魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター)   作:ドッカン

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54話

翌日:一馬の家のリビング

 

はーちゃん「ガーネット.....」

 

あーあーチビのやつまだ引きずってやがるぜ

 

モフルン「はーちゃん元気だすモフ!」

 

はーちゃん「だって.....」

 

モフルン「ガーネットは、3人が見つけてくれるモフ」

 

みらい「そうだよ、安心して!」

 

リコ「うん」

 

一馬「任せとけ!」

 

はーちゃん「.....うん」

 

すると、窓から鳥.....いや、鳥の形にに折られた紙が入ってきた

 

一馬「何だ?」

 

みらい「鳥?」

 

リコ「違うわ」

 

すると手紙になって、リコの手に渡った

 

一馬「破り捨てようぜ」

 

リコ「いいえ、一応読んでみるわ」

 

手紙には魔法界の文字で何かが書かれていた。まさか!

 

リコ「最果て島で待つ....ガメッツ!?」

 

やはりあのクソガメからの果たし状か。最果て島、そこが貴様の墓標を建てる場所か

 

一馬「今すぐそこへ行ってガーネットを取り戻して奴をぶっ殺そうぜ!」

 

みらい「ぶっ殺すって.....せめて倒すって言わないと...........でも、最果て島って?」

 

リコ「魔法界の島の名前よ。海を超え、空を超えた、遠い最果てにある島......」

 

みらい「魔法界......一馬くん!リコ!」

 

一馬「おうよ!」

 

リコ「うん!」

 

そしてみらいとリコたちは家に戻った。オレは魔法界へ行く準備をした。服OK、携帯OK、クリスタルOK、便意ナシ。よしOKだ。そしてみらいたちと合流して、駅まで向かった。カタツムリニアで魔法界に来たら、すぐ箒に乗って、最果て島の方向へと飛んでいった。そして、今海上を飛んでいる

 

モフルン「最果て島まだモフ?」

 

みらい「もっと近くで待っててくれれば良いのにねー」

 

一馬「そうだよなー。でもまぁ、最果て島.....奴の墓場にはいい場所じゃねーか」

 

リコ「墓場って.....さっきのぶっ殺すといい、発言が物騒すぎよ.......とにかく、急ぎましょ」

 

すると海から誰か出てきた

 

ロレッタ「一馬さん、みらいさん、リコさん、久しぶり」

 

みらい「ロレッタ先生!」

 

前に人魚の里でみらいたちの試験の先生のロレッタ先生だ。さらに

 

ドロシー「みらいちゃーん!」

 

ナンシー「リコちゃーん!」

 

シシー「一馬くーん!元気?」

 

人魚の里でダチになった、シシー、ナンシー、ドロシーの3人も来た

 

一馬「お前らまで!何やってんだ?」

 

ロレッタ「私たち、空を飛ぶ練習をしているの」

 

みらい&リコ「えぇ!?」

 

一馬「マジでか」

 

この世界の人魚が昔は空を飛んでいたとか未だに信じられん.......空を飛ぶなら、鶴仙流に入門して、武空術を学びやがれコノヤロー

 

モフルン「空飛ぶ人魚モフー!」

 

ロレッタ「3人こそ何してるの?」

 

リコ「わたしたち、最果て島に向かってるんです」

 

ロレッタ「最果て島?箒で向かったら、後3日はかかるわ」

 

みらい&リコ&一馬「3日!?」

 

みらい「待っててくれるかな?」

 

一馬「それもあるが、今日子さんたちから、学校からも何言われるか分からんぞ!」

 

ロレッタ「わかったわ、ちょっと一緒に来て」

 

そして、オレたちはロレッタ先生について行った。そしてそこには、なんと鯨型の潜水艦があった。なんで潜水艦があるんだよ!って叫んだよ。だけどロレッタ先生に秘密よって言われちまったぜ......そしてオレたちは潜水艦に乗った。しっかし、人生初の潜水艦だなー。ゲームで操縦したことはあるけど。[スティールダイバー]って3DS初期らへんのゲームだぜ

 

みらい「海の中を走る船......ワクワクもんだぁ!はーちゃん!凄いね!お魚がこーんな近くにいるよ!」

 

はーちゃん「綺麗だねー!」

 

一馬「へぇー潜水艦から見るとこんな景色なのか。中々いい景色だな」

 

ロレッタ「これを使えば、最果て島の近くまですぐに行けるわ」

 

リコ「ありがとうございます!」

 

ロレッタ「良いのよ。3人には助けてもらったから」

 

オレ、なんかやったっけ?

 

一馬「しっかし、お前ら飛ぶ練習を始めたんだな」

 

ドロシー「うん!」

 

ナンシー「人魚の里に引きこもってないで、外に出て行こうって」

 

シシー「みんなで話し合ったの!」

 

みらい&リコ「へぇ〜」

 

ロレッタ「空飛ぶ人魚は本当にいた。プリキュア が、みらいさんとリコさんが私たちに勇気をくれたの」

 

一馬「この2人が......ま、オレはこいつらのオマケみたいなもんだからな」

 

シシー「そんな事ないよ!」

 

ナンシー「あの時の君も、すっごくかっこよかったから!」

 

ドロシー「そうだよ!」

 

一馬「そ、そうか....あはははは」

 

モフルン「一馬モテモテモフ〜」

 

みらい「む〜」

 

リコ「.......」

 

な、なんかみらいの視線が怖いそれにリコからも視線が....まぁそんな事がありながらも潜水艦は海上へ出た

 

みらい「あー楽しかった!」

 

ロレッタ「最果て島は、もうすぐよ」

 

一馬「え?どこだ?」

 

ロレッタ「上よ」

 

オレたちは上を見た。そこには

 

ロレッタ「最果て島は空に浮かぶ島、このまま、高く箒で登っていけば」

 

一馬「何ー!?」

 

みらい&リコ「うわぁ!?」

 

まるで竜の巣みたいな雲ががあった

 

一馬「最果て島より、ラピュタがありそうなんだけど」

 

みらい「わたしもそう思った.....ラピュタあるのかな........」

 

一馬「あるわけないだろ」

 

リコ「てか、あの雲の中を箒て飛んでいくのは.....間違いなく無理よ!」

 

ロレッタ「困ったわね......」

 

モフルン「モフ?何か来るモフ!」

 

オレたちはモフルンが向いている方向を見た。そこには、何と!羽が生えた馬が三匹こっちに向かってきていた。もしかして、あれがペガサスか!

 

はーちゃん「あー!ペガサスだー!」

 

やっぱりか!

 

リコ「あの時の!?」

 

一馬「あの時.....オレが自主トレしてた時に出会ったペガサスか」

 

みらい「うん!」

 

モフルン「お久しぶりモフ!」

 

みらい「元気だった?」

 

二匹のペガサスはうなづいた後、オレの方をじっと見た

 

一馬「な、何だよ」

 

みらい「あ、紹介するね。前に言っていた坂田一馬くんだよ」

 

一馬「よ、よぉ」

 

そして、また、今度は小さいペガサスもうなづいた。そして小さいペガサスが寄ってくるそして、顔を擦ってきた。獣臭くないぜ。それにくすぐったいぜ

 

一馬「お、おい、くすぐってぇじゃねぇか」

 

それを見たオレ以外のやつらはみんな微笑んだ

 

リコ「でも、どうしてペガサスがここに?」

 

ドロシー「ねぇ!魔法で言葉を喋れるようにしてみたら?」

 

ナンシー「そうすれば、理由が分かるかも」

 

リコ「うぅん、魔法は必要ないわ」

 

みらい「目を見れば伝わるよ」

 

前にみらいから、ペガサスとは仲良くなったって聞いていたが........じー.......うん、伝わらんな。しかし、この2人には伝わってるのだろう。多分

 

みらい&リコ「乗せて行ってくれるの!?」

 

一馬「分かったのかよ!」

 

みらい「うん!」

 

しばらくペガサスと見つめあったあと、2人は同時に言った。そして三匹のペガサスはうなづいた

 

ロレッタ「ペガサスの翼なら、嵐だって超えていけるわ」

 

あの竜の巣を越えれるのか

 

みらい「助けに来てくれたんだ!」

 

ロレッタ「ペガサスは人に懐かないのに、2人の方がとても好きみたいね。そして、今、一馬さんにも懐いた」

 

シシー「わたしたちと同じだね!」

 

ロレッタ「3人の強さが、わたしたちを変えたのよ」

 

みらい「そんな事ないよ......」

 

リコ「えぇ....」

 

一馬「そ、そうだぜ!」

 

リコ「わたしたちは、みんなの強い思いに支えられて、頑張れただけ」

 

すると小ペガサスが、チビに近づいた

 

はーちゃん「ほぇ?」

 

モフルン「はーちゃんにもありがとうって言ってるモフ」

 

みらい「あの時、お花のパンケーキごちそうさまって言ってるのかも」

 

はーちゃん「本当?」

 

子ペガサス「ヒヒン」

 

モフルン「はーちゃんもみんなの力になってるモフ」

 

はーちゃん「は〜」

 

そして、ペガサスに乗ることになった。オレとみらいはピンクの立髪のペガサスに、リコは紫の立髪のペガサスに、そしてモフルンとチビは子ペガサスに乗った

 

一馬「んじゃあ!行ってくるぜ!」

 

人魚トリオ「いってらっしゃ〜い!」

 

ロレッタ「気をつけてね!」

 

みらい「はーい!」

 

人魚トリオ「頑張ってー!」

 

一馬「おうよ!」

 

そしてペガサス三匹はオレたちを乗せて竜の巣へ突っ込んだ。竜の巣の中は凄かったぜ。強風に落雷、オレたちはそれでも進み続け、竜の巣を突破した。そして、目の前に浮かんでる島が。あれが、ラピュタ......じゃなくて、スカイロフト......でもなくて、最果て島か.....。そしペガサスは近くの島に降りた。そしてオレたちは箒に乗った

 

リコ「ありがとう、連れてきてくれて」

 

一馬「サンキューな」

 

みらい「行ってきます!」

 

ペガサス三匹「ヒヒーン!」

 

ペガサスたちに見送られながら最果ての島へ向かった

 

一馬「来たぜ!!!!ガメッツ!!!!」

 

オレはみらいの箒から飛び降りて、ヒーロー着地を決める

 

リコ「さっさとガーネットを返しなさい!」

 

2人も降りてきた

 

ガメッツ「やっと来たか、待ちぼうけでこちらを苛立たせ、油断させようとゆう、お前らの作戦は分かっているぞ?」

 

一馬「はぁ?」

 

こいつ、ついに脳みそがイカれたのか?

 

ガメッツ「だがそのようなこざかしい手には乗らん。今回は、しっかりとお前らの戦いを学んできた。今まで押さえてきた我が力、お前らのために全て解放しよう。んんん!!!!!」

 

何!?フルパワー だと!?そして、ガメッツは何と甲羅を破壊した

 

リコ「甲羅が!?」

 

ガメッツ「ここから先は、我にもどうなるか分からん。ぬぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

そして、ガメッツはドラゴンボールのように、ドス黒いオーラを出しながら、何とでかくなり始めた。ドラゴンボール的に言えば、何ですげぇ気だ!そしてガメッツはオレたちの倍以上にデカくなった。これが奴のフルパワー か.......肌がピリピリしてきたぜ

 

ガメッツ(フルパワー )「プリキュアは、赤いプリキュアで、貴様はあの雷の力で来い。全力で力比べしようじゃないか?」

 

赤いプリキュア、ルビーか!

 

モフルン「モフ......」

 

はーちゃん「大きくなった.....」

 

そして、ガメッツは歩いて向かってきた。奴が歩くごとに地響きが起こる

 

一馬「行くぜ!お前ら!」

 

オレはクリスタルを取り出して、掲げる。雷で来いって言ってたな。なら!ジンオウシリーズと、武器は双剣の王双刃ハタタカミだ!

 

一馬「装着!」

 

オレはジンオウシリーズを装着し、王双刃ハタタカミを装備した向こうはガメッツのリクエスト通り、ルビーだ

 

ミラクル(ルビー)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(ルビー)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

ミラクル&マジカル(ルビー)「魔法使い!プリキュア!」

 

一馬(ジンオウ)「クリスタルに選ばれし騎士にして、悪を狩る狩人!坂田一馬!見参!」

 

ガメッツ、お前を殺す。そして、最果て島でのガメッツとの決戦が始まった


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