魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター)   作:ドッカン

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キュアモフルン編2話

翌日、準備してオレたちは大魔法フェスティバル会場行きのカタツムリアに乗った

 

みらいたち「うわぁ〜!」

 

一馬「ほぉ、あれが会場か」

 

巨大な風船の中に浮島がある。コレじゃまるで風船フェスティバルだな(笑)

 

[ワイワイ、ガヤガヤ]

 

おーおー人が結構いるなぁー

 

みらい「うわぁ!ねぇ!あれなんだろう!」

 

リコ「バルーンごとにお店や展示、イベント会場になってるわ」

 

一馬「リコ、さっき貰ったその水晶、まるでスマホみたいに操作するんだな」

 

リコ「そういえばそうね」

 

みらい「バルーンごとに.....ワクワクもんだぁ!」

 

ことは「みらいー!リコー!一馬ー!はやくー!」

 

モフルン「モフー!」

 

一馬「あいつら早すぎだろ!」

 

そしてオレたちはリフトで移動した。乗り心地は悪くはないぜ

 

モフルン「くまさんがいっぱいモフ!」

 

本当だな、モフルンの見てる先にはクマのキャラクターが......ん?何だ? 嫌な匂いが僅かにする....

 

ことは「どうしたの?一馬」

 

一馬「何でもねぇよ」

 

ことは「?」

 

そして、オレたちは店が並んでいるバルーンに着いた

 

みらい「ここは?」

 

リコ「アパレルバルーン。魔法界中の最新ファッションが集まってるらしいわ」

 

ファッションって事は......

 

フランソワ「みんなー!」

 

みらい達「フランソワさん!」

 

一馬「やっぱりいた」

 

オレたちはフランソワさんのいる場所へ向かった

 

フランソワ「フランソワのフェスティバル限定ショップへようこそ!」

 

みらい「限定ショップ?」

 

フランソワ「あなたたち何その格好。お祭りなんだから、もっとオシャレしなくちゃ!まずは、みらいちゃん!リコちゃん!はーちゃん!モフルンちゃんからよ!」

 

そして試着室へ入ったみらい達。数分後、みらいたちは出てきた

 

みらい「どう?一馬くん」

 

リコ「似合ってるかしら?」

 

ことは「わたしかわいい?」

 

モフルン「モフー!」

 

おぉう、け、結構可愛いな

 

一馬「あぁ、全員似合ってるぜ」

 

みらい「本当!?嬉しい!」

 

ことは「はー!」

 

二人が抱きついてきた。

 

フランソワ「さてと、次はあなたの番よ!相応しい服を用意したわ!」

 

一馬「嫌だね」

 

フランソワ「嫌だね!?」

 

フランソワさんはものすごく驚いた

 

一馬「オレはこのままで良いんですよ」

 

みらい「えー、一馬くんもオシャレしようよー」

 

ことは「そうだよー楽しまないと!だから」

 

みらい&ことは「お・ね・が・い」

 

みらいとことはは甘えるような顔でそう言った

 

一馬「うるさい。そんな顔で言われてもオレは着ないぞ」

 

みらい&ことは「ガーン!?」

 

フランソワ「何て冷たい反応!?」

 

そんなこんなでしばらく言い合いが続いて、よーやく諦めてくれた。そしてオレたちはさまざまなところを回った。飯食ったり、図書館に行ったり、サーカスを見たりしたぜ。途中やな匂いを何回も感じたけどな。そうそうフランソワさんが諦めてくれた後に、リコがこのフェスティバルは、100年に一度だけの願いの石という石の復活を願う大イベントらしいぜ。願いの石ってのは、どんな願いでも1つだけ叶えれるとんでもない石、つまり某7つの玉を揃えたら龍が願いを叶えてくれるのと似たようなもんだぜ。ただし、願いは石に選ばれた1人だけらしいぜ。そして、ブラついていると鐘が鳴り響いた

 

一馬「何だこの鐘は」

 

「石が目覚めるらしいぞ!」

 

そして、どんどん人が移動していく

 

ことは「待ってました!」

 

リコ「行きましょう!」

 

一馬「あ、あぁ。ほら、行くぞ!みらい」

 

みらい「う、うん」

 

こいつ、さっきからたまに願いって呟いたりしてるんだよなー。そしてオレたちは席についた。あそこに願いの石ってのがあるのか。ま、オレは選ばれないよな

 

みらい「すごーい!」

 

一馬「全くだ」

 

モフルン「校長先生モフ!」

 

あ、校長いた

 

校長「皆!今日はよく集まってくれた。さて、ここに眠るは願いの石。100年に一度、世界のどこかで生まれ、人の願いを叶えてくれると言い伝えられている」

 

みらい「願い....」

 

みらい.....

 

校長「石は最も純粋で大きな願いを叶えるという。石が目覚めたらミラクルライトに願いを込めてくれ」

 

オレには願いなんてこれっぽっちもねーぜ。すると、石が輝き出した

 

校長「お........どうやら時が来たようじゃ」

 

リコ「石が.....目覚めるわ....」

 

すると、石が花のように開き始め、中からマデュライト(ドラクエに出てくる赤い鉱石)みたいな石が現れた

 

みらい「あれが.....」

 

一馬「願いの石......」

 

モフルン「モフー!」

 

校長「さぁ!皆!」

 

校長の合図でミラクルライトを点ける人々。けっ、オレは叶えたい願いなんて一つもないね

 

ことは「魔法の本100冊魔法の本100冊魔法の本100冊魔法の本100冊.......」

 

おーいまた連呼してるよことはのやつ

 

リコ「よし、わたしも!」

 

リコもミラクルライトを付けるすると紫の風船が出た。風船はどんどん上っていく

 

リコ「あれ?一馬、みらい、願い事しないの?」

 

一馬「昨日言っただろ?オレには願いなんて無いって」

 

リコ「そ、そうだったわね......みらいは?」

 

みらい「え?えーっと......ずっと考えてたんだけど、これだ!っていうのが思いつかなくて」

 

なるほどだから願いって呟いたりしたのか

 

ことは「何が?」

 

みらい「わたしの.....願い」

 

ことは「うわ!?」

 

一馬「何だことは?げっ!」

 

みらい&リコ「デカっ!?」

 

何とモフルンの風船は周りの風船の何倍もデカかった。こりゃ優勝だな

 

ジュン「でっけぇ!」

 

エミリー「ってあれモフちゃんじゃない!?」

 

校長「ん?おぉ!」

 

願いの石が光出した。そして、モフルンの風船も光出した

 

モフルン「モフー!?」

 

校長「モフルンくん」

 

モフルン「モフ?」

 

校長「石は君を選んだようじゃ」

 

モフルン「モフ!?」

 

リコ「おめでとうモフルン」

 

ことは「はー!」

 

拍手喝采が起こった。オレは拍手してないけどね

 

校長「では、石に願うが良い。何が欲しいのかな?」

 

モフルン「無いモフ」

 

何とモフルンの願いは無かった。その後も校長は質問したのだが、どれも回答は一緒だった

 

校長「お、おぬしは一体何を願ったんじゃ」

 

モフルン「モフルンは、みらいとリコとはーちゃんと一馬のお願いを叶えてほしいってお願いしたモフ」

 

みらいたち「へ?」

 

一馬「はぁ!?」

 

この場にいる全員(一馬以外)「えー!?」

 

おいおい、そんなのアリかよ

 

ケイ「せっかくのお願いを......」

 

アイザック「人に譲るとは」

 

校長「前代未聞じゃなぁ......」

 

ん?なんだまた匂いが.....

 

みらい「ま、まって!自分のことで何か無いの!?」

 

リコ「例えばクッキーいっぱいとか!」

 

モフルン「クッキーは一馬がいつも作ってくれるモフ」

 

一馬「褒めても何も出んぞ」

 

モフルン「モフルンはみらいたちが楽しいと嬉しいモフ」

 

みらいたち「え?」

 

一馬「.....なぁモフルン。選ばれたのはお前だから

よ、お前が願いを叶えないと」

 

モフルン「モフー.....」

 

?「ならば、俺の願いを叶えてもらおう」

 

!?匂いが強くなった!!?アイツは!!!!派手な衣装に派手なアイマスクを付けた何頭身って言えば分からない熊がいた

 

校長「熊?」

 

ジュン「熊だ!」

 

リコ「熊ね」

 

?「いいや.....悪魔....ダ!」

 

っと否定してきた。そして種みたいなのをばら撒いてきた。ってこっちにも来た!?

 

一馬「あの種は何かマズい。少しだけでも減らさないと!」

 

オレは日輪刀を出した。そして構える

 

一馬「全集中.....水の呼吸....拾壱ノ型.....凪!」

 

そして、オレの間合いに入った種を全て斬り裂いた。種は消滅していった

 

?「やるな....アイツ.....」

 

だが、他の席の種からは、魔法陣が現れ、そこから、影の熊みたいなモンスターが現れた。人々は避難した

 

校長「皆!避難を!」

 

モフルン「モフ....」

 

リズ「キュアップ・ラパパ!風よ、吹きなさい!」

 

リズさんが風で影熊を1体倒した。なるほど雑魚か

 

リコ「何が起きてるの?」

 

一馬「!?あの野郎!」

 

あの熊野郎が降りてきた

 

?「願いの石は頂くゾ」

 

一馬「そうさせるかよ!みらい!リコ!ことは!行くぞ!」

 

みらい達「うん!」

 

みらい「モフルン!」

 

モフルン「モフ!」

 

一馬「装着!」

 

オレはレウスXを装着したみらいとリコはサファイアだ。オレたちは熊野郎の元へ向かった


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