魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター)   作:ドッカン

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59話

モフルン「はーちゃんまた寝ちゃったモフ?」

 

リコ「どうしたのかしら。いつもと様子が.......」

 

一馬「本当だな。光ってやがる」

 

みらい「早く校長先生を見つけよう!」

 

一馬「そうだな!」

 

すると、リンクルスマホンのタッチペンが勝手に動いて、なんと鍵を描いた。そして鍵は扉に現れた鍵穴に入って、そしてカチャリっと音が鳴った

 

リコ「ひょっとして通れるように?校長先生はこの先?」

 

一馬「かも知れねぇな。行こうぜ!」

 

みらい「うん!」

 

リコ「ええ!」

 

オレは取手を持った。開けるぞって思った瞬間

 

モフルン「お腹すいたモフ。モフルンもグレープ食べたかったモフ」

 

一馬「ったく、こんな時に腹の虫を鳴らすんじゃねーよ.......ん?」

 

何だ?扉の星の部分が光ったような

 

みらい「どうかしたの?」

 

一馬「いや、何でもない。開けるぞ」

 

オレは扉を引いて開けた。目の前には変な空間が広がった。そしてオレたちは進んだ。扉の先には

 

一馬「なっ!?」

 

みらい「え!?」

 

リコ「うぇ!?」

 

モフルン「モフ!?」

 

何と、魔法商店街へ繋がったんだ!?ん、待てよ.......分かった気がするぞ開かずの扉の正体が

 

みらい「あれは!」

 

モフルン「グレープモフ!」

 

そして、みらいとモフルンはぶどう1房ではなく2粒買って、戻って食べた

 

みらい&モフルン「はむっ.......んー!酸っぱい!(モフ!)」

 

一馬「..........」

 

リコ「酸っぱいぶどう、スイープだもの。って食べてる場合じゃないでしょ!?校長先生を探さなきゃ!って、一馬何黙ってるのよ」

 

一馬「なぁ、リコ。オレこの扉の仕組みが分かった気がする」

 

リコ「え!?今ので分かったの!?」

 

一馬「あぁ」

 

みらい「教えて!教えて!」

 

モフルン「教えてモフ!」

 

一馬「あぁ。まずこの扉、さっきモフルンがぶどうを食べたいって言ったら、扉の星の部分が光ったんだ。そして入ったら、魔法商店街のぶどうがある店の近くの場所だった。つまりだ、この扉は頭の中に思い浮かべた場所へ連れて行ってくれるんだよ」

 

QED証明完了なんつって

 

モフルン「つまりどう言う事モフ?」

 

一馬「要するにだ。これはどこでもドアなのだよ」

 

みらい「どこでもドアってドラえもんに出てくるあのどこでもドア!?」

 

一馬「そうだ」

 

リコ「ドラえもんって、あぁナシマホウ界のアニメよね。みらいと一緒に見てるわ。その後のクレヨンしんちゃんもね」

 

見てるんかい

 

一馬「そうだぜ.........ってなわけで、校長のことを思い浮かべたら。校長のところへ行けると思うぜ」

 

みらい「さっすが一馬くん!」

 

モフルン「天才モフ!」

 

一馬「天才じゃねーよ、ちょっと考えたら分かったからな。この仕組みが」

 

はぁ.....オレって、こういうのに頭が切れるんだよなぁ。勉強だとあんまり切れないのになー

 

一馬「んじゃ、お前らも校長のことを思い浮かべろよ」

 

みらい「うん!」

 

リコ「分かったわ!」

 

モフルン「モフ!」

 

一馬「じゃあ行くぜ!」

 

オレは取手を握る

 

一馬「......」

 

みらい「校長先生.....」

 

リコ「校長先生.....」

 

モフルン「校長先生モフ......」

 

別に口に出さんでも......

 

みらい&リコ&モフルン「校長先生!(モフ!)」

 

光った!そして扉を開けて中へ入った。そこは

 

一馬「校長!」

 

みらい&リコ「校長先生!」

 

校長「!?」

 

バッティ「!?」

 

ヤモリみたいな奴「!?」

 

えーそこは、校長となんとあのバッティが対立して、バッティ側には変なツボ?とヤモリみたいな野郎がいた。全員こちらを見ている.......おい、これってよーもしかしかしなくてもよー本丸に来ちまったってことか?

 

みらい&リコ「し、失礼しました〜」

 

みらいたちはそそくさに帰った

 

一馬「おい!?」

 

校長「一馬くん!?」

 

バッティ「坂田一馬!?」

 

一馬「ちっ、まさか本丸に来るとはな........」

 

すると再度扉が現れて、みらいたちが来た

 

みらい「やっぱりいた!校長先生だ!」

 

校長「リコくん!みらいくんも!」

 

バッティ「プリキュアまで.......なぜ.....こいつらが.....」

 

みらい「あ、あははは.....す、すいません......」

 

リコ「失礼します......」

 

しかし、扉は消えた

 

みらい「あっ!?」

 

リコ「扉が!?」

 

一馬「消えちまった......!?」

 

オレは奥の方を見た。そこには偉そうに座ってる奴がいた。だが、あいつから感じるこのドス黒いオーラ......変身したバッティよりもさらにドス黒いオーラだ......まさか、奴が!

 

バッティ「ドクロクシー様!?」

 

ヤモリみたいな奴「ドクロクシー様!?」

 

みらい「ドクロ!?」

 

リコ「クシー!?」

 

一馬「あいつが......ドクロクシー.......」

 

バッティ達のボスで、エメラルドとスマホンを狙う奴。そしてオレたちが殺さなくちゃならない......敵!すると、壺の煙からスマホンが映し出された

 

ヤモリみたいな奴「なるほど.....リンクルスマホン。わざわざお持ちいただけるとは。ご苦労様です」

 

一馬「うるせぇ!」

 

すると、ドクロクシーが手をかざして、エネルギーを溜める

 

ヤモリみたいな奴「いけません!力を使っては、お体が!」

 

そしてドクロクシーは手の形をしたエネルギー弾を放ってきた。

 

みらい&リコ「!?」

 

一馬「させるか!」

 

オレはみらいとリコの前に立ち、クリスタルを握って、ロトの盾を出す。そしてそれを構えた。そして、当たりそうになった瞬間、光が闇のエネルギーを打ち消した

 

一馬「な、何だ?」

 

校長「大丈夫か?」

 

校長の方を見ると、校長は杖を持っていた。今のは、校長の魔法か?

 

一馬「校長!」

 

みらい&リコ「校長先生!」

 

モフルン「モフ!」

 

校長「大事な生徒たちに手出しはさせぬ!」

 

おぉ、今回の校長はなんかかっこいいな

 

ドクロクシー「ぬぅ....はぁ.....」

 

校長「やっぱりな。今のでハッキリした。そなたのその魔法。ワシはそなたを知っておる!」

 

一馬「何だと!?」

 

みらい「校長先生の.....」

 

リコ「知り合い?」

 

どういうことだ、あのドクロクシーと校長が知り合いだと?

 

校長「奴はワシが止める。それが定めだったのじゃ」

 

ドクロクシー「我名は.....ドクロクシーなり」

 

校長「その声、間違いない。調べるのに苦労したぞ。闇の魔法.....あまりにも危険なその力は、はるか昔に、魔法界で禁じられ、葬られた」

 

つまり闇の魔法っていわゆる黒歴史なのか?

 

校長「かような魔法を蘇らせることができるのはただ1人.......歴代の魔法学校教師の中で、最も優れた魔法つかいにして、我が友.....クシィ!」

 

何だってぇぇぇ!?ドクロクシーが校長のダチだと!?スタンドも月までブッ飛ぶこの衝撃だぜこりゃ!


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