魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター)   作:ドッカン

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89話

オレとみらいはリコを探しに公園を走った。そして噴水で見つけた

 

一馬「へっ、お前の親父さん中々スゲェじゃねぇか」

 

みらい「うん、すごいよ!」

 

リコ「2人とも......」

 

オレとみらいはリコの隣に座った

 

みらい「いろんなことに詳しいしね」

 

一馬「それと様々なことを調べてるしな」

 

リコ「そう....だけど.....」

 

あー、これはもしかして、リコはリアンさんとほとんど接することが出来なかったー的なやつかな?

 

みらい「そうだ。春休み、魔法学校から帰った時にね、お父さんがわたしと一馬くんに言ったの」

 

一馬「あぁ、確かに言ったな。「おばあちゃんが大丈夫だって言ってたけど、やっぱり不安で不安で......」ってな。オレとみらいはそんなに心配かけていたことを自覚してなかったんだよなー」

 

いやはや恥ずかしい

 

みらい「でもその後にこう言ったんだよねー「当然だろ?子供を思わない親はいないよ」って」

 

そういや前に母さんと父さんに電話した時、みらいと恋人になったって言ったら泣いてたっけー電話からも聞こえるほどに

 

リコ「.......」

 

一馬「......?!嫌な気配がする!」

 

すると、空が暗くなっていた。そして雷が落ちると、そこには女の怪人が現れた

 

ベニーギョ「プリキュアと坂田一馬だっけ?私ベニーギョ。よろしく」

 

ラブーやシャーキンスの仲間か!

 

一馬「やい!テメェ何の様だ!さっさと消えろ!このババア!」

 

ベニーギョ「あん?今なんて言ったのかしら?坊や」

 

一馬「何で言ったかって?ババアって言ったんだよ!ババアとな!」

 

ベニーギョ「私のことをババアって生意気な坊やだね.......消してあげるよ!出といで!」

 

そしてベニーギョはドンヨクを出した。今回のドンヨクは水属性だな

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

一馬「みらいとリコは、今は逃げろ。ここは!オレが引き受ける!」

 

みらい「うん!」

 

リコ「えぇ!」

 

みらいとリコは走った

 

一馬「さてと、テメェの相手はこのオレだぜ!装着!」

 

オレはジンオウXを装着し、天雷斬破刀・真打を装備した

 

一馬(ジンオウX)「さぁ、かかってきな!」

 

オレはドンヨクを挑発した

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

一馬(ジンオウX)「はぁ!おりゃ!」

 

向かってきたドンヨクを回避して、斬った。しかし

 

一馬(ジンオウX)「何!?」

 

何と斬られた箇所が元に戻った。再生持ちか!?

 

ベニーギョ「そんなんで斬ったってこのドンヨクバールには意味ないし」

 

一馬(ジンオウX)「ちっ......」

 

なら、霹靂一閃で!

 

クリスナイト(ジンオウXシリーズ)「雷の呼吸.....壱ノ型.....霹靂一閃!」

 

オレは霹靂一閃でドンヨクの体を切断した。だが

 

ドンヨク「ドンドンドン!」

 

すぐさま再生した。しかも、電気が効いてない

 

一馬(ジンオウX)「これでも駄目なのか!?」

 

ベニーギョ「諦めたら?さっきのでも瞬時に再生したし、坊やのへなちょこ電撃でも平気だったから、もう勝てる見込みがないって感じ?」

 

一馬(ジンオウX)「黙ってろよババアが。オレの辞書に、諦めるという文字は無いんだよ!」

 

ベニーギョ「またババアと......ドンヨクバール!そろそろ終わらせちゃって!」

 

ドンヨクバール「ガッテン!」

 

ドンヨクは水弾を飛ばしてきた。オレは弾き返そうと構える。その時

 

フェリーチェ「リンクルン!ピンクトルマリン!」

 

ことはが現れて、トルマリンバリアを展開した

 

ベニーギョ「何!?」

 

一馬(ジンオウX)「ことは!」

 

そして、みらいとリコも来た。サファイアか

 

ミラクル(サファイア)「お待たせ!一馬くん!」

 

一馬(ジンオウX)「みらい!リコも!」

 

ベニーギョ「プリキュアねぇ......ドンヨクバール!まとめてプリキュアもやっちまいな!」

 

ドンヨクバール「ガッテン!」

 

一馬(ジンオウX)「よし!行くぜ!」

 

そして、3人は飛び上がった。あーそうか。空中戦に持ち込むってわけだな。3人はドンヨクと戦ってたが

 

マジカル(サファイア)「きゃぁ!?」

 

ミラクル(サファイア)「あぁ!?」

 

フェリーチェ「マジカル!?」

 

リコが水弾に被弾して落ちてきた

 

一馬(ジンオウX)「!?リコ!」

 

オレは落ちてきたリコを受け止めた

 

一馬(ジンオウX)「大丈夫か?リコ」

 

マジカル(サファイア)「えぇ、ありがとう一馬」

 

一馬(ジンオウX)「!?」

 

ドンヨクが追い討ちと言わんばかりに水弾を飛ばしてきた。オレは抜刀の構えを取るが、オレとリコの前にリアンさんが

 

一馬(ジンオウX)「リアンさん!?」

 

マジカル(サファイア)「お父様!?」

 

リアン「キュアップ・ラパパ!火よ!巻き起これ!」

 

リアンさんは魔法で炎の障壁を作った。そして水弾をかき消した

 

ベニーギョ「ふふっ、魔法?でもその程度じゃ」

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

ドンヨクは構わず水弾を撃ち続けた。そしてついに

 

リアン「ぐっ、うぁぁ!?......あ、あぁ......」

 

障壁が破られ、リアンさんは水弾が被弾しぶっ倒れた

 

一馬(ジンオウX)「リアンさん!」

 

マジカル(サファイア)「お父様!」

 

オレとリコはリアンさんの側による

 

ベニーギョ「アッハハ!!もうダサすぎ。しょぼい力しかない癖に出しゃばるから」

 

あ?

 

一馬(ジンオウX)「雷鳴斬!」

 

オレは抜刀して、雷を纏った天雷斬破刀で斬撃をドンヨクに飛ばした

 

ドンヨク「ドン!?ドンヨクバール.....」

 

ちっ、やはり当たったが再生するか

 

一馬(ジンオウX)「ダサすぎだと?ふざけるんじゃねぇ!」

 

ドンヨク「ドンドーン!」

 

ミラクル(サファイア)&フェリーチェ「はぁ!!」

 

ドンヨク「ドッ!?」

 

ドンヨクはまた向かってきたが、今度はみらいとことはに蹴り飛ばされた

 

フェリーチェ「そうです!おじさまは強い力で溢れています!」

 

ベニーギョ「はぁ?」

 

ミラクル(サファイア)「家族を思う優しい気持ち、それが何より力になる!力は、思いは!絶対伝わる!」

 

ベニーギョ「なるほど、って意味わかんないし。んじゃ、もう止めってことで、ドンヨクバール!」

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

ドンヨクは向かってくる。リコは飛び上がった

 

マジカル(サファイア)「お父様になんて事を......お父様に謝りなさい!はぁぁぁっ!」

 

ドンヨク「ドッ!?」

 

ドンヨクはリコの怒りの蹴りをくらって吹っ飛んだが、まだ動けている。浄化するには何とかして動きを止めないとな。ならやはり、強力な攻撃、それも再生が遅くなるほどの連続攻撃を叩き込むしかないのか.......前にビジョンで見た、霹靂一閃の派生型、使ってみるか

 

【bgm:霹靂一閃六連〜鬼殺隊として】

 

一馬(ジンオウX)「シィィィィィ.....」

 

オレは力を込める

 

ドンヨク「ドンヨク?」

 

ベニーギョ「なんだい?またそのへなちょこ斬りをするのかい?無駄だし」

 

一馬(ジンオウX)「シィィィィィ.......」

 

オレはさらに力を込めた

 

ベニーギョ「な、なんだいこりゃ....揺れ?」

 

ドンヨク「ドッ!?」

 

フェリーチェ「空気が揺れているのを感じます......!?一馬の周りに雷が!」

 

一馬(ジンオウX)「雷の呼吸.....壱ノ型.....霹靂一閃・六連!」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)&フェリーチェ「霹靂一閃......六連!?」

 

ベニーギョ「何が六連だよ!ドンヨクバール!」

 

ドンヨク「ガッテン!ドッドッドッドッー!」

 

ドンヨクはさっきよりも強力な水弾を飛ばしてきたが、その飛んでくるスピードが遅く見えた。オレはすかさず木に向かって踏み込んだ

 

ドンヨク「ドッ!?」

 

ベニーギョ「え!?」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)&フェリーチェ「消えた!?」

 

そして木を利用して、ドンヨクに一閃する

 

ドンヨク「ヨクッ!?」

 

さらに別の木を蹴ってまた一閃する

 

ドンヨク「ドッ!?」

 

またまた別の木を蹴って一閃!

 

ドンヨク「ドッドッ!?」

 

また木を蹴って一閃!

 

ドンヨク「ドドッ!?」

 

そして、最後に、飛び上がって一閃した

 

ドンヨク「ドンヨクバール!?」

 

ドンヨクは体がバラバラになった。そしてさらに強い電撃がドンヨクの体に走った

 

ドンヨク「ドドドド!?」

 

ベニーギョ「ドンヨクバールが、一瞬で.....」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)&フェリーチェ「.............」( ゚д゚)

 

ドンヨクは消滅し、元の物体に戻った。

オレは地面に着地した

 

ベニーギョ「プリキュアに坂田一馬.....訳わからんし。帰る」

 

そしてベニーギョは消えた。オレは元に戻ったが

みらい達は元には戻らなかった。そしてリコはリアンさんの元へ向かった

 

マジカル(サファイア)「お父様.....」

 

リアン「すまない......」

 

まぁこれでリアンさんとリコの中は深まったのかな?

 

一馬「とにかく、一件落着だな」

 

ミラクル(サファイア)「うん!」

 

フェリーチェ「えぇ」

 

その夜。オレは寝た。疲れがドッと来たからな........お休み......


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