれば......きっと......」

 

みらい「うん!想いが繋がっていれば......強い想いがあれば!きっと......きっと!」

 

一馬「あぁ!だから、奇跡を見せてやろうじゃないか!俺たちの手で!」

 

俺たちは走って見晴らしの良い噴水前に向かった。そして、そこで月に向かってみらいは杖を、オレは日輪刀を掲げた

 

みらい&一馬「キュアップ・ラパパ!」

 

一馬「アイツらに会わせてくれ!」

 

みらい「みんなに会いたい!」

 

オレたちは何度も叫んだ、キュアップ・ラパパと、叫んでる間、オレたちはリコと出会い、モフルンが喋るようになった日の事

 

みらい&一馬「キュアップ・ラパパ!」

 

一馬「アイツらに会わせてくれ!」

 

みらい「みんなに会いたい!」

 

初めて魔法界に行き、そこで校長やグスタフさんやフランソワさんやロレッタさんたち人魚と会った日のこと

 

みらい&一馬「キュアップ・ラパパ!」

 

一馬「アイツらに会わせてくれ!」

 

みらい「キュアップ・ラパパ.....みんなに.....会いたい.....」

 

チビが花海ことはとなって再開した日のこと

 

みらい「キュアップ......ラパパ.....みんなとずっと仲良しで.....居たい。キュアップ.....ラパパ.....みんなとずっと一緒に居たい.....キュアップ・ラパパ.......」

 

一馬「くっ......キュアップ・ラパパ!ずっと、アイツらと.......会わせてくれ!!!!」

 

みらい「キュアップ・ラパパ!キュアップ・ラパパ!キュアップ.....ラパパ......」

 

だがしかし、何も.......何も起こらなかった。畜生!!!奇跡を見せてやろうじゃないかって言ったじゃないか!俺!ここで凹むんじゃねぇ!!!頑張れ!俺!頑張れ!!!!!

 

みらい&一馬「キュアップ.....ラパパ....」

 

一馬「リコに.....アイツらに.....会わせてくれ......」

 

みらい「リコに.....みんなに....会いたい.....」

 

すると、日輪刀の刀身が赤くなり、みらいの杖は、あの杖になった。すると俺たちは桜吹雪に見舞われた。オレたちは目を瞑ってしまった。目を開けるとそこには

 

一馬「ハッ!?え!?」

 

みらい「空!?これって、魔法.....?」

 

何とスカイダイブをしてた。コレは....奇跡なのか?

 

一馬「みらい!俺の手を掴め!」

 

日輪刀を納刀して、みらいに手を差し伸べた。みらいは手を掴んだ。すると光が現れた

 

みらい「な、何!?」

 

一馬「!?みらい!アレは!」

 

何と光の中から、カツムリアが!

 

みらい「カタツムリア.......」

 

するとみらいはモフルンを手放してしまう

 

みらい「あ!?モフルン!!」

 

一馬「任せろ!」

 

オレはモフルンに手を伸ばす。くっ....取れねぇ....スカッてしまう。もうダメか!と思ったその時!アイツが......アイツが......5年前の.....あの時と同じように.....モフルンを......

 

?「ダメじゃない気をつけなきゃ。モフルンは2人の大切な友だちでしょ?」

 

一馬「お、お前.....本当にお前なのか.......?」

 

みらい「夢じゃ......ないよね?」

 

【キラリ☆100カラットの奇跡】

 

そうそれは、リコだった......本当に奇跡は起こった!

 

リコ「みらい!一馬!」

 

リコは俺たちに抱きついて来た

 

みらい「リコ!リコ!リコ!会いたかった!会いたかったよ!」

 

一馬「俺もだぜ!4年も待たせやがって!」

 

リコ「私もよ!ずっと!ずっと!ずっと!そして、2人にやっと会えた!」

 

すると

 

?「苦しいモフ......」

 

なんとモフルンが動き出したのだ!

 

みらい「モフルン.....」

 

すると俺たちの前に、アイツも現れた

 

?「みんなの声聞こえたよ!」

 

そう、ことはだった

 

みらい&リコ「はーちゃん!」

 

一馬「ことは!」

 

ことはは俺に抱きつく。こいつ、あの時のまんまだな!

 

ことは「みらい!リコ!一馬!モフルン!」

 

一馬「ことは!」

 

みらい「はーちゃん!」

 

更に、突然光って、何かが現れた。それは

 

クリスタル『久しぶりだな、相棒』

 

一馬「っ!クリスタル!」

 

そう、クリスタルが現れた。オレはクリスタルを手に取る。そしてオレたちは光に包まれて、地上へ降りた

 

みらい「また、みんなと会えた!ワクワクもんだぁ!」

 

そしてオレの家に帰って4年間の事をそれぞれ話した。リコは魔法学校の先生になったとのこと、ふっ、リコらしいと思ったぜ。ことはは、まぁ簡単に言ったら神になったってことだな。スケールがデカすぎるぜ......俺もみらいも今のことを話したが、特にオレのことは少し笑っていたぜ。でもリコ曰く、一馬らしいとのこと。まぁ、否定は出来ないけどな。そして後はアニメとかを見たぜ。鬼滅の刃が今や超人気になっている事に2人は超驚いてたぜ。まぁ、アニメ化がきっかけで爆発的に人気なったからな、鬼滅は。さてと、これから騒がしい日々がまた始まるぜ!

 

[更に数年後]

 

?「Zzzz......」

 

津成町の一馬の家、そこでは1人の少年が寝ていた。

 

?2「一刀お兄ちゃん!起きて!朝だよ!」

 

誰かがドアを叩く音がする

 

一刀「Zzzz.....」

 

しかし、一刀と呼ばれた少年は起きない

 

?2「こうなったら、きょーこーとっぱー!!!」

 

すると、ドアが勢いよく開けられた。そして、茶色に近い金髪の女の子が入ってきた

 

?2「すぅ~......起きて!!!!」

 

一刀「うわぁ!?」

 

耳元で大声を聞かされた一刀は飛び起きた

 

?2「えへへ、おはようお兄ちゃん!」

 

一刀「あー、おはよう明日香.....」

 

明日香「お兄ちゃん、朝ごはん食べようよ!リナちゃんももう椅子に座ってるよ!」

 

一刀「う、うん」

 

一刀と明日香は一緒に降りた

 

?3「やっと起きたのね、ねぼすけ兄さん」

 

と紫髪の女の子が言った

 

一刀「誰がねぼすけだリナ。オレはぐっすり寝たかったんだよ

 

リナ「学校行く日なのにぐっすり寝ないでよ!」

 

?4「あら、ようやく起きたのね一刀」

 

キッチンには、更に大人びたみらいがいた

 

一刀「あ、母さんおはよう。あれ?父さんとリコさんは」

 

明日香「パパはもう仕事に行ったよー」

 

リナ「お母様も向こうへ仕事に行ったわ」

 

一刀「そうかー」

 

みらい「ほらほら、早く朝ごはん食べないと、学校に遅れちゃうよ」

 

一刀「あ、ごめん母さん!いただきます!」

 

リナ「いただきます」

 

明日香「いっただきます!」

 

三人は朝ごはんを食べた。そしてランドセルを背負い外へ出た

 

一刀&明日香&リナ「いってきまーす!」

 

みらい「いってらっしゃい!」

 

そして、3人の少年少女たちの1日が始まる


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