魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター) 作:ドッカン
リコ「急いで!」
みらい「うわぁ〜」
一馬「デカッ!?」
オレとみらい(ついでにモフルン)はリコについて行ったが、列車に驚いた。いろんな意味でな
モフルン「大きなでんでん虫モフ〜」
そう、めちゃくちゃデカいカタツムリだった。さすがにウルトラ怪獣ほどでは無いが、でけぇ.....
リコ「カタツムリニアよ」
まさかの合わせ技っぽい名前かよ。銀魂だとバカイザーが合わせ技っぽい名前にあたるかな
みらい「カタツムリニア.....」
モフルン「モフ〜」
一馬「すげぇ.......」
リコ「行くわよ!」
オレたちは急いでカタツムリニアの客車に乗り込んだ。ふむ、中は意外と良いな
そして、ちょうど席に座った途端。動き出した、魔法界か......ちょっと楽しみだな
[出発してから数分経過]
みらい「空飛んでるみたいだね〜」
モフルン「すごいモフ〜」
今外の景色は、まるで空というか、宇宙空間みたいな景色になってる
一馬「空飛ぶ列車とか何処のドラクエ9だよ.......」
ちなみに、ドラクエ9は最後までやり込んだな〜
リコ「......」
モフルン「モフ!流れ星モフ!」
みらい「え!?どこ?どこ?」
一馬「どうしたんだ?リコ」
みらい「リコちゃん?」
リコ「ぬいぐるみが話せるようになるなんて、そんな魔法なんて聞いたことないわ。ね、どうして話せるようになったの?」
みらい「あ、そう言えば。どうして?」
モフルン「モフルンは、ずーっとみらいや一馬とおしゃべりしたかったモフ!」
みらい「わたしもだよ!モフルン」
一馬「オレとも話したかったのかよ.......」
てか、答えになってねぇな。例えるなら、相手の質問に、おい、デュエルしろよで答えるだな。
リコ「はぁ、答えになってないから.......やっぱり、プリキュアになったのと関係があるのかしら?」
一馬「なぁ、プリキュアって何なんだ?」
リコ「ずっと伝説で語り継がれている存在なの。とにかく、すごい魔法つかいだって」
一馬「へぇ〜」
みらい「......じゃあさ、わたしとリコちゃんは伝説の魔法つかいになったってこと?!」
リコ「......そうだわ!そうよ、そうじゃない。伝説の魔法つかいになったのよわたし。エメラルドは見つからなかったけど、先生たちは認めてくれるはず!」
一馬&みらい&モフルン「........」
すると、殻の上に品とカエル?をのせたカタツムリが来た
「カタカタ〜」
リコ「あ、これ2つ貰うわ」
リコはある商品を2つ取って、さっきのカードをカエルにタッチした。まさかの電子マネー?
一馬「何だ.....あれ......」
リコ「車内販売のエスカーゴよ。はい」
リコはオレたちにさっき買ったやつを渡してくれた。なんか、地味に冷たいんだが.....
一馬「良いんか?」
リコ「ええ、まぁご祝儀ってやつね」
みらい「ありがとう!」
オレとみらいは袋を開けた。中には凍った何か入ってた。パッと見た感じ凍ったみかんか?
モフルン「モフ〜冷たいモフ」
みらい「氷?」
リコ「まぁ見てなさい。キュアップ・ラパパ氷よ溶けなさい」
リコが魔法を唱えると、氷が溶けて、中からみかんが出た
みらい「みかんだぁ」
リコ「氷の火山に住む、アイスドラゴンのため息で作った冷凍みかんよ」
一馬「へぇー、氷の火山にドラゴンねー魔法の世界らしいや」
モフルン「みらい、はやく食べたいモフ」
みらい「うん」
オレとみらいはみかんの皮を剥いた。ふむ、オレが知ってる冷凍みかんより剥きやすいな
みらい「はい、モフルン」
みらいはモフルンにみかん1個(中身の方)をモフルンに食べさせた
モフルン「モフ〜冷たいモフ!」
みらい「いっただきまーす」
続けてみらいも食べた
みらい「美味しい〜」
一馬「オレも、食うか」
オレもみかんにかぶり付いた......な、何だ!?この食感は。まるで飴を噛んだかのような食感だ。だが味はうまいな
一馬「うまいんはうまいんだが、なんか食感が変だ。まるで飴を噛んだかのような.....」
みらい「確かに....ちょっと硬めだね」
モフルン「モフ」
リコ「え?」
リコもみかんを食べる。飴を噛んだようなゴリっとした音が響く
リコ「うっ.......こ、このくらいの硬さが丁度良いし。け、計算通りだし」
あーあ。こりゃ失敗かもな。すると景色が明るくなってきた
みらい&モフルン「うわぁ〜!」
一馬「なんじゃこりゃ.......」
日本....いや海外でも見たことない景色が見えていた。海の上にクソでっかい木とかあるし
リコ「ここが、わたしたち魔法つかいの世界。魔法界よ。そして、あの大きな木の上にわたしたちの学校。魔法学校があるの」
マジか。あんなところに学校あるのか!
みらい「魔法学校......ワクワクもんだぁ!」
そして、オレたちを乗せたカタツムリニアは魔法学校へ向けて走っていた
一馬は皮剥いてかぶりつく派です