魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター)   作:ドッカン

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6話

リコ「急いで!」

 

みらい「うわぁ〜」

 

一馬「デカッ!?」

 

オレとみらい(ついでにモフルン)はリコについて行ったが、列車に驚いた。いろんな意味でな

 

モフルン「大きなでんでん虫モフ〜」

 

そう、めちゃくちゃデカいカタツムリだった。さすがにウルトラ怪獣ほどでは無いが、でけぇ.....

 

リコ「カタツムリニアよ」

 

まさかの合わせ技っぽい名前かよ。銀魂だとバカイザーが合わせ技っぽい名前にあたるかな

 

みらい「カタツムリニア.....」

 

モフルン「モフ〜」

 

一馬「すげぇ.......」

 

リコ「行くわよ!」

 

オレたちは急いでカタツムリニアの客車に乗り込んだ。ふむ、中は意外と良いな

 

そして、ちょうど席に座った途端。動き出した、魔法界か......ちょっと楽しみだな

 

[出発してから数分経過]

 

みらい「空飛んでるみたいだね〜」

 

モフルン「すごいモフ〜」

 

今外の景色は、まるで空というか、宇宙空間みたいな景色になってる

 

一馬「空飛ぶ列車とか何処のドラクエ9だよ.......」

 

ちなみに、ドラクエ9は最後までやり込んだな〜

 

リコ「......」

 

モフルン「モフ!流れ星モフ!」

 

みらい「え!?どこ?どこ?」

 

一馬「どうしたんだ?リコ」

 

みらい「リコちゃん?」

 

リコ「ぬいぐるみが話せるようになるなんて、そんな魔法なんて聞いたことないわ。ね、どうして話せるようになったの?」

 

みらい「あ、そう言えば。どうして?」

 

モフルン「モフルンは、ずーっとみらいや一馬とおしゃべりしたかったモフ!」

 

みらい「わたしもだよ!モフルン」

 

一馬「オレとも話したかったのかよ.......」

 

てか、答えになってねぇな。例えるなら、相手の質問に、おい、デュエルしろよで答えるだな。

 

リコ「はぁ、答えになってないから.......やっぱり、プリキュアになったのと関係があるのかしら?」

 

一馬「なぁ、プリキュアって何なんだ?」

 

リコ「ずっと伝説で語り継がれている存在なの。とにかく、すごい魔法つかいだって」

 

一馬「へぇ〜」

 

みらい「......じゃあさ、わたしとリコちゃんは伝説の魔法つかいになったってこと?!」

 

リコ「......そうだわ!そうよ、そうじゃない。伝説の魔法つかいになったのよわたし。エメラルドは見つからなかったけど、先生たちは認めてくれるはず!」

 

一馬&みらい&モフルン「........」

 

すると、殻の上に品とカエル?をのせたカタツムリが来た

 

「カタカタ〜」

 

リコ「あ、これ2つ貰うわ」

 

リコはある商品を2つ取って、さっきのカードをカエルにタッチした。まさかの電子マネー?

 

一馬「何だ.....あれ......」

 

リコ「車内販売のエスカーゴよ。はい」

 

リコはオレたちにさっき買ったやつを渡してくれた。なんか、地味に冷たいんだが.....

 

一馬「良いんか?」

 

リコ「ええ、まぁご祝儀ってやつね」

 

みらい「ありがとう!」

 

オレとみらいは袋を開けた。中には凍った何か入ってた。パッと見た感じ凍ったみかんか?

 

モフルン「モフ〜冷たいモフ」

 

みらい「氷?」

 

リコ「まぁ見てなさい。キュアップ・ラパパ氷よ溶けなさい」

 

リコが魔法を唱えると、氷が溶けて、中からみかんが出た

 

みらい「みかんだぁ」

 

リコ「氷の火山に住む、アイスドラゴンのため息で作った冷凍みかんよ」

 

一馬「へぇー、氷の火山にドラゴンねー魔法の世界らしいや」

 

モフルン「みらい、はやく食べたいモフ」

 

みらい「うん」

 

オレとみらいはみかんの皮を剥いた。ふむ、オレが知ってる冷凍みかんより剥きやすいな

 

みらい「はい、モフルン」

 

みらいはモフルンにみかん1個(中身の方)をモフルンに食べさせた

 

モフルン「モフ〜冷たいモフ!」

 

みらい「いっただきまーす」

 

続けてみらいも食べた

 

みらい「美味しい〜」

 

一馬「オレも、食うか」

 

オレもみかんにかぶり付いた......な、何だ!?この食感は。まるで飴を噛んだかのような食感だ。だが味はうまいな

 

一馬「うまいんはうまいんだが、なんか食感が変だ。まるで飴を噛んだかのような.....」

 

みらい「確かに....ちょっと硬めだね」

 

モフルン「モフ」

 

リコ「え?」

 

リコもみかんを食べる。飴を噛んだようなゴリっとした音が響く

 

リコ「うっ.......こ、このくらいの硬さが丁度良いし。け、計算通りだし」

 

あーあ。こりゃ失敗かもな。すると景色が明るくなってきた

 

みらい&モフルン「うわぁ〜!」

 

一馬「なんじゃこりゃ.......」 

 

日本....いや海外でも見たことない景色が見えていた。海の上にクソでっかい木とかあるし

 

リコ「ここが、わたしたち魔法つかいの世界。魔法界よ。そして、あの大きな木の上にわたしたちの学校。魔法学校があるの」

 

マジか。あんなところに学校あるのか!

 

みらい「魔法学校......ワクワクもんだぁ!」

 

そして、オレたちを乗せたカタツムリニアは魔法学校へ向けて走っていた




一馬は皮剥いてかぶりつく派です

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