魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター)   作:ドッカン

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22話

オレたちは校長室に入って、校長に例の本を見せた。(例のあの妖精のチビは部屋に入る前に出ている)すると、校長は目の色を変え、まじまじとそれを見た

 

校長「これは!......」

 

一馬「それが何なのか知ってるんっか?」

 

水晶「世界と共に生まれて、生きとし生けるものを見守り続けてきた書物........」

 

校長「まさか......リンクルスマホン?!」

 

スマホン........ダセェ名前だな

 

リコ「リンクルスマホン?」

 

校長「伝説中の伝説の本......これをどこで」

 

一馬「あー、図書館の書庫で......」

 

校長「なに!?」

 

校長は大声をあげる。そんなに大声を出すと.......

 

妖精の赤ん坊「ウワ〜ン!」

 

ほーら泣いちゃった

 

校長「その赤子は?」

 

一馬「それから出て来たっす」

 

校長「なんじゃと!?」

 

一馬「いちいち声がデカいっすよ......」

 

水晶「そうですわ」

 

すると、スマホンが光り出した

 

モフルン「ダイヤを....呼んでいるモフ」

 

みらい&リコ「え?」

 

すると、みらいとリコのダイヤが、融合して一つのダイヤになって、スマホンの上にセットされた。そして、開いてタッチペンが現れた。液晶みたいなところにはなんかの図形が薄く出ていた

 

一馬「これを、このタッチペンでなぞれっていうのか?」

 

よっしゃ!見せてやるぜオレのタッチペン捌き!何年もDSと3DSで培ってきたんだ。オレは素早くスマホンの液晶?に出た図形を素早くなぞった。すると、ミニマムサイズの牛乳瓶?が出て、みらいのてのひらにいるチビの近くに置かれた。チビは瓶を持って飲んだ

 

一馬「え?牛乳瓶?!」

 

リコ「お腹が空いてたのね」

 

そして腹いっぱいになったのか、チビは寝てしまい、スマホンの中に入った。あ、瓶は勝手に消えたぜ

 

校長「本の中に住う妖精の赤子.......そしてプリキュア........伝説の書に導かれた出会い。これもまた何かの始まり........」

 

そして、オレたちは教室へ戻り、アイザック先生に紙を見せた。そして無事1日目は合格した。そしてその夜、またチビが腹を空かして泣き出したため、また牛乳をやった。そして、今日は一日終わった。さてと、明日はどんな修行がオレを待ってるのか、オラワクワクすっぞ!

 

[翌日]

 

アイザック「2日目の補習ですが......お茶を入れてもらいます。魔法のヤカンでね」

 

ジュン「よっしゃ!」

 

一馬「なんだあれ?」

 

みらい「?」

 

エミリー「初心者でも使える魔法道具なの」

 

ジュン「お茶の子さいさいってやつよ!」

 

リコ「この補習、貰ったわ!」

 

アイザック先生「あー、ただし.....とある場所で補修を受けてもらいます」

 

一馬とアイザック以外「?」

 

一馬「え?」

 

そして、オレたちは絨毯で補習の舞台へと向かった。そこは

 

一馬「ブゥエックション!!さ、さみぃぃぃ!!!!!」

 

アイザック「雪と氷で覆われたひゃっこい島。ここで補習を受けてもらいます」

 

な、なんじゃこの寒さは!北海道の比じゃねぇぞ!ヌーク草!ヌーク草をくれぇぇ!!!メディばあさん!!!!グラッドさん!!!ヌーク草を!!!!ってドラクエ8じゃねぇ!!!ここは現実だ。ヌーク草なんてあるもんかよ!なに考えてんだよオレは!!!

 

アイザック「職人が魔法を込めた道具は使いやすい。この魔法のヤカンは杖を一振りするだけで、簡単にお湯が沸かせます」

 

ジュン「もう分かったから早く始めようよ.....」

 

アイザック「そう慌てなさんな今のは普通の場所での話。この島で魔法を使うには、高い集中力が必要です。寒さを忘れるほどのね」

 

リコ「さ、寒さを.....忘れるって......」

 

そして、アイザック先生が手本を見せるはずだったのだが、唱える時に入れ歯が飛んでいってしまい、失敗した。そして、入れ歯を回収した後、試験は始まった。オレはというと

 

アイザック「一馬くん、あなたは集中力を鍛えるために、ここで座ってじっとしてなさい。少しでも動いたら、このハリセンがあなたを叩きますので」

 

オレの修行は、ここで正座で座って、じっとするという修行だ。少しでも動けば、浮いているハリセンがオレをシバく、要は座禅だ座禅..........やってやろうじゃねぇか!!!そして、オレはあぐらをかいて集中した


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