魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター)   作:ドッカン

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81話

 

オレはカタツムリニアに揺られながら寝るフリをした。その時にクリスタルが声をかけてきて、オレにさまざまな鬼滅の刃のビジョンを見せてくれた。あー何でビジョンって呼んでるかって?何か先のことが見えちゃうからゼノブレイドのビジョンにあやかって呼んでみただけー。それで色んな技が見えたぞ。水の呼吸の、伍ノ型、干天の慈雨(かんてんのじう)や拾ノ型、生生流転(せいせいるてん)後はヒノカミ神楽円舞なんて技のビジョン等も見たな。そして、クリスタルとの会話が終わった途端、事件は起こった

 

一馬「な、何だ!?何が起こったんだ?」

 

みらい「あ、起きたんだね!」

 

リコ「さっきすごい揺れが起きて」

 

ことは「ドドドーンって!」

 

一馬「ん?景色が動かない.......!?まさか!」

 

オレは窓を開けた.....そこには

 

一馬「カタツムリニアがいねぇ!?」

 

リコ「何ですって!?」

 

みらい「外に出て探そうよ!」

 

一馬「そうだな!」

 

ことは「うん!」

 

オレたちは後ろに出て、そこからホウキに乗った。そして辺りを見たが、カタツムリニアは居なかった

 

一馬「やはりな、どこにも居ない」

 

モフルン「線路も無くなってるモフ......」

 

リコ「マズいわね.....」

 

みらい「マズいって?」

 

リコ「ここは、魔法界とナシマホウ界を結ぶ空間、2つの世界の狭間よ。カタツムリニアにしか、行き来することが出来ないの」

 

マジかよ、そんなにすごかったのかアレ

 

ことは「えぇ!?ホウキでもダメ!?」

 

リコ「ここでは何をしても、ただ彷徨うだけ....助けが来るのを待つしか無いわ」

 

ラブー「フフフフ......待っても無駄だから」

 

一馬「ラブー!?」

 

嘘だろおい!昼に戦ったばかりだぞ!

 

ラブー「お坊ちゃんたちはここでお終いだからね」

 

みらい「全部あなたの仕業なの!?」

 

ラブー「そういうこと、昼間はしくじったが、今回はちょっと、張り切っていくからね.......ひゅおおおおおおお.........」

 

するとラブーは息を吸い込み、体がみるみるデカくなっていった

 

ラブー(最終形態)「フフフフ......」

 

一馬「デケェな.....だが、そんなデカくなっても、オレたちは!お前を倒す!行くぞ!」

 

みらい「うん!」

 

リコ「えぇ!」

 

ことは「うん!」

 

モフルン「モフ!」

 

みらいたちは変身した。2人はダイヤだ

 

ミラクル(ダイヤ)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(ダイヤ)「2人の魔法!キュアミラクル!」

 

フェリーチェ「あまねく生命に祝福を....キュアフェリーチェ!」

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)&フェリーチェ「魔法つかい!プリキュア!」

 

一馬「装着!」

 

オレはレウスXを装着し、飛龍刀【白銀】を装備した

 

ラブー(最終形態)「よっしゃー!いくぞぉ!」

 

一馬(レウスX)「うるせぇ!」

 

オレは炎を纏って飛んだ

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)&フェリーチェ「はぁぁぁあ!!!!」

 

一馬(レウスX)「うぉぉぉぉぉ!」

 

オレたちは同時に攻撃したが

 

ラブー(最終形態)「よっ!」

 

ミラクル(ダイヤ)「きゃ!?」

 

ラブー(最終形態)「ほっ!」

 

マジカル(ダイヤ)「くっ!」

 

ラブー(最終形態)「ほいっ!」

 

フェリーチェ「あぁ!?」

 

ラブー(最終形態)「ふん!」

 

一馬(レウスX)「ぐぁっ!?」

 

ラブーには全然効かずに吹っ飛ばされた。

やるな.....

 

一馬(レウスX)「これならどうだ!火炎斬!」

 

オレは【白銀】から、炎の斬撃を飛ばした。しかし!

 

ラブー(最終形態)「へん!ふぅ〜っとな!」

 

ラブーは息を吹きかけて炎虎を消した。それから、オレたちは攻撃するが、どれもラブーには効果なしだった

 

ラブー(最終形態)「へっ、そろそろ、本気出しちゃおっかなーっと.......ほらよ!」

 

ラブーはストレートをかましてきた。くっ....なんなんだこの強風は!

 

ミラクル&マジカル(ダイヤ)&フェリーチェ「きゃぁぁぁぁぁ!?」

 

モフルン「モフー!?」

 

その強風でオレ以外は吹っ飛ばされてしまった

 

一馬(レウスX)「お前ら!はっ!?せやっ!」

 

オレは目の前に迫っていた、隕石?を斬り裂いた

 

ラブー(最終形態)「よぅ、お嬢ちゃん♪ほんの小手調べのつもりだったのにさ....みんな吹っ飛んじまったね。ウヘヘヘ」

 

あれ?あいつ、オレがオレが吹っ飛ばされたと思っている?なら、振り向かせるまでだ

 

ミラクル(ダイヤ)「みんなを.....みんなを....返して......」

 

ラブー(最終形態)「安心しな、お嬢ちゃん。今とどめをさして、仲間のところに行かせてやるよ!!!」

 

!?マズい!

 

一馬(レウスX)「炎の呼吸.....伍ノ型!炎虎!!!!!!」

 

オレはさっきよりも、強力な斬撃をラブーに放った。そしてその斬撃は巨大な炎の虎となった

 

[ガォォォォン!!!]

 

ラブー(最終形態)「何!?」

 

炎の虎はラブーに当たった。みらいは炎虎が当たった衝撃で、吹っ飛んでしまった。悪りぃ!みらい!

 

ラブー(最終形態)「おめぇ吹っ飛ばされてなかったのか!」

 

一馬(レウスX)「あぁ!生憎な!.........お前の相手は.......このオレだ」

 

おいクリスタル!聞きたいことがある!

 

クリスタル『何だ?』

 

お前、禁句モンスターの......煌黒龍アルバトリオンの武具を具現化はできるか!?

 

クリスタル『.....可能だ。だが、危険すぎるぞ。良いのか?』

 

あぁ、かまわねぇよ!

 

クリスタル『分かった......だがこれだけは言っておく。無茶はするなよ』

 

あぁ!

 

クリスタル『では叫べ!超装着アルバトリオン!と!』

 

分かった

 

一馬(レウスX)「超装着アルバトリオン!』

 

オレはそう叫んだ。すると光がオレを包み込んだ

 

ラブー(最終形態)「な、何だぁ!?」

 

光の中から、赤、青、白、黄、そして黒のアルバトリオンが出てきた。そしてまずは黄のアルバトリオンが足の部位となって装着される。次に白が腰、青が手甲、赤が胴、そして最後に黒が兜なってオレに装着された、エスカドラXか。そして五色のアルバトリオンが一つとなって、一つの鎌が現れた。これは、神滅爪アル・ファリアか。オレはそれを握った。そして光が消えた

 

ラブー(最終形態)「その姿は!?」

 

一馬(エスカドラX)「........」

 

オレはアル・ファリアをラブーに向けた

 

一馬(エスカドラX)「さぁ、狩りの時間だ」


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