魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター)   作:ドッカン

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95話

オレはカボチャドリに乗って駅へ向かった後、カツムリニアに乗ってナシマホウ界へ帰った。そして津成木駅に着いた後そのまま家に帰宅、あ、今日子さんたちにはみらい達は明日帰るって伝えてるぜー。

 

一馬「えーっとこれとこれとこれをっと」

 

オレはクローゼットから服とウィッグを取り出した。オレが仮想するのは機動戦士ガンダム00(ダブルオー)の刹那・F・セイエイの格好だ。それもセカンドからのソレスタルビーイングの制服バージョン。オレは取り出した後風呂に入って寝た

 

[翌日]

 

オレは起きた後、すぐに制服とウィッグ、そして腰に自作したソレスタルビーイングの銃を身につけた。あとは最終調整を行った

 

一馬「よし、バッチリ」

 

オレは下に降りて飯を食べた。そして靴履いて外へ出た。そして、駅へ向かって走った。途中警察に銃で注意されたが、ハロウィンの仮装用のコスプレ小道具です!って言ったら許してくれたぜ

 

一馬「よっ、お前ら」

 

みらい「あ!一馬くん!あれ?その格好って」

 

ことは「はー!ダブルオーの刹那だぁ!」

 

リコ「まさかその格好をするために早く戻ったの?」

 

一馬「あぁ」

 

駅では、みらい達以外にもたくさんの生徒たちがいた。校長や教頭にフランソワさんまでいた

 

フランソワ「あら一馬くん、なかなかオシャレじゃない!」

 

一馬「あぁ、これ今日のハロウィン用に着たんですよ」

 

ジュン「ハロウィン用に?でもハロウィンって幽霊とお化けと祝うお祭りなんだよな?何でそんな格好に?」

 

一馬「まぁそれは.....そ、そんなことより行こうぜ!」

 

ジュン「そらしやがった.....」

 

ケイ「そらした...」

 

エミリー「そらしたね......」

 

そんなことを言われながらも、オレたちは会場へ向かった。そして会場に着いた。あー盛り上がってるねー

 

一馬「さぁ着いたぜー」

 

ジュン&ケイ&エミリー「うわぁ〜!」

 

ジュン「綺麗!」

 

ケイ「盛り上がってる!」

 

ケイ「これがハロウィン?」

 

みらい「うん、うちの町のハロウィン祭りは、毎年いっぱい人が集まるんだ」

 

まぁ、渋谷と比べたら、渋谷のほうが圧倒的に人が多いけどな

 

リコ「ハロウィンをやる10月31日は、元々は秋に沢山の野菜や果物が実のを感謝する日なのよ」

 

ことは「だから、カボチャのランタンを飾るの?」

 

リコ「えぇ」

 

フランソワ「みんなとても、オシャレだわ〜」

 

リコ「この日には、亡くなった人の霊と共に、悪い霊も戻ってくると考えられていて....だから仮装をするのは、悪い霊を驚かせて追い払うためなの」

 

ケイ「へぇ〜」

 

エミリー「物知り〜」

 

リコ「ま、まぁね、こんなの常識よ」

 

一馬「あーでも、今のハロウィンは仮装以外にもコスプレも多いけどな。ほらあそこなんか仮面ライダーやスーパー戦隊のコスプレしてる人がいるし」

 

オレが指差した方には、最新のエグゼイドや、一昔前のゴーストのコスプレをスーパー戦隊の方はジュウオウジャーやニンニンジャーのコスプレをしている人が見えた。うわっ、どれもクオリティたけーな

 

校長「なるほど、これなら魔法界の服でもバレないようじゃ」

 

みらい「えへへへ」

 

今日子「みらい!一馬くん!こっちこっち!」

 

声のする方を向くと、そこでは今日子さんが手を振っていた

 

一馬「今日子さん!」

 

みらい「お母さん!ただいま!」

 

ジュン&ケイ&エミリー「こんにちは!」

 

今日子「はいこんにちは。あら、一馬くん以外みんな魔法つかいの仮装でお揃いなのね。一馬くんは.......」

 

一馬「あ、これガンダムのキャラのコスプレです」

 

今日子「そう。中々似合ってるわよ」

 

一馬「あ、ありがとうございます....」

 

フランソワ「まぁ!」

 

ことは「はー!おばさま素敵ー!」

 

フランソワ「最先端スタイルだわ!」

 

すると子供たちがやって来た

 

「トリックオアトリート!」

 

リコ「この合言葉は」

 

ジュン「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ、ってやつだろ?ガイドブックでみた!」

 

みらい「お母さん、わたしお手伝いするね」

 

一馬「オレも手伝いますぜ」

 

今日子さんの手伝いで、オレはお菓子を、みらいは風船を配った

 

みらい「はい、どうぞ」

 

一馬「ほらよ」

 

「ありがとう!」

 

そして一気に行列ができた

 

一馬「はいはい、押すなよ押すなよ〜ほい」

 

「ありがとうお兄ちゃん!」

 

一馬「おう!この祭りをしっかりと楽しめよー!」

 

「うん!」

 

やっぱ子供は元気が一番だぜ。しばらく経って

 

一馬「よーやく半分になったか」

 

籠のお菓子は減ったのだがそれでも半分だった

 

今日子「一馬くん、みらいたちと一緒に見物してきなさい!」

 

一馬「え?良いんすか?じゃあ。お言葉に甘えて」

 

オレはみらいたちを呼びに行ったのだが、そこには

 

一馬「おーいおまえらー今日子さんが見物しにいっても.....!?」

 

オレはみらいとリコの格好にドキッとした

 

みらい「あ、一馬くん。どう、似合う?」

 

リコ「に、似合うかしら?」

 

みらいの格好は、モフルンをモチーフにしたへそ出しの衣装で、リコは猫をモチーフにした衣装だった

 

一馬「お、おう、とっても似合うぜ.....」

 

みらい「本当!?ありがとう!」

 

みらいはオレに抱きついてきた。当たってる.......何か柔らかいのが服を伝って当たっているのがわかる.......

 

リコ「そ、そう.....あ、ありがとう」

 

一馬「で、ことはとモフルンの格好は何なんだ?」

 

ことは「はー!ペガサスだよ!懐かしいでしょ!」

 

そういや、チビ時代に見たなその姿

 

モフルン「モフルンはプリキュアモフ!キュアモフルンモフ!」

 

何だろう、こいつ、近いうちにマジでプリキュアになりそうな予感がするぜ........そしてオレ、とみらい、リコ、ことは。そして、ジュン、ケイ、エミリーと一緒に歩き回った


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