魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター)   作:ドッカン

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スーパースターズ編 2話

いちか「みらいちゃん!リコちゃん!ことはちゃん!一馬くん!助かったよ。ありがとう!」

 

?「ありがとうございました!」

 

みらい「いえいえ」

 

リコ「お安い御用だし」

 

一馬「オレは別に何もしてないけどな......」

 

リコ「何言ってるのよ、最初に見つけたのは一馬とクリスタルなんだから、何もしてないことは無いわよ」

 

一馬「そ、そうか......」

 

クリスタル『本当の意味で最初に見つけたのは我なのだがな....』

 

一馬「確かにな、ありがとよ」

 

ことは「一馬、びしょびしょだけど大丈夫?」

 

一馬「平気だよこれくらい。すぐ乾くさ」

 

ことは「そっかー。あ、この子は初めてかな?」

 

一馬「そうだな。お前達は誰だ?」

 

はな「わたし、野乃はなと言います!あのですね」

 

みらい&リコ&ことは「可愛い〜」

 

はなが何か話そうとした時、みらい達は花が抱き抱えている赤ん坊に目が入った

 

はな「あ、この子ははぐたんです」

 

はぐたん「はぎゅ!」

 

この子は誰かから預かってるのかな?

 

ハムスター「おっほん、あーオレは」

 

え、このハムスター喋るのか?......もう何が来ても驚かねぇぞ、犬が喋ろうが猫が喋......猫はハミィがいたか

 

リコ「まだ赤ちゃんだった頃のはーちゃんを思い出すわねぇ〜」

 

ことは「はー!」

 

みらい「わたし達もさ、はーちゃんのお世話したもんねぇ〜」

 

リコ「うん!したした、すっごい大変だったものね〜」

 

ことは「えへへ〜」

 

全くこいつらは......

 

ハムスター「あの、オレの自己紹介は.....」

 

一馬「はぁ〜オレが聞くよ。お前は誰だ?ハム太郎?」

 

ハリー「ハム太郎やないわい!オレはハリハム・ハリーさんや!」

 

一馬「あ、ちゃんとした名前あったんだ」

 

その後、オレ達は本格的に自己紹介をした

 

一馬「それで、お前達は何故ここへ?」

 

いちか「あ!」

 

はな「それが、大変なの!」

 

クリスタル『みんな!空を見ろ!何か来る!』

 

空を見ると、巨大な緑の扉から、巨大な化物が現れた

 

はな「あっ!」

 

ハリー「扉の外まで、黒い炎が出とるで!」

 

ウソバーッカ「ウソバーッカ!」

 

みらい「何あれ!?」

 

はな「ウソバーッカ。プリキュアを消しに来たの!」

 

みらい&リコ&ことは「プリキュアを!?」

 

一馬「なるほどな、あれが大変の原因か」

 

いちか「わたし達の仲間も攫われちゃったの!」

 

一馬「ひまり達が!?」

 

相手は相当の強さってことか.....まずは

 

一馬「お前達!さっさと逃げろ!」

 

オレは魔法学校の生徒達に叫んだ。犠牲者を出すわけにはいかないからな.....

 

ウソバーッカ「この魔法界もぜーんぶ、嘘で固めちゃうウソ!」

 

一馬「んなことさせるかよ。行くぞ!」

 

みらい&リコ&ことは「うん!」 キュアップ・ラパパ!」

 

みらい&リコ「サファイア!ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」

 

ことは「エメラルド!フェリーチェ・ファンファン・フラワーレ!」

 

一馬「装着!」

 

オレはレウスXを装着し、右手に焔剣リオレウス、左手に真飛竜刀【丹朱】を装備した

 

はな「えーっ!一馬くんも変身したー!?」

 

ハリー「何か、ゲームに出てくるキャラみたいやな.....」

 

一馬(レウスX)「ん?おい、お前達は何故変身しないんだよ」

 

いちか「それが.....」

 

はな「ウソバーッカのせいで、変身できないの」

 

そう言って2人は変身アイテムを見せてくれた。が、石化してるように見えた

 

ミラクル(サファイア)「そんなっ.....」

 

マジカル(サファイア)「分かったわ、はな達は離れてて」

 

フェリーチェ「ウソバーッカはわたし達で食い止めます!」

 

はな「分かった!」

 

はなといちかはモフルン達と一緒に離れた

 

ウソバーッカ「ウッソー!」

 

ウソバーッカは両手の目の模様からビームを撃ってきた

 

一馬(レウスX)「うぉらぁ!」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「はぁぁあ!」

 

ビームを回避して、オレは武器を構えて突撃、みらいとリコは蹴りで反撃した

 

ウソバーッカ「ウソパッチーン!」

 

が、オレ達の攻撃は手に防がれ

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「きゃぁ!?」

 

一馬(レウスX)「くっ」

 

逆に吹き飛ばされた

 

フェリーチェ「プリキュア ・エメラルドリンカネーション!」

 

ことはは必殺技を撃つ

 

ウソバーッカ「ウソ出の小槌!」

 

フェリーチェ「っ!?」

 

ウソバーッカは左手にウソと描かれたハンマーを生成しそれでなんと必殺技を跳ね返した。ち、ふざけた名前のくせにやるな

 

ウソバーッカ「ウッソー!」

 

ウソバーッカはまたビームを撃って来た

 

一馬(レウスX)「ことは!」

 

オレはことはの前に出て、焔剣でビームを防いだ

 

ウソバーッカ「チッ」

 

一馬(レウスX)「大丈夫か?」

 

フェリーチェ「はい!」

 

一馬(レウスX)「今度はこっちの番だ!」

 

オレは武器を獄炎斧アムガリオンにした

 

一馬(レウスX)「エネルギー.........ブレイドッ!」

 

アムガリオンの剣部分を盾部分にセットすると、盾が展開して超長い炎の刃が現れた

 

一馬(レウスX)「うぉらぁ!」

 

オレはそれをウソバーッカに振り下ろした

 

ウソバーッカ「ウソード!」

 

ウソバーッカは右手にウソと刻まれた黒い炎の剣を生成してそれを防いだ

 

一馬(レウスX)「なにっ!?」

 

クリスタル『何だと!?』

 

防がれたエネルギーブレイドはそのまま消えてしまった

 

ウソバーッカ「からの......ウラギリッ!」

 

ウソバーッカは剣から黒い炎の斬撃を飛ばしてきた

 

一馬(レウスX)「ぐわぁ!?」

 

フェリーチェ「一馬!」

 

オレは斬撃に吹き飛ばされ、湖を超えた先の柱に激突した。

 

一馬「いってぇ.....」

 

やべ、暗い.....瓦礫に埋もれちゃったか?

 

ミラクル(サファイア)「一馬くん!?.....マジカル!」

 

マジカル(サファイア)「えぇ!」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「プリキュア・サファイアスマーティッシュ!」

 

この声......2人も必殺技を放ったか!早くどかして加勢だ.....てか重っ.....

 

ウソバーッカ「ウソサブー!」

 

クリスタル『もっと力を出せ!』

 

一馬「んんっ........だらしゃあっ!」

 

はぁ〜重たかった.......ってウソバーッカの奴、渦みたいな光線を出して対抗してる!?こりゃ加勢しなきゃ!行くぞクリスタル!目には目を!歯には歯を!水には水を!

 

クリスタル『分かったっ!』

 

一馬「装着ッ!」

 

オレはガララZを装着、武器にアスールバスターを装備して湖に飛び込んだ。そしてあっという間にみらい達の元へ泳いで戻った

 

マジカル(サファイア)「一馬!大丈夫なの!?

 

一馬(ガララZ)「あぁ、大丈夫だ!オレも手を貸すぜ!ハイドロバスター!」

 

オレはアスールバスターを構えて、水の光線を撃った。が、状況は変わらなかった

 

ウソバーッカ「お前が加勢したところで、無駄だウソ!」

 

一馬(ガララZ)「くっ.......」

 

フェリーチェ「リンクルン・ピンクトルマリン!」

 

突然ことはがオレ達の前に出てトルマリンバリアを張った

 

ミラクル&マジカル(サファイア)「フェリーチェ!」

 

一馬(ガララZ)「よし、ことはのトルマリンバリアなら.....」

 

クリスタル『待て、周りを見ろ!』

 

マジカル(サファイア)「えっ!?」

 

サファイア「建物が....」

 

一馬(ガララZ)「石化していく.......」

 

なるほど、あれでいちか達の変身を封じたのか!

 

ウソバーッカ「ウソバーッカカカ.......今にこの魔法界も冷たい世界にしてやるウソ!」

 

ミラクル(サファイア)「どんどん石になっちゃう.....」

 

どうする、このままことはがバリアを張ってると、周りが石化......バリアを解けばオレ達が石化.....

 

一馬(ガララZ)「くそッ、絶対絶命だな......」

 

そう言えばはな達は........いた!

 

はな「みんな!はぐたんをお願い!」

 

モフルン「モフ!」

 

はぐたん「はぎゅ?」

 

いちか「え?はなちゃん!」

 

一馬(ガララZ)「おい!」

 

はなはモフルンにはぐを預けて、ウソバーッカの元へ向かった。何するつもりだ.....

 

はな「もうやめて!」

 

ウソバーッカ「ウソ?」

 

はな「ねぇ聞いて!あなたはもしかして、クローバーって言う子を知ってるんじゃない?」

 

[つづく]


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