魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター) 作:ドッカン
モフルン「はーちゃんまた寝ちゃったモフ?」
リコ「どうしたのかしら。いつもと様子が.......」
一馬「本当だな。光ってやがる」
みらい「早く校長先生を見つけよう!」
一馬「そうだな!」
すると、リンクルスマホンのタッチペンが勝手に動いて、なんと鍵を描いた。そして鍵は扉に現れた鍵穴に入って、そしてカチャリっと音が鳴った
リコ「ひょっとして通れるように?校長先生はこの先?」
一馬「かも知れねぇな。行こうぜ!」
みらい「うん!」
リコ「ええ!」
オレは取手を持った。開けるぞって思った瞬間
モフルン「お腹すいたモフ。モフルンもグレープ食べたかったモフ」
一馬「ったく、こんな時に腹の虫を鳴らすんじゃねーよ.......ん?」
何だ?扉の星の部分が光ったような
みらい「どうかしたの?」
一馬「いや、何でもない。開けるぞ」
オレは扉を引いて開けた。目の前には変な空間が広がった。そしてオレたちは進んだ。扉の先には
一馬「なっ!?」
みらい「え!?」
リコ「うぇ!?」
モフルン「モフ!?」
何と、魔法商店街へ繋がったんだ!?ん、待てよ.......分かった気がするぞ開かずの扉の正体が
みらい「あれは!」
モフルン「グレープモフ!」
そして、みらいとモフルンはぶどう1房ではなく2粒買って、戻って食べた
みらい&モフルン「はむっ.......んー!酸っぱい!(モフ!)」
一馬「..........」
リコ「酸っぱいぶどう、スイープだもの。って食べてる場合じゃないでしょ!?校長先生を探さなきゃ!って、一馬何黙ってるのよ」
一馬「なぁ、リコ。オレこの扉の仕組みが分かった気がする」
リコ「え!?今ので分かったの!?」
一馬「あぁ」
みらい「教えて!教えて!」
モフルン「教えてモフ!」
一馬「あぁ。まずこの扉、さっきモフルンがぶどうを食べたいって言ったら、扉の星の部分が光ったんだ。そして入ったら、魔法商店街のぶどうがある店の近くの場所だった。つまりだ、この扉は頭の中に思い浮かべた場所へ連れて行ってくれるんだよ」
QED証明完了なんつって
モフルン「つまりどう言う事モフ?」
一馬「要するにだ。これはどこでもドアなのだよ」
みらい「どこでもドアってドラえもんに出てくるあのどこでもドア!?」
一馬「そうだ」
リコ「ドラえもんって、あぁナシマホウ界のアニメよね。みらいと一緒に見てるわ。その後のクレヨンしんちゃんもね」
見てるんかい
一馬「そうだぜ.........ってなわけで、校長のことを思い浮かべたら。校長のところへ行けると思うぜ」
みらい「さっすが一馬くん!」
モフルン「天才モフ!」
一馬「天才じゃねーよ、ちょっと考えたら分かったからな。この仕組みが」
はぁ.....オレって、こういうのに頭が切れるんだよなぁ。勉強だとあんまり切れないのになー
一馬「んじゃ、お前らも校長のことを思い浮かべろよ」
みらい「うん!」
リコ「分かったわ!」
モフルン「モフ!」
一馬「じゃあ行くぜ!」
オレは取手を握る
一馬「......」
みらい「校長先生.....」
リコ「校長先生.....」
モフルン「校長先生モフ......」
別に口に出さんでも......
みらい&リコ&モフルン「校長先生!(モフ!)」
光った!そして扉を開けて中へ入った。そこは
一馬「校長!」
みらい&リコ「校長先生!」
校長「!?」
バッティ「!?」
ヤモリみたいな奴「!?」
えーそこは、校長となんとあのバッティが対立して、バッティ側には変なツボ?とヤモリみたいな野郎がいた。全員こちらを見ている.......おい、これってよーもしかしかしなくてもよー本丸に来ちまったってことか?
みらい&リコ「し、失礼しました〜」
みらいたちはそそくさに帰った
一馬「おい!?」
校長「一馬くん!?」
バッティ「坂田一馬!?」
一馬「ちっ、まさか本丸に来るとはな........」
すると再度扉が現れて、みらいたちが来た
みらい「やっぱりいた!校長先生だ!」
校長「リコくん!みらいくんも!」
バッティ「プリキュアまで.......なぜ.....こいつらが.....」
みらい「あ、あははは.....す、すいません......」
リコ「失礼します......」
しかし、扉は消えた
みらい「あっ!?」
リコ「扉が!?」
一馬「消えちまった......!?」
オレは奥の方を見た。そこには偉そうに座ってる奴がいた。だが、あいつから感じるこのドス黒いオーラ......変身したバッティよりもさらにドス黒いオーラだ......まさか、奴が!
バッティ「ドクロクシー様!?」
ヤモリみたいな奴「ドクロクシー様!?」
みらい「ドクロ!?」
リコ「クシー!?」
一馬「あいつが......ドクロクシー.......」
バッティ達のボスで、エメラルドとスマホンを狙う奴。そしてオレたちが殺さなくちゃならない......敵!すると、壺の煙からスマホンが映し出された
ヤモリみたいな奴「なるほど.....リンクルスマホン。わざわざお持ちいただけるとは。ご苦労様です」
一馬「うるせぇ!」
すると、ドクロクシーが手をかざして、エネルギーを溜める
ヤモリみたいな奴「いけません!力を使っては、お体が!」
そしてドクロクシーは手の形をしたエネルギー弾を放ってきた。
みらい&リコ「!?」
一馬「させるか!」
オレはみらいとリコの前に立ち、クリスタルを握って、ロトの盾を出す。そしてそれを構えた。そして、当たりそうになった瞬間、光が闇のエネルギーを打ち消した
一馬「な、何だ?」
校長「大丈夫か?」
校長の方を見ると、校長は杖を持っていた。今のは、校長の魔法か?
一馬「校長!」
みらい&リコ「校長先生!」
モフルン「モフ!」
校長「大事な生徒たちに手出しはさせぬ!」
おぉ、今回の校長はなんかかっこいいな
ドクロクシー「ぬぅ....はぁ.....」
校長「やっぱりな。今のでハッキリした。そなたのその魔法。ワシはそなたを知っておる!」
一馬「何だと!?」
みらい「校長先生の.....」
リコ「知り合い?」
どういうことだ、あのドクロクシーと校長が知り合いだと?
校長「奴はワシが止める。それが定めだったのじゃ」
ドクロクシー「我名は.....ドクロクシーなり」
校長「その声、間違いない。調べるのに苦労したぞ。闇の魔法.....あまりにも危険なその力は、はるか昔に、魔法界で禁じられ、葬られた」
つまり闇の魔法っていわゆる黒歴史なのか?
校長「かような魔法を蘇らせることができるのはただ1人.......歴代の魔法学校教師の中で、最も優れた魔法つかいにして、我が友.....クシィ!」
何だってぇぇぇ!?ドクロクシーが校長のダチだと!?スタンドも月までブッ飛ぶこの衝撃だぜこりゃ!