魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター)   作:ドッカン

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キュアモフルン編4話

一馬「う.......!?」

 

目が覚めると、会場だった。アイツは!?

 

リコ「あ、一馬.....」

 

一馬「リコ!ことは!ダークマターはどうなった!」

 

ことは「それが.......」

 

リコ「モフルンを連れ去って逃げたのよ!」

 

一馬「なっ!?」

 

リズ「しかもドラゴンを連れて!」

 

リズさんもいた

 

一馬「そうですか....」

 

畜生.....情けねぇ。モフルンを守れなかった.......

 

一馬「そういや、みらいは?」 

 

リコ「みらいは......」

 

ことは「箒で飛んで行っちゃった」

 

一馬「そうか。ならみらいを追いかけようぜ!......うっ......」

 

い、いてぇ......よく見ると体の所々に包帯が巻かれていた

 

リコ「無茶よ!そんな体で!」

 

リズ「そうよ!しばらく休まないと.....」

 

一馬「だけどよ!このままじっといていたら.......アイツが.....みらいが危険な目に遭った時に助けに行けねぇ!それにモフルンだって.......」

 

リコ「.......分かったわ。どれだけ言っても無駄な様だし、行きましょう。はーちゃん 」

 

ことは「うん!」

 

リコとことはは箒を出した

 

リコ「一馬!乗って!」

 

一馬「おう!」

 

オレはリコのホウキに乗った

 

リコ「お姉ちゃん、行ってくるわ」

 

リズ「えぇ、気をつけてね.....」

 

そしてみらいを探しに向かった。そして丸一日経った。その時傷がある程度治ったのを感じて、オレは包帯を取った。そしてしばらく飛んでいると

 

一馬「畜生.....どこにいやがる......!?いた!」

 

みらいを発見した。しかし、箒から落ち掛けていた。そして

 

一馬「!?」

 

リコ「みらい!」

 

みらいは巨大な花にぶつかって落ちた

 

オレたちはみらいを追いかける。そしてオレはみらいの手を掴んだ

 

みらい「一馬くん.....?リコ.......?」

 

一馬「つ、掴んだぜ......」

 

リコ「やっと.....見つけたんだから......」

 

一馬「お、おいリコ?」

 

そしてオレたちは落ちていった。幸い地面が柔らかかったから助かったものの、オレの体に激痛が一瞬走った

 

一馬「くっ......馬鹿野郎!何やってんだお前は!!!!」

 

オレは立ち上がって、みらいに怒鳴った

 

リコ「そうよ!!1人で勝手に飛び出して!!!」

 

すると、みらいは立ち上がってオレたちに背を向けた

 

一馬「みらい」

 

みらい「行かなきゃ......」

 

リコ「その箒じゃ....無理でしょ?」

 

みらいの箒は折れかけていた

 

みらい「でも....」

 

一馬「落ち着け」

 

みらい「だって」

 

くっ.....

 

一馬「落ち着け!!!」

 

オレはまたみらいに怒鳴った

 

みらい「だってモフルンが」

 

一馬「馬鹿が!お前にまで何かあったらどうするんだよ!!!」

 

オレはさらに怒鳴った

 

みらい「え?」

 

すると遅れてことはが上からやってきた

 

ことは「そうだよ。それに、モフルンが心配なのはみらいだけじゃ無いよ」

 

みらい「はーちゃん.....」

 

みらいは目に涙を浮かべた

 

リコ「一緒に、行きましょう。みんなで!」

 

みらい「うん!」

 

ようやくみらいが笑顔になった。やっぱみらいには笑顔が一番だぜ。すると

 

[ぐぅ〜]

 

と誰かの腹の虫が鳴った

 

みらい「あ....」

 

みらい達「あははは!!!」

 

みらい達は笑った。そしてオレ達はまず腹の虫を治めるために食料を見つけに進んだ


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