魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター)   作:ドッカン

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7話

オレたちはカタツムリニアから降りた後、でっかい門の前にいた

 

リコ「魔法学校は、魔法界の中心なの」

 

一馬「ほへー」

 

みらい「へぇー」

 

リコ「良い?校長先生にプリキュアになったことを説明しに行くから。あなた達も協力して」

 

みらい「うん、分かった!」

 

一馬「分かったぜ」

 

そして、リコは門の前に立ち、杖を取り出した

 

リコ「キュアップ・ラパパ!門よ、開きなさい!」

 

リコが魔法を唱えると、門はゆっくりと開いた

 

みらい「おぉー!魔法の杖ってすごいね!良いなぁ〜わたしも欲しい!」

 

おいおい、そりゃ無理だろ.......

 

リコ「む、無理だと思うわ......杖は、魔法界に生まれてすぐに授かる物だから......」

 

みらい「そっか〜。残念だなぁ.....」

 

一馬「ドンマイ......みらい」

 

すると誰か来た

 

?「リコさん!」

 

リコ「ひゃい!?」

 

なんだこのオバさんは

 

リコ「きょ、教頭先生!?」

 

え、この人が教頭なんか。すると教頭はオレたちの方を見た

 

みらい「こんちには!」

 

一馬「ど、どうも.....」

 

教頭「リコさん.....あなた.....どういうことです?!」

 

そして、オレたちは教室に案内というか、連行された

 

教頭「魔法界を許可なく出ただけでなく、あちらの人間を連れてくるとは。しかも2人も」

 

リコ「わたしたちプリキュアになったんです!」

 

教頭「プリキュア?伝説魔法つかいに?あなたたちが?」

 

一馬「オレは違うぞ」

 

教頭「.....するならもっとマシな言い訳を....」

 

みらい&リコ「本当なんです!」

 

一馬「そうだぜ、本当にこいつらプリキュアになったんだ。ちゃんとこの目で見たぜ!」

 

教頭「とにかく....あなたたちをどうするべきか。そしてリコさん、あなたへの処罰」

 

リコ「!?」

 

教頭「校長先生に伺ってきます」

 

リコ「あの、処罰って........」

 

教頭「校則第8条、許可なく魔法界を出てはならない。第12条、魔法学校寮生の無断外泊禁止。二つの校則違反の上、その2人を魔法界に連れてきたのですから、覚悟しておくことですね。大人しくここで待っていなさい、さもなくば、退学もあり得ますよ?」

 

そう言って、教頭は出て行った。どんだけ厳しいんだ........

 

一馬「わりぃな......オレたちのせいでこんなことになっちまって」

 

リコ「別に....あなたたちのせいじゃ無いから........補習どころじゃ無くなったわね.......」

 

みらい「補習?」

 

リコ「わたし本当は苦手なの、魔法」

 

みらい「え?」

 

やっぱりか。あの時の猫やさっきの冷凍みかんも、苦手だったからか

 

リコ「春休みの間......魔法授業の補習を受けないといけなくって。強い魔法の力を持つと言われてる、リンクルストーン・エメラルドを見つければ、先生たちも認めてくれる、補習を受けなくても済む、と思ったのだけれど......甘かったわ」

 

一馬「リコ......」

 

みらい「リコちゃん.......」

 

モフルン「モフ」

 

突然モフルンがみらいの腕から降りた

 

モフルン「甘いにおいモフ!」

 

一馬「甘いにおい?」

 

するとみらいとリコのペンダントが光った

 

リコ「え?」

 

みらい「ふぇ?!」

 

モフルン「キラキラに輝く力を感じるモフ、ダイヤ、光のリンクルストーンモフ!」

 

一馬「じゃあ、みらいとリコがいま手に持っているやつが、リコの探してたエメラルドの仲間ってことか?」

 

モフルン「モフ!リンクルストーンから伝わってきたモフ!」

 

みらい「......わたし、校長先生に話してくる!」

 

リコ「え?!」

 

みらい「ここで待ってて。リコちゃんがここから出たら退学になっちゃう。行くよ!一馬くん!モフルン!」

 

一馬「お、おう!」

 

モフルン「モフ!」

 

リコ「あ!ちょ、ちょっと!?」

 

オレとみらいとモフルンは教室を飛び出した。全く........


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