魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター)   作:ドッカン

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SS 一馬、魔法界にて逃走中!

一馬「ちぃ!」

 

今オレは魔法界の空をコアスプレンダーで飛んでいる...........てか追われている。オレを追いかけているのは

 

みらい「待て〜!一馬くぅ〜ん」

 

リコ「何で逃げるのよ!」

 

モフ美「止まるモフ!」

 

ことは「悪いようにはしないよ!」

 

クリス「寧ろ〜気持ちいいことだよ〜」

 

クォーツ「だから安心して......」

 

ルチル「私達に身を委ねなさい」

 

みらい達が箒で追いかけて来ているからだ。しかもあの時みたいに目の中にハートが見える。ちなみにクリス達の箒はクリス達が作り出した物だ。ちなみに追いかけて来ているのはこの7人だけじゃない

 

ジュン「待ちやがれ一馬!」

 

ケイ「逃げないでー!」

 

エミリー「止まってー!」

 

何とジュン達も追いかけて来たのだ。何でこうなったのか、それは少し前に遡る......

 

一馬「暇だー」

 

この時オレ達は魔法界の魔法学校に来てた。みらい達は授業を、オレは校舎を適当にうろうろしてた......

 

一馬「腹減ったなぁ〜」

 

クリスタル『お前なぁ......』

 

一馬「腹減ったと言っても小腹だぞ」

 

クリスタル『似たようなものだろ』

 

一馬「似たようなものって........ん?」

 

木にハート型の果物?が実ってる........1つぐらい、良いよな?

 

一馬「よっと」

 

オレは近くに実っていた果物を取った.....これりんご......なのか?

 

クリスタル『こういう果物はまず分析をだな......』

 

オレはそのままがぶりと一口食べた

 

クリスタル『って食ってる!?』

 

一馬「美味い!」

 

普通のりんごよりも甘味があるな。すると

 

校長「おや、一馬君ここで......っ!?」

 

校長が来た

 

一馬「あ、校長。すんませんねぇ、りんごひとつ.......校長?」

 

校長が驚愕した様な顔でオレを見ていた

 

校長「か、一馬君....そのりんごをそのまま食べたのか?」

 

一馬「えぇ、美味しいですねこれ」

 

校長「食べてしまったのか......」

 

一馬「え、食べちゃまずかったですか?」

 

校長「いや、そのりんご自体は甘くて美味しいが......皮ごとはダメなのじゃ」

 

皮ごと?まさか......

 

一馬「まさか皮に毒が!?」

 

クリスタル『一馬よ、短い間だったが.....楽しかったぞ』

 

一馬「何言ってんだクリスタル!」

 

校長「いや、毒ではない。無いんじゃが......」

 

毒ではなかったのか良かった......でも無いんじゃがって.....

 

一馬「?」

 

校長「このりんごは「ラブップル」と言ってな。甘くて美味しいが、皮にはある作用が含まれておる」

 

一馬「作用?」

 

校長「うむ、皮ごと食べた者は.........まぁ無害なんじゃが、食べた者に恋心を持っておる者を性的興奮状態にさせるんじゃ!」

 

一馬「な、何だとぉ!?」

 

校長「ちなみに異性限定じゃ」

 

一馬「分かってますよ!ってことは今の状態でみらい達に会ったら.......」

 

校長「うむ、間違いなく君は襲われる......」

 

まさかあの時みたいな状態に......

 

一馬「対策は!」

 

校長「24時間経つか.......あるいは........」

 

一馬「あるいは?」

 

校長「君の場合、みらい君達に襲われるかの2つしかない」

 

オォウ......1日サバイバルするか

 

一馬「とりあえず、一日逃げてみます」

 

校長「うむ、気をつけるのじゃぞ」

 

一馬「はい!」

 

そしてオレはその場を後にした

 

一馬「一日をどこで過ごすか.......」

 

しばらく歩いていると

 

ジュン「お、一馬じゃねか!」

 

ケイ「やっほー」

 

エミリー「どうしたの?」

 

一馬「いやぁなぁに、ちょっとした考え事をさ.....まぁ大した事じゃ無いんだが」

 

知り合いとはいえ異性........まさかな

 

ジュン「みらい達がお前のことを探してたぜ?」

 

一馬「お、おぉそうか。んじゃあ。オレはこの辺で.......」

 

早いとこおさらばだ

 

ジュン「待てよ」

 

とジュンが止めた

 

一馬「へ?」

 

ジュン「大した考えごとじゃ無いんだったら、暇ってことだろ?アタイ達と何処かへ出かけようぜ?」

 

ケイ「うんうん、美味しいお店知ってるよ!」

 

エミリー「それにしても.....なんだか体が熱いの.........♡」(目の中にハート)

 

ケイ「わたしも一馬くんを見てると体が.......♡」(目の中にハート)

 

ジュン「奇遇だなぁ、アタイもだ....♡」(目の中にハート)

 

一馬「え?」

 

目の中にハート......まさか!ラブップルの作用!?てことはだ......こいつらオレに恋心持ってるのか!?

 

ケイ「ねぇ一馬くん、体が熱い理由を......」

 

一馬「サラバッ!」

 

オレは逃げた

 

ジュン「あ!待ちやがれ!」

 

オレは暫く逃げて3人を撒いた.......まさかジュン達が........

 

一馬「はぁ......」

 

みらい「あー!見つけたー!」

 

っ!?振り向くと、みらい達がいたくそっ、エンカウントしちまった

 

一馬「よ、よぉ......」

 

リコ「全く、何処へ行ってたのよ」

 

一馬「ちょっと風に当たろうかと」

 

ことは「ふ〜ん?ねぇ、一馬も見つけたし、これからどうする?」

 

モフ美「モフルンは、みんなでお泊まりしたいモフ!そして一馬と......ワクワクなことがしたいモフゥ♡」(目の中にハート)

 

クリス「一馬くんとワクワクなことかぁ〜楽しそうだねぇ〜♡」(目の中にハート)

 

クォーツ「ようやく私も一馬とヤれるんだね!♡」(目の中にハート)

 

ルチル「我慢できないわ、体も熱いし....♡」(目の中にハート)

 

みらい「本当だぁ何だか熱くなってきたぁ〜♡」(目の中にハート)

 

リコ「わたしの部屋で大丈夫かしら♡」(目の中にハート)

 

ことは「はー♡ドキドキしてきたよぉ♡」(目の中にハート)

 

くっ!発症したか!てかクォーツのやるの言い方に違和感あったが......

 

みらい「ねぇねぇ、早くリコの部屋に行こうよぉ♡」

 

一馬「あ、あの、もうちょっと風に当たろうかと.....」

 

ジュン「見つけたー!」

 

一馬「しまっ!」

 

見つかった.....

 

みらい「あージュン、ケイ、エミリー!」

 

リコ「3人も一馬目当て?」

 

ケイ「うん!このドキドキを一馬くんに教えて欲しいの.....!」

 

エミリー「みんなは分かるの?」

 

今だ!

 

みらい「うん!今からそれをスッキリさせるために一馬くんを部屋に......ってあー!」

 

オレは逃げた

 

ことは「あー!逃げた!」

 

モフ美「追いかけるモフ!」

 

ルチル「逃がさない」

 

オレは外へ出た

 

一馬「クリスタル!コアスプレンダーだ!」

 

クリスタル『あぁ!』

 

オレはクリスタルを投げ、クリスタルは光ってコアスプレンダーになった

 

一馬「とりあえず逃げる!」

 

クリスタル(コアスプレンダー)『しっかり掴まってろ!飛ばすぞ!』

 

そしてオレを乗せたコアスプレンダーは飛び去った

 

みらい「あー!空に逃げたー!」

 

リコ「追いかけるわよ!」

 

やっぱり箒で追いかけてくるよなぁ..............そして今に至る

 

一馬「そろそろか......クリスタル、煙幕だ。少しだけ時間を稼げれば良い。隠れるのに最適な島を見つけた!」

 

クリスタル(コアスプレンダー)「分かった」

 

するとコアスプレンダーから濃い煙幕が放出された

 

みらい「何!?」

 

ジュン「煙!?」

 

モフ美「モクモクしてるモフ......」

 

コアスプレンダーは島に着陸した。オレはコアスプレンダーから降り、コアスプレンダーはクリスタルに戻った

 

一馬「さて、煙幕をしたとはいえ、直ぐにここへ来るだろう.........」

 

クリスタル『どうするんだ?』

 

一馬「.........よし、一旦お別れだ。向こうにはクリス達がいる。多分お前の気配を感じ取ってすぐにバレる........」

 

クリスタル『我は囮か......』

 

一馬「ごめん」

 

クリスタル『気にするな。さ、行け!』

 

一馬「あぁ!」

 

オレは森の中に入った

 

クリス「あれぇ〜?一馬くんがいないよ〜?」

 

クォーツ「父さんの気配を追って来たんだけど.......」

 

ルチル「一馬は何処に行ったの?」

 

クリスタル『さぁな。我にも分からん』

 

リコ「この島の何処かにいるって事は分かったわ」

 

ジュン「早く見つけようぜ!」

 

みらい「うん!.......あ、向こうから一馬くんの気配がするよ!」

 

ことは「そうなの!?」

 

みらい「うん!なんとなくかな♡」

 

リコ「それじゃあみんな、一馬を捕まえるわよ!」

 

一馬「少し休むか.......」

 

オレは木にもたれて座った。暫く走ってたからな少しは休まないと......

 

みらい「みーつけた♡」

 

一馬「なっ!?」

 

みらい達が来た

 

一馬「何故ここが.....」

 

みらい「生まれた時からいっしょだし〜それに.......愛のち・か・ら、かな?」

 

答えになってない.......逃げても無駄だろうな......観念するか

 

一馬「はぁ.......降参だ。煮るなり焼くなり好きにしろ」

 

ルチル「そう、なら遠慮はしないわ」

 

クォーツ「たっぷり愛シてあ・げ・る♡」

 

みらい「みんな.......行くよ!」

 

そこからの記憶は覚えてない。だが目を覚めたら服が乱れたみらい達が寝ていた.......てかオレも服が......何があったんだよ。この後クリスタルにも聞いたが教えてはくれなかった.......そしてみらい達は目が覚めた。みんな元に戻っていた。良かった.......ラブップル......なんて恐ろしい作用なんだ......で、その後魔法学校へ戻った。ちなみに校長は水晶を通してオレを見てたらしい.......教えてくれって言ったのだが

 

校長「すまぬが、見せられん......」

 

水晶「あなたにはまだ早すぎますわ」

 

校長「うむ、キャシーの言う通りじゃ」

 

と言われた。何なんだよ.....まぁ良いか


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