魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター)   作:ドッカン

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4話

みらい「リンクルストーン?........」

 

リコ 「!?知ってるの?リンクルストーンのこと」

 

?「ふっ」

 

!?今、口がニヤリとした。まずい!

 

一馬&みらい「!?」

 

リコ 「あなた一体」

 

一馬「ちぃ!」

 

リコ 「え!?」

 

一馬「逃げるぞ、みらい」

 

みらい「うん!」

 

オレはリコの手を取り、みらいと一緒に偽東城から逃げた

 

リコ 「ちょ、ちょっと」

 

一馬「わりぃ!でも逃げなきゃダメだと思ってよ!」

 

リコ 「え?」

 

一馬「何か、アイツから嫌な気配がしたんだ」

 

みらい「わたしも、近づいたら危ない。なんか、怖い感じが」

 

すると

 

?「お話の途中何ですが」

 

一馬&みらい&リコ 「!?」

 

ゲッ!?偽東城!?何で!しかも、木にぶら下がってやがる!そして、偽東城は降りてきた

 

?「魔法にまつわる伝承のひとつ」

 

あ、これ長い話だな。鼻クソでもほじってよっと

 

?「人知を超えた強大な力の結晶、リンクルストーン.......我らが欲するのは、その中心となる輝き、リンクルストーン・エメラルド。先ほど感じた強い力......ひょっとしたらと来てみれば、魔法つかいさんがいるじゃありませんか、偶然とは思えません。何か」

 

こ、こいつモミアゲが......こうもりの羽っぽいモミアゲに

 

?「ご存知だったりしませんかね?お子様方?」

 

なんかドラキュラのマントっぽくなったし、それに目が開眼してやがる。てか、糸目キャラじゃ無いんかい

 

一馬「........」

 

みらい「ひぃ!?」

 

リコ「!?」

 

一馬「言いたい事はそれだけか?」

 

?「はい?」

 

一馬「悪ィ話長くて半分以上聞いてなかった」

 

?「半分以上聞いてない........おふざけが過ぎますね.......だったら、お仕置きが必要ですね!」

 

リコ「!?2人とも、箒につかまって!」

 

一馬&みらい「え?」

 

みらいはホウキの上に乗ってリコにつかまる。オレはホウキの後ろ部分を持つ

 

リコ「キュアップ・ラパパ!箒よ飛びなさい!」

 

そして、ホウキは空を飛んだ。うわ、マジで飛んでるよ怖え。しかもオレぶら下がってる状態だからさらに怖え。上みたら多分スカートの中が見えて.........違う意味で終わってしまうから、別の意味で怖え

 

一馬「さ、3人乗りはダメなんじゃなかったのか?」

 

リコ「言ってる場合!?置き去りにできるわけないでしょ!あなたたちを!もう、なんなの....あんなのがリンクルストーンを探してるだなんて」

 

ん?何かいやーな気配が......げぇっ!?

 

一馬「なんじゃありゃ!」

 

みらい&リコ「ええ!?」

 

ヨクバール「ヨクバール!」

 

ヨクバール!となんか骸骨の付いた羽の生えたデカいトラックが襲ってきた

 

リコ「怪物を出す魔法!?」

 

?「ヨクバールです」

 

またお前か偽東城。この化物は偽東城が出したのか!

 

?「まぁ、退屈な魔法しか知らないあなた方にはこんな真似できませんよね」

 

そもそも魔法なんて出来るか!

 

?「さぁ、リンクルストーン・エメラルドはどこです?」

 

一馬「知るかボケェェェ!!」

 

リコ 「箒よ、もっと速く!」

 

は、速くなった。持ってくれよ。オレの両腕!

 

リコ「知りたいのはこっちよ。わたしだって探してるだから!」

 

そして、箒と怪物のチェイスが始まった

 

一馬「うわぁ!?」

 

ヨクバール「ヨクバール!」

 

リコ 「くっ!」

 

オレたちの乗る箒は、激しく飛び回る。だ、大丈夫か?これ

 

みらい「うわぁ、リコちゃん。すごい!」

 

リコ 「ま、まぁね。なんでうまく食べてるのかしら。2人乗りならまだしも、3人乗りだって初めてなのに」

 

一馬「!?リコ!」

 

ヨクバール「ヨクバール!!」

 

怪物が飛んできて、間一髪で回避した。

 

みらい「!?モフルン!」

 

だが、その時の風でモフルンが飛ばされた

 

リコ「くっ」

 

が、間一髪でリコがキャッチ

 

みらい「リコちゃん.....」

 

リコ「ふぅ.....」

 

危なかったぜ.....がしかし

 

ヨクバール「ヨクバール!」

 

また怪物が突っ込んできた。そして今度はリコがモフルンごと落ちてしまった

 

みらい「リコちゃん!」

 

一馬「リコ!オレの足につかまれ!」

 

リコ「!?」

 

リコはとっさにオレの足をつかんだ

 

一馬「ぐぬぬぬ.......だ、大丈夫か!」

 

リコ「え、えぇ。助かったわ......」

 

みらい「良かった......」

 

で、あれ?なんで今も浮いてるんだ?ってこんなこと考えてる場合じゃねぇ!

 

?「ふっふっふっふっもはや浮くので精一杯のようですね?」

 

くっ、偽東城........

 

?「さて、もう3人とも大人しく」

 

リコ「待って、この2人は関係ない」

 

?「それを決めるのは私ですよ。それともまだ抵抗しますか?しかし、両手が塞がっていては杖も使えない、魔法も使えませんね。もっともどうにか出来る力があれば最初からやってますか、ふっふっふっふっ」

 

このクソ野郎が.......両手さえ塞がってなければ、その馬鹿面を木刀でぶっ叩いてやるのによ.......

 

リコ「キュアップ・ラパパ.......」

 

?「ん?」

 

リコ「怪物よ、あっちへいきなさい!!」

 

リコは魔法を叫んだが、何も起こらなかった

 

?「あっははは。そんなでたらめな魔法がありますか?それで私のヨクバールが吹き飛んでしまうとでも?はっはっ、あっはっはっはっはっは!!!!」

 

リコ「キュアップ・ラパパ!怪物よ、あっちへいきなさい!キュアップ・ラパパ!怪物よ、あっちへいきなさい!」

 

?「あっはっはっはっは!!!」

 

こうなったら!

 

一馬&みらい「キュアップ・ラパパ!」

 

え、まさかのみらいもか

 

?「ん?」

 

一馬&みらい「怪物よ.....」

 

みらい「あっちへいきなさい!」

 

一馬「あの世へいきやがれ!」

 

一馬&みらい「キュアップ・ラパパ!怪物よあの世へいきやがれ!(あっちへいきなさい!)」

 

リコ「キュアップ・ラパパ!怪物よあっちへいきなさい!」

 

みらい「キュアップ・ラパパ!怪物よあっちへいきなさい!」

 

一馬「キュアップ・ラパパ!怪物よあの世へいきやがれ!」

 

?「あっはっはっはっ!ふっ、なんとも馬鹿馬鹿しい」

 

てめぇにとっては馬鹿馬鹿しいだろうよ......だがな。そんな馬鹿馬鹿しいことも、意味があるのさ!

 

?「ヨクバール、3人を捕らえなさい」

 

ヨクバール「ギョイ!」

 

ヤバい、怪物が.......ふっ、あばよ父さん、母さん。オレみたいなやつを産んでくれて、サンキューな

 

みらい&リコ「キュアップ・ラパパ!!!!」

 

その時、不思議なことが起こった!なんと、オレたちは光に包まれた。その光の中で、みらいとリコはモフルンの手を握っていた。そして、あの2人のペンダントが、同じ色、形となった。一体何が起こってるんだ?

 

?「くぅ、この輝き、このパワー......あれこそは、リンクルストーン!」

 

そして、オレたちは光に包まれながら、近くのビルに降り立った......あれ?モフルンの細部がなんか変わってる?

 

?「くっ、逃がしませんよ!」

 

一馬「!?く、来るなら来い!」

 

オレは木刀を構えた。しかしみらいとリコが前に出た

 

一馬「!?みらい!リコ!危険だ!オレの後ろに......」

 

みらい「一馬くん。大丈夫わたしたちに任せて」

 

一馬「は?それってどういう」

 

すると、さっきとは違う光が、みらいとリコを包んだ

 

一馬「な、なんだ!?」

 

みらい&リコ「キュアップ・ラパパ!ダイヤ!ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」

 

光の中からそんな声が聞こえてきた。何が起こってるんだ.......そして、光が収まると。そこにいたのは

 

ミラクル「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

ミラクル&マジカル「魔法つかい!プリキュア!」

 

一馬「へ?.......え?........ゔえええぇぇぇ!!!!!?」

 

だ、誰だぁ!?光が収まるとそこには、キュアミラクルとキュアマジカルという、美少女2人がいた。てか、あれもしかして、みらいとリコ?だとしたら..........変わりすぎだろぉぉぉっ!?

 


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