魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター)   作:ドッカン

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76話

ことはが着替えた後、腹減ったので食堂へ向かうこととなった。食堂はすごかったぞ!なんせバイキングだったからな!いやぁ結構食ったぜ。そういや食ってる間

 

「す、すげぇ......」

 

「どんだけ食べるんだあの人......」

 

「さすがは魔法商店街の英雄.......」

 

「食べっぷりも英雄並みだわ.......」

 

とそんな話し声が聞こえてきた。英雄って.......オレ英雄って呼ばれるほど活躍してねぇぞ。そして食ってる時に気になる話が聞こえてきたので、オレは食いながら聞いた。ちなみに果物屋のトッドさんだ。なんでもミカンが入ってこないらしく、というかピーカンミカンっていうミカンの育ちが悪いらしい。リコ曰く、ピーカンミカンは日の光を結構浴びないと実らないって聞いたらしい。晴天続きなのに、おかしいとのこと。おいおい、アマ公ポアッとしてるんじゃぁ無いかなっと心の中で言った。そしてリコの寮部屋にリュックを置いた後、オレはみらいと一緒にあの木へ向かった

 

一馬「久しぶりだなーここへ来るのは」

 

みらい「本当にねー」

 

校長「む?....みらいくん、そして一馬くん」

 

おっと、校長がいたか

 

一馬「そういや何ヶ月か前に校長を探して走り回ってた時に、あんたとオレたちはここで会ったよな」

 

校長「そうだったな......」

 

みらい「わたし、この木大好きです。校長先生もですか?」

 

校長「そうじゃな.......古より我らと学校を見守る杖の木......ここにいると、心が穏やかになる」

 

確かに何が安らいでくるぜ

 

みらい「校長先生、ありがとうございます」

 

校長「なんじゃ?」

 

みらい「ずっと探していたのに、エメラルドを.....はーちゃんとわたしたちに......」

 

校長「エメラルドがそう望んだんじゃ。君たちと一緒にいることをな.....」

 

一馬「オレたちと.......」

 

みらい「わたし.......決めたんです!ずっとずーっと、みんなと一緒にいるって.......」

 

ちっ、嫌なことを思い出しちまうぜ。チビ時代のことはとの別れ、そして別れてた間の事を.........

 

みらい「悲しいお別れは.....もうしたく無いんです.....みんなで沢山......沢山笑顔でいようって.....それで、思いっきり楽しもう!って魔法界に来たんです」

 

なるほどね、思いっきり楽しむ......か......

 

みらい「何があっても、どんなことがあっても、だからわたし、みんなと一緒にいるって決めたんです。だから......校長先生!大丈夫です!」

 

校長「みらいくん......」

 

一馬「お前.......ん?空気が変わった......」

 

校長「なんじゃと?」

 

すると、強風が巻き起こる。竜巻が消えるとそこには変な豚野郎がいた

 

?「みーつけた!」

 

みらい「な、何!?」

 

校長「何奴!」

 

一馬「お、おい豚野郎.....テメェは何者だ.....」

 

ラブー「俺にはラブーっていう名前があるんだよ。どうもこんちわ、プリキュアのお嬢ちゃんにそっちの坊主はえーっと坂田一馬だっけか」

 

どうしてオレの名前を!?こいつ、敵か!?

 

ラブー「悪いけどさ、消えてくんない?」

 

一馬「へっ、いきなり殺害予告かよ。だが断る。なんでテメェみたいな豚。いやせ◯とくんに殺害予告されなきゃならなぇんだよ!」

 

ラブー「だから俺は豚野郎じゃなくてラブーだ!それにせん◯くんって名前でもねぇ!」

 

そう言って、豚野郎は指パッチンをする。するとここが、何かに覆われて、空が暗くなった

 

一馬「みらい、校長を連れてできるだけ遠くへ離れるんだ.....奴の相手はオレがする!」

 

みらい「う、うん!校長先生こっちです!」

 

校長「う、うむ。気をつけるのじゃぞ!」

 

離れるみらいと校長に向かってオレはサムズアップをした

 

ラブー「お前が相手か。まぁ良いさ出てきな!」

 

すると豚野郎は、指パッチンで今度は化け物を出した

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

ドンヨクバール.........ヨクバールの近縁種か?

 

一馬「何!?」

 

みらい「!?」

 

校長「なんと!?」

 

ラブー「こいつはドンヨクバール。我らがムホーの力が生み出す魔物さ」

 

ムホーだと?

 

校長「ムホー?魔法とは違う力なのか?」

 

ラブー「いやー闇の魔法っての?どういうわけかあのヤモリどういうわけか似たようなもん作りやがって。ま、どうでもいいか。魔法なんぞでやった真似事とは違うってことを見せてやんな!」

 

ドンヨク「ガッテン!」

 

ちっ、今回は強めに行くぜ!レウスXだ!武器は飛竜刀【白銀】で行くぜ!

 

一馬「装着!」

 

オレはレウスXを装着し腰に飛竜刀【白銀】が帯刀された

 

一馬(レウスX)「いざ参る!.......なんてね。こっちへ来い!」

 

オレは回れ右して逃げた

 

ラブー「あ、待ちやがれ!」

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

一馬(レウスX)「みらい!校長!一旦逃げるぞ!」

 

みらい「う、うん!」

 

校長「分かったのじゃ!」

 

オレたちはドンヨクから逃げまくった。そして、行き止まりについてしまった。ちっ、バリアで囲まれていたのか!

 

一馬(レウスX)「ちっ、これ以上は行けないか

 

ラブー「ふふふふ.....ここからはもう逃げられ無いよ?さぁどうする?

 

一馬(レウスX)「なら、やるか!」

 

オレは抜刀の構えをとる。すると空からあいつらの声が!

 

ラブー「ん?」

 

リコ&ことは「みらい!一馬!」

 

上からリコとことはが侵入してきた

 

リコ「みらい!一馬!校長先生!」

 

ラブー「何!?」

 

校長「君たち!?」

 

みらい「リコ!はーちゃん !モフルン!」

 

一馬(レウスX)「グレート!ナイスタイミングだぜ!お前ら!」

 

ことは「おまたせ!」

 

モフルン「モフ!」

 

校長「あの結界を破るとは......エメラルドの力か!」

 

エメラルドすげー

 

みらい「みんな、行くよ!」

 

というわけでみらいたちは変身するが、丸々カーット!ちなみにスタイルは、ダイヤだぜ!

 

ラブー「ドンヨクバール。坊主ごとやっちまいな」

 

ドンヨク「ガッテン!ドンヨクバール!」

 

ドンヨクはミサイルを飛ばしてきた。オレたちは避ける

 

フェリーチェ「はぁ!」

 

ことはが一撃与えた

 

ドンヨク「ドンヨク!?」

 

ドンヨクは大勢を崩した

 

校長「あれが、エメラルドのプリキュア .......」

 

ラブー「あまいねぇ」

 

?!するとミサイルが方向転換して向かってきた

 

一馬(レウスX)「!?ことは!」

 

オレはことはの方へ向かって飛び立つ。そして

 

一馬(レウスX)「フレイムウォール!」

 

オレは炎の壁を作り出して、ミサイルを防いだ

 

一馬(レウスX)「大丈夫か!?」

 

フェリーチェ「えぇ!」

 

ラブー「ちっ....なら、これならどうだい?」

 

すると、今度はさっきより大量のミサイルがみらいとリコに向かって行った

 

一馬(レウスX)「ちっ!」

 

オレは【白銀】を抜きながら、ミサイルを斬りながらみらいとリコの元へ向かう

 

一馬(レウスX)「火炎大回転斬り!」

 

オレは炎の竜巻となって、ミサイルを斬り裂いた

 

一馬(レウスX)「はぁ.....はぁ.....」

 

ラブー「へぇ、やるねぇ。でも、諦めたほうがいいよ?何やっても無駄だから」

 

ミラクル(ダイヤ)「なんでこんな事を!」

 

ラブー「んーだってさ、もうすぐ来るんだよねぇ。あのお方、デウスマストが」

 

一馬(レウスX)「デウスマスト?」

 

校長「デウスマスト......」

 

ラブー「あぁ、まもなく天の彼方より、永劫の輝きと共にこの地に降り立つ終わりなき混沌.....デウスマスト」

 

マジカル(ダイヤ)「終わりなき混沌......」

 

校長「これこそが、予言された来るべき災い.....」

 

ラブー「光栄にもこの世界は偉大なるデウスマストの目に止まったのさ。お迎えするにあたって、この地上から邪魔者をお掃除するってのが、俺たちの仕事なんでな」

 

掃除だと?

 

マジカル(ダイヤ)「そんな!勝手な理由で!」

 

ミラクル(ダイヤ)「決めたから.....あなたが何者だろうと関係ない。みんなで一緒にいるって決めたから。悲しい別れはもうしない。みんなで一緒に楽しもうって決めたんだから!」

 

ラブー「ふーん?ハッ、めんどくさ。ドンヨクバール」

 

ミラクル(ダイヤ)「みんなで一緒にいるためなら、出来ることは!なんでもやるの!」

 

なんでもやる........か

 

ドンヨク「ドンヨクバール!!!」

 

ドンヨクはまたミサイルを撃ってきた

 

ミラクル(ダイヤ)「わたしに出来る事を!」

 

するとみらいは飛び上がって1人でミサイルを受けた

 

一馬(レウスX)「みらい!?」

 

オレはみらいのそばによる

 

一馬(レウスX)「みらい!無茶するんじゃねーよ!」

 

マジカル(ダイヤ)「そうよ!」

 

フェリーチェ「みんなで一緒にですよね?」

 

ミラクル(ダイヤ)「マジカル....フェリーチェ.....一馬くん.....」

 

ラブー「はぁ....ドンヨクバール。まとめてやっちゃって」

 

ドンヨク「ガッテン!」

 

そして、ドンヨクはミサイルを撃ってきた。ちっ、また撃ってきたか。するとクリスタルが輝きだし、オレの頭の中に声が聞こえた

 

クリスタル『一馬、お前に技を授けようと思う』

 

技?

 

クリスタル『我は知っていてお前はまだ知らない技だ』

 

知らない技?例えば?

 

クリスタル『では、お前の脳内にこの映像を送る』

 

何だ.....この映像は.....列車の中?......!?あれは炭治郎と善逸!?向こうには鬼、と言うことは、これは鬼滅の刃?でも、誰だ?あの、白い炎のデザインが入ったマントを羽織って、なんか表現し難い髪色をしている人は......鬼殺隊の人らしいけど

 

煉獄『炎の呼吸.......壱ノ型」

 

え、炎の呼吸?何だそれ。そして男は鬼に向かった。そして、すれ違い様に日輪刀で斬った

 

煉獄『不知火!』

 

そして鬼は首を斬られながら消滅した。そこで映像は途切れた。これをやれって言うのか?だったらやってやるよ!

 

クリスタル『分かった』

 

そしてはっとすると、ミサイルが飛んでくるのが見えた

 

一馬(レウスX)「行くぞ!」

 

オレは【白銀】を抜刀してあの映像と同じ構えを取った。その時、【白銀】の刀身が炎を纏った

 

一馬(レウスX)「炎の呼吸........壱ノ型」

 

フェリーチェ「炎の.....呼吸!?」

 

ミラクル(ダイヤ)「え、水の呼吸じゃ無いの!?」

 

マジカル(ダイヤ)「水の呼吸じゃ無い!?」

 

オレは燃え盛る【白銀】を持ち、ミサイルを受けながらもドンヨクと間合いを詰めた。そしてそのまま斬り裂いた

 

一馬(レウスX)「不知火!!!」

 

ドンヨク「ドンヨクバール!?」

 

ラブー「何!?」

 

ドンヨクは炎の斬撃に吹っ飛ばされた。その後オレは3人の方を向いた。あーボサッとしてるなー

 

一馬(レウスX)「何ボサッとしてるんだよ。同時に攻撃するぞ!」

 

オレの言葉に三人はうなずいた。そして、オレたちは飛び上がる

 

一馬(レウスX)「セイハーッ!!!!!」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)&フェリーチェ「はぁぁぁあ!!!!」

 

オレたちは合体蹴りを繰り出した

 

ドンヨク「ドンヨクバール!?!?!?」

 

ドンヨクは蹴りを喰らってダウンした

 

(レウスX)「今だ!」

 

そして、浄化されたとさ。三人によってな

 

ラブー「やるじゃない。プリキュアに坊主。今日はやめとくよ、疲れたし」

 

一馬(レウスX)「何度来たって斬り刻んでやるぜ!」

 

ラブー「何度もはないよ、次で終わりだからね。んじゃ」

 

そしてラブーは消えた。それと同時にバリアも消えた。そして、腹減ったので食堂へまた向かうことになった


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