魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター)   作:ドッカン

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本編
1話


?「さーてと、積んでるガンプラを作るか.......それにしても、今夜はやけに明るいな。ちょっと景色を見るか」

 

よぉ、オレの名前は坂田一馬(さかたかずま)。ここ、津成木町(つなぎちょう)に住むただのガンプラとゲームと漫画等々が好きな少年さ。今オレは積んでいるガンプラこと積みプラを作ろうとしていたのだが、やけに明るいと思い、オレは窓から景色を見た

 

一馬「明るいと思ったら、でっけー月だな........ん!?」

 

オレは綺麗な月を見ていたのだが、オレの目が何か飛んでいるのを捉えた。しかも、変な飛び方だ。あ、落ちた。何だアレは.......うぐっ!?この感じは.......は、吐き気が.......ち、畜生さっきのを目で追いかけたせいか。オレはトイレへ向かってリバースした。そしてオレは部屋に戻り積みプラを何体か作って寝た

 

[翌日]

 

オレは起きて私服に着替えた。そして、部屋の壁に飾ってある木刀を腰のベルトに刺した。昨日の夜見たアレを調査するためだ。万が一ために武器はいるしな。下へ降りたオレはパンを適当に食って。外へ出て隣の家というか店へ向かった

 

?「あら、一馬くんおはよう」

 

一馬「あ、おはようっす。かの子ばあちゃん」

 

店の前で掃除をしているおばあちゃん。この人は結希かの子おばあちゃんで、オレの隣の知り合いのおばあちゃんだ。優しいんだぜ?オレは店の中に入った

 

一馬「おっす」

 

入ると、女の子がオレの前に来た

 

?「一馬くんおっはよう!」

 

一馬「おう。おはようみらい」

 

こいつは朝日奈みらい。オレのお隣さんで、オレの彼女だ。えーっと告白したのが修了式の終わった後に屋上で告白したな。そしてそれを他の奴らに見られて大騒動になったけどな。ちなみに口調は「今、○○って言いました?!」と「ワクワクもんだぁ!」だぜ

 

?「あら、一馬くんおはよう。ちょっと手伝ってくれないかしら?」

 

一馬「良いっすよ今日子さん。で、何をすれば?」

 

今日子「みらいと一緒に手伝ってね」

 

この人はみらいの母さんの今日子さん。この店の経営者だな。後、オレ的にもお母さん的な人で、1人暮らしのオレを家族のように扱ってくれるしな。あ、一人暮らしだけど、ちゃんと父さんと母さんはいるぜ。まぁ仕事の関係で離れて暮らしてるけど

 

みらい「えへへ、一緒に頑張ろう!」

 

一馬「おう!」

 

オレとみらいは早速今日子さんの手伝いをした。その時みらいがこう呟いた

 

みらい「なんだったのかな昨日のアレ......」

 

アレってまさか

 

一馬「え?お前も見たのか?アレを」

 

みらい「もしかして、一馬くんも?」

 

一馬「あぁ」

 

みらい「凄い!偶然だね!」

 

本当に偶然だな

 

今日子「それって流れ星か何かでしょ?」

 

一馬「流れ星でも、あんな変則的な落ち方はしないっすよ」

 

みらい「そうだよ、流れ星はパーって落ちても、クルクルは無いでしょ?」

 

かの子「ひょっとしたら、それは箒に乗った魔法つかいかもしれないわね」

 

あー始まったかの子ばあちゃんの魔法つかい発言

 

今日子「もう、何かあるとすぐそれなんだから」

 

この人はこういう話を信じるんだよなー何でだろうか

 

みらい「おばあちゃん!今、魔法つかいって言いました?!」

 

みらいの言葉にかの子おばあちゃんは傾いた

 

みらい「あるねぇ、魔法つかいの可能性。それってワクワクもんだぁ!」

 

一馬「本当に魔法つかいなんているのかねぇ?」

 

みらい「いるよ!絶対!」

 

一馬「お、おう......」

 

オレが知ってる魔法つかいは、五人兄弟+αで、戦うマジな魔法つかいこと魔法戦隊マジレンジャーと、指輪で魔法を使って絶望を希望に変える、仮面ライダーウィザードだな

 

今日子「勉強にもそれくらいワクワクしてくれると良いんだけどね」

 

みらい「うっ?!」

 

一馬「うげっ?!」

 

い、今の今日子さんの言葉、オレにも突き刺さるぜ.......

 

みらい「大丈夫!わたしも一馬くんもまもなく中学2年生!成長したわたしたちを見てて」

 

一馬「ま、まぁな。今度授業参観があったら、オレとみらいの勇姿をしかとその目ん玉に焼き付けてくれよ!」

 

今日子「はいはい。さて、そろそろお父さん起きてくる頃かしらね?」

 

みらい「ほぇ?」

 

今日子「いてもたってもいられないんでしょ?後はお父さんに手伝ってもらうから、流れ星でも魔法つかいでも気の済むまで探してらっしゃい」

 

みらい「え?良いの?!やったー!一馬くんも一緒に探そう!」

 

一馬「あぁ、オレだって探すつもりだったしな」

 

みらい「やったー!魔法つかいさんを探して、ついでに一馬くんとデート......ワクワクもんだぁ!」

 

今日子「あ、そうそう。みらい、こっちに来て」

 

みらい「?」

 

一馬「じゃあ、オレは外で待ってるぜ」

 

みらい「うん!」

 

オレは店の外へ出た。そして、五分もしない内にみらいが出てきた。持ってるカゴにはみらいが生まれたときから大切にしている熊のぬいぐるみのモフルンが入っていた。笑うなよ?みらいにとってモフルンは兄弟同然に育ったようなものだからな。そしてオレはみらいの首にかけてる物に気づいた

 

一馬「なぁみらい。そのペンダントは何だ?」

 

みらい「ん?これ?さっきお母さんが手伝ってくれたご褒美として貰ったの」

 

一馬「へぇ、中々綺麗じゃねぇかそれに、お前に似合ってるぜ。それ」

 

みらい「本当!?嬉しいな!」

 

そしてオレとみらいは恋人繋ぎをして謎の物体が落ちたであろう公園へ向かった


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