魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター)   作:ドッカン

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メモリーズ編3話

オレはハム太郎.......じゃなくて、ハリーさんと一緒に探すことになった、はぐはハリーさん、オレはアムールだったけか。その子を連れてるぜ

 

ハリー(人間)「おーい!隠れても無駄やで!」

 

一馬「出てこーい!さあや!ほまれ!.....そういえば、はなが抱き抱えていたあの子と、この子の名前は?」

 

ハリー(人間)「あ、まだ言ってなかったな。はなが抱いていたのはキュアマシェリで一馬が抱いてるのがキュアアムールや。最近プリキュアになったんやで」

 

一馬「なるほど、で、変身前の名前は?」

 

ハリー(人間)「マシェリが愛崎えみるで、アムールがルールー・アムールや」

 

何と、ルールーは外国人か。それに苗字とプリキュア名が一緒なのか

 

一馬「まさか、プリキュア名と苗字が一緒だとは......ま、いいか。よろしくなルールー」

 

ベビーアムール「.......」(こくり)

 

おぉ、うなづいた......のか?

 

ハリー(人間)「やっぱ変身前の名前で呼ぶんやな.......ん?」

 

一馬「どうした?」

 

ん?はぐが震えてる.....ま、まさか

 

はぐたん「ちっちー!」

 

あー小か

 

ハリー(人間)「はぁ、オムツ替えたらんと」

 

一馬「そうだな....どこか座れる場所で替えないと」

 

ちなみに荷物はオレが持ってる。

 

ハリー「一馬も大きくなって結婚してお父ちゃんになったら、こういうことせなあかんで」

 

ふむふむ、こうやってオムツを替えるのか.....そして替えた後、オレ達は休憩することにした

 

はぐたん「はぎゅ?」

 

ベビーアムール「......」

 

一馬「ルールー無口だな......それに落ち着いてるし.....」

 

ハリー「アムールはアンドロイドやで」

 

一馬「へぇ〜なるほど〜だからこんなに.......ヴェ?アンドロイド?マジ?」

 

ハリー「マジやで、ちなみにマシェリは小学生や」

 

な、なるほど.......繋がった。だからはなが巨大ボルトのことをルールーって言ってたのはそういうことなのか。てか、ミデンはアンドロイドもこんな姿にできるんだな。それ以前にアンドロイドまでプリキュアになれるとはな.......世も末だ。そしてえみるはなるほど小学生だから一番小さく.....こりゃアコや亜久里も赤ん坊レベルまで.......

 

クリスタル『お、はながさあやとほまれを連れて戻ってきたようだ』

 

一馬「あ、本当だ。おーい!はな!こっちだ!」

 

はな「はぁ.....はぁ.....」

 

め、目に隈が出来てる.....相当探して、3人に振り回されたようだな

 

ハリー「2人とも見つかったんやな。ようやったで!」

 

一馬「おい、大丈夫か?」

 

はな「大丈夫.....それより....ミルクをお願い.......」

 

ハリー「お、おぅ......」

 

ハリーさんはハムスター姿のままささっと乳児用のミルクを作った

 

はな「ほら、マシェリ〜」

 

そのミルクをはなはえみるに飲ませようとした

 

ベビーマシェリ「いやー!」

 

だがえみるは哺乳瓶を蹴り飛ばした。そりゃそうだよな。知らん奴に飲まされるのって......

 

ベビーマシェリ「ママ〜!ママ〜!」

 

ベビーアンジュ「このこもかえりたいんだよ」

 

そうだよな。母親、家族のところへ戻りたいよな......

 

ベビーエトワール「だってこわいもん、おばけも、おねえちゃんも」

 

はな「.........」

 

ま、記憶を抜き取られてるから、こいつらから見るオレ達は初対面の赤の他人だしな。えみるとルールーはそもそもオレは初対面だがな

 

なぎさ「あー!はなちゃんと一馬みーっけ!」

 

なぎささんがほのかさんを連れて来た

 

一馬「なぎささん......」

 

ベビーほのか「わたし、おうちかえりたい!たすけてー!」

 

なぎさ「もうかんべんしてよーこれじゃ私攫ってきた人じゃん」

 

もしオレがそうなってたら.......今ごろとんでもねぇことになってるな

 

ハリー「あ!また逃げるんか!」

 

ハリーさんの声を聞いてオレとはなは立ち上がった

 

はな「エトワール!」

 

逃げようとしていたほまれは転んでしまった

 

一馬「ほまれ!」

 

オレはすぐにほまれのところへ向かい、ほまれを抱き抱えた

 

一馬「大丈夫か?」

 

ベビーエトワール「うぇぇぇぇん!!!」

 

一馬「よしよし....」

 

オレはほまれをなだめる。が、一向に泣き止まない

 

ベビーマシェリ「えええん!!!」

 

はな「さあや!マシェリを......」

 

ベビーアンジュ「うっ.....うっ....」

 

あーあーほとんどの奴らが泣いてるよ.....

 

ハリー「あーもう泣くなや!」

 

ハリーさんもオレのそばに来る

 

ベビーアムール「........これ」

 

ルールーははなにピンクのデジカメを渡した。もしかしてはなが立ち上がった時に落としたのか?

 

はな「ありがとう.....っ!」

 

はなはデジカメの画面を見て泣いていた。よく見るとそこには、小さくなる前のさあや達と撮った写真が写っていた。えみるとルールーってこんな見た目か.....

 

はな「なんで、こんなことになっちゃったの..........ううっ、なんでみんな.....わたしのこと忘れちゃったの......さあや.....ほまれ.....えみる....ルールー......いっぱいいっぱい一緒にいたのに.......一緒に沢山頑張って.......一緒に沢山笑ったのに......みんなのこと......大好きなのに.....うぅ.....ううぅ.......」

 

一馬「........」

 

そうだよな。もし小さくなったみらい達に会っても。オレのことを忘れている......みらいは少しは覚えてるかもしれないが、リコとことはは......

 

ハリー「なんや!プリキュアとあろうものが、へこたれとる場合ちゃうやろ!」

 

一馬「そんな言い方は止めろ!なぎささんやはな達はな、プリキュア以前にただの中学生だ!」

 

まぁ、小学生や高校生もいるが......

 

なぎさ「そうよ!自分でどうすることも出来ないって時には、誰だってそうなるに決まってるじゃない!わたしだって......わたしだって.......」

 

一馬「なぎささん......」

 

なぎささんも泣いていた.......

 

クリスタル『.......むっ!?この気配はミデン!』

 

何!?

 

はぐたん「はぎゅ!」

 

するとはなのデジカメから煙が飛び出して.....ミデンが現れた。まさかこいつ、カメラから出てくるとは!


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