魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター)   作:ドッカン

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75話

オレたちは現在魔法界へ来ている。理由は、夏休みをこっちで過ごしたいからだ。オレか?無理矢理連れてかれたよ!畜生!で、今図書館前に来ている。まぁ理由は校長に会うためだな、校長室にはいなかったし

 

みらい「あ、校長先生!」

 

あ、出てきた

 

校長「君たち、なぜここに?」

 

リコ「この子たちがどうしてもこっちで夏休みを過ごしたいって言うもので」

 

一馬「オメーもだろ。そしてオレはこいつらに無理矢理連れてこられたけどな」

 

ことは「リコも楽しみにしていたでしょ?キュアップ・ラパパ!トランク開け!」

 

ことはは、リコのトランクを開けた。リコのトランクの中にはビーチボールや麦わら帽子その他諸々が

 

リコ「あぁ!?これはその.....」

 

一馬「はぁ.....やれやれ」

 

みらい「お母さんにはリコの故郷へ遊びに行くって、ちゃーんと許可をもらったので、思いっきり楽しんじゃいます!」

 

モフルン「モフ!」

 

そして図書館へ入って、校長にエメラルドを見せた

 

校長「これが.....命のリンクルストーン」

 

ことは「はい!エメラルドです!」

 

水晶「大いなる力を感じます。世界に災いが訪れた時、生きとし行ける者全ての希望となる......それは、大いなる力を秘めた命の光であると」

 

ことは「命の.....光......」

 

校長「その光が、リンクルストーン・エメラルドだと言うのは分かってはいたが......」

 

その後、オレたちは学校の広場へ向かった。そこでは

 

みらい「あれ?」

 

モフルン「うわぁ!いっぱいいるモフ!」

 

何と、魔法学校の生徒たちが何かの準備をしていた

 

一馬「あんなにいたのか.....なぁ何やってんだ?」

 

リコ「もうすぐ、夏祭りだからよ」

 

みらい&ことは「今、夏祭りって言いました!?」

 

リコ「あれ、言ってなかったかしら?魔法学校では毎年、生徒たちで夏祭りを開催するの。まぁ夏といっても暦の上で、魔法学校自体は年中春だけどね」

 

なるほどねぇ〜しっかし、こうしてみると文化祭みたいだな

 

ことは「はー!楽しみ!」

 

な、なんだ.....こっちの方を見てやがる.....

 

リコ「とりあえず、その格好を何とかしないと、目立つわよ」

 

一馬「そうだぜ?」

 

リコ「一馬も!何で制服着てこなかったのよ!」

 

一馬「あーえっとそれは.......」

 

口が裂けてもアレを着たくないとは絶対に言えねぇ

 

ことは「あーそゔだね。キュアップ・ラパパ!わたしの制服よ出ろ!」

 

すると、ことはは制服を出した

 

リコ「フ、フランソワさんもびっくりだわ.....」

 

男子生徒1「何、今の魔法!?」

 

みらい&リコ「えぇ!?」

 

一馬「はぁ......」

 

生徒が集まってきた

 

女子生徒1「すごーい!」

 

男子生徒1「ねぇどうやったらできるの!?」

 

モフルン「さっきより目立ってるモフ」

 

女子生徒2「ぬいぐるみが喋った!?」

 

男子生徒2「すげぇ!」

 

一馬「やれやれ.....さっきより目立ってどうすんだよ.....」

 

女子生徒3「あれ?この人どこかで見たような......あっー!たしか、前に魔法商店街で伝説の魔法使いプリキュアと一緒に戦ってたっていう人!えーっと確か名前は.......一馬!一馬よ!」

 

男子生徒3「え!?マジで!?サインくれ!!」

 

あーそういやそんなこともあったなーって

 

一馬「わわっ!?」

 

オレたちは生徒たちにもみくちゃにされていた。すると

 

ジュン「何だぁ、騒がしいな。祭りの準備はどうしたんだい!」

 

男子生徒2「あははは、買い出し行ってきます!」

 

そして生徒はどたどたと去っていった

 

一馬「ふぅ.....助かった」

 

リコ「さすが、泣く子も黙るジュンね.....」

 

ジュン「全く.....」

 

みらい「ジュン!」

 

ジュン「おぉ!みらい!一馬!リコ!」

 

一馬「エミリーにケイも!オメーら元気だったか!?」

 

ジュン「帰ってくるなら教えろってば!」

 

リコ「さっきついたところなの」

 

ケイ「モフちゃんも一馬くんも元気だった?」

 

モフルン「モフ!」

 

一馬「おう」

 

エミリー「あれ?この子は?」

 

ジュン「見ない顔だな」

 

ことは「ほら、わたしだよ!」

 

元補習トリオ「?」

 

ことは「はーちゃんだよ!」

 

ケイ「はーちゃんって、あの妖精の子?」

 

ことは「うん!」

 

ケイ「またまた〜」

 

エミリー「妖精が人の姿になるなんて、聞いたことがないわ」

 

ま、それが普通の反応だわな

 

ことは「本当にはーちゃんだってば」

 

ことは、諦めろ

 

ジュン「面白い!あんた気に入ったよ!泣く子も黙るジュンとはアタイのことさ。よろしくな!」

 

ことは「だから、知ってるってば.....」

 

その後ことはは人目のつかない所で制服に着替えた。オレは誰か来ないか、見張ってたけどな。ことはの制服姿は、まぁその......似合ってたぜ


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