魔法つかいプリキュア!伝説の魔法つかいと水晶に選ばれし狩人(ハンター)   作:ドッカン

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96話

かな「あー!魔法つかい!」

 

歩き回ってる途中、声のする方を向くと、かなとまゆみがいた

 

一馬「かなにまゆみか!」

 

かな「久しぶり!」

 

ジュン「元気だったか!」

 

まゆみ「うん!」

 

ジュン「てか、そういう自分も魔法つかいの格好じゃん」

 

かな「あっ......今日はハロウィンだもん!こっちに遊びに来てるの?」

 

ジュン「あぁ!ま......故郷から遊びに来たんだ〜」

 

かな「そうなの」

 

ケイ「ここのハロウィンって有名なんでしょ?」

 

まゆみ「うん!そうだ、あっちのクレープ屋さんに行ってみない?」

 

そしてクレープ屋へ向かったのだが、うぉっ人が沢山いるな。っとあそこにいるのは!

 

壮太「ただいま10分待ちでーす」

 

一馬「よっ、壮太。すげぇ客だな」

 

壮太「お、一馬にみらいたちも!へっ、一馬それ、ダブルオーの刹那か?似合ってるじゃねーか」

 

一馬「お前も、その狼男、似合ってるぜ」

 

壮太「へへっ、サンキュー」

 

ゆうと「みんな!お客さんまだまだ来てるよ!頑張ろう!」

 

「「はーい!」」

 

ゆうとはミイラ男か

 

「並木くん!生地が足りなくなりそう!」

 

ゆうと「え!?えーっと.....壮太!」

 

壮太「悪りぃ!今フルーツ切るので手一杯......」

 

ふっ、こういう時こそオレたちの出番だな

 

一馬「オレたちが手伝うぜ!」

 

ゆうと「一馬!良いの!?」

 

一馬「おうよ!」

 

みらい「もっちろん!」

 

リコ「困ったときは......」

 

ジュン「お互い様だろ!」

 

リコ「ジュン!」

 

ジュン「へへっ、大丈夫これくらい出来るさ」

 

エミリー「社会勉強になるし!」

 

ケイ「そうそう!」

 

そして、オレたちでクレープ屋を手伝うことになった。で、これがまた大騒ぎでよ、魔法を使ってもうはちゃめちゃだったぜ。魔法を使ったのはジュンたちだ。教頭先生は怒っていたが、高木先生がこの騒ぎで来たが、先生はマジックと勘違いしてたぜ。そして、みらいが、魔法を使わなくても、手伝えることは沢山あるって言ったおかげで、ジュンたちは魔法を使わずにクレープ屋を手伝ったぜ。ことはは手伝わなかったがな!

 

壮太「ふぅ、なんとかこなせたな」

 

一馬「あぁ」

 

ゆうと「みんなが手伝ってくれたおかげで助かったよ」

 

1人完全にサボってた奴がいたけどな

 

エミリー「いえ、わたしたちは......」

 

ケイ「大したことはしてないよ」

 

ジュン「みんなで頑張って乗り切ったんだ」

 

ゆうと「十六夜さんの故郷の子たち、みんないい子だね」

 

リコ「でしょ?」

 

オレはリコの側に寄る

 

一馬「なぁリコ.......魔法界の奴らとナシマホウ界の奴らが仲良くしてる......オレ、少しだけ嬉しいぜ」

 

みらい「わたしも、なんだかとっても嬉しい!」

 

リコ「うん!」

 

ん?何だ......嫌な匂いがする。すると突然強風が巻き起こった

 

かな「何なのこの風!」

 

一馬「!?みらい!リコ!あそこを見ろ!」

 

俺は指さした。そこにはドンヨクがチラッと見えていた

 

みらい「え?」

 

リコ「あれって.....」

 

一馬「あぁ、ドンヨクだ。ことは!行くぞ!」

 

ことは「うん!」

 

みらい「さ、モフルン」

 

モフルン「モフ!」

 

チクルン「お、オレも行くぜ」

 

オレたちはドンヨクが見えた場所へ向かった

 

一馬「止めろ!」

 

ベニーギョ「ん?」

 

今回はベニーギョか!

 

ベニーギョ「あら、坂田一馬、それにプリキュア。今日はあたしの力存分に味わって........何よそのふざけた格好?」

 

ことは「ハロウィンの邪魔しないで!」

 

ベニーギョ「ハロウィン?」

 

ことは「知らないの?あなただって仮装みたいな変な格好なのに!」

 

一馬「その言葉そっくりブーメランとしてお前に返すぜ、ことは......」

 

ベニーギョ「はぁ?あたし、また舐められてるし?ドンヨクバール!」

 

ドンヨク「ガッテン!」

 

一馬「ちっ、やるか!」

 

オレは銃を構えて引き金を引いた

 

[カチッ]

 

ドンヨク「ドン?」

 

一馬「あ、あれ?」

 

[カチッ、カチッ、カチッ]

 

ベニーギョ「何やってるし」

 

一馬「あ.....これ、コスプレ用の小道具だと言うこと忘れてた」

 

集中していたせいで忘れてた

 

『だぁはっ!?』

 

リコ「何やってるのよ!」

 

一馬「いやぁ悪りぃ悪りぃ」

 

ベニーギョ「アタシを馬鹿にしてるつもり?なら、ドンヨクバール!」

 

ドンヨク「ガッテン!」

 

みらい「みんな!」

 

オレたちはうなづいた。そしてみらいたちは変身したふむふむ、今回の2人はサファイアか

 

ミラクル(サファイア)「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

マジカル(サファイア)「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

フェリーチェ「あまねく生命に祝福を....キュアフェリーチェ!」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)&フェリーチェ「魔法つかい!プリキュア!」

 

クリスタル!鬼滅の刃の日輪刀を!

 

クリスタル『了解した!ボロボロになるなよ』

 

あぁ!すると、オレの左腰に刀が現れたオレはそれを抜刀すると黒い刀身が現れた

 

一馬「さぁ、行くぜ!」

 

ドンヨク「ヨクバール!」

 

ドンヨクはいきなりすごい風を起こしてきた

 

一馬「とにかくあの風を止めねぇとな」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)&フェリーチェ「えぇ!」

 

みらいとリコは飛び上がり、ドンヨクに向かった

 

一馬「フェリーチェ、オレを奴まで投げてくれないか?」

 

フェリーチェ「はい!」

 

ことははオレを投げ飛ばした。ぐっ、なかなかGがかかるな。だが!これならドンヨクに近づけれる!

 

一馬「全集中!水の呼吸!弐ノ型!水車!」

 

オレは水車でドンヨクを叩き落とした

 

ドンヨク「バール!?」

 

オレは何とか着地した。が、ドンヨクはダメージを負ってなかった。そして、オレたちは強風で吹き飛ばされてしまう

 

一馬「ぐぁ!?」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)&フェリーチェ「きゃぁ!?」

 

一馬「ちっ.....」

 

マジカル(サファイア)「このまま暴れられたらハロウィンのお祭りが.......」

 

ドンヨク「ドンヨクバール!」

 

ドンヨクは弾を撃ってきた

 

一馬「弐ノ型改!横水車!」

 

オレは横水車で弾を斬った。そして、みらいとリコが飛び立つ

 

ミラクル(サファイア)「やぁ!」

 

まず、みらいが蹴り上げ

 

マジカル(サファイア)「はぁ!」

 

次にリコがことは目掛けて蹴り落とす。ドンヨクは体勢を整えるが、ことははドンヨクを掴んだ

 

フェリーチェ「はぁぁぁぁぁ!!!!はっ!」

 

そしてことははジャイアントスイングをしてオレの方へ投げてきた

 

一馬「壱ノ型!水面斬り!」

 

オレは水面斬りでぶっ飛ばした

 

一馬「今のは手応えあったぜ........!?」

 

ドンヨクは弾をさっきよりも撃ってきた

 

一馬「弐ノ型改!横水車!」

 

オレはまた横水車で斬るが、1発斬り損ねてしまった

 

一馬「しまった!?」

 

そして、弾は巨大バルーンへ向かっていた。オレは日輪刀を納刀して走った。くっ、ダメだ、間に合わねぇ!

 

ミラクル(サファイア)「!?いけない!」

 

すると、みらいが飛び上がり、巨大バルーンに当たりそうだった弾に被弾した

 

一馬「みらい!」

 

オレは落ちてくるみらいをいわゆるお姫様抱っこした

 

一馬「大丈夫か!みらい!」

 

マジカル(サファイア)「ミラクル!大丈夫?」

 

ミラクル(サファイア)「うん、平気だよ」

 

一馬「良かった.....」

 

オレはみらいを降ろした

 

ベニーギョ「プリキュアに坂田一馬、言ってることもそうだけど、やってることも意味不明すぎ。自分から攻撃を受けに行くとか」

 

ミラクル(サファイア)「みんなのハロウィンを巻き込まないで!」

 

ベニーギョ「さっきからハロウィンハロウィンって何なわけ?」

 

ミラクル(サファイア)「みんなが笑顔だった。わたしの大切な友達、2つの世界の友達のみんながとっても仲良く笑いあってた。ハロウィンは、違う世界のみんなが仲良しになれる、素敵で大切なお祭り。だから、絶対に邪魔はさせない!」

 

ベニーギョ「ふん、だったら、これ全部受けてみれば?ドンヨクバール!」

 

ドンヨク「ドンヨクバール!ドン!」

 

ドンヨクはさっきの弾を撃ってきた。ビジョンで見たあの技を使ってみるか。オレは前に出た

 

一馬「全集中.....水の呼吸.....拾壱ノ型.....凪(なぎ)!」

 

ミラクル&マジカル(サファイア)&フェリーチェ「拾壱ノ型!?」

 

オレはそういうと、オレの近くに来ていた玉が全て止まった。いや......オレ以外が止まっている.....いや、微妙に動いてるから、遅くなってるのか。今のうちに全て斬るぜ。オレは日輪刀を抜刀して弾を斬った。全て斬った瞬間、元のスピードに戻った

 

ミラクル(サファイア)「い、今一馬くん何したのかな......」

 

マジカル(サファイア)「さ、さぁ.....?」

 

フェリーチェ「何をしたのか全くわかりませんでした.......突然弾が斬れていた........そうしか見えませんでした........」

 

そして弾は消滅した

 

ベニーギョ「は?今あんた何したの?攻撃が全て消えたんだけど?」

 

一馬「さぁ?教えたくないね」

 

ベニーギョ「ちっ!ドンヨクバール!」

 

ドンヨクバール「ガッテン!」

 

またドンヨクは弾を撃ってきた

 

一馬「これ以上、2つの世界の大切な繋がりを、壊させてたまるかよ!ヒノカミ神楽!灼骨炎陽(しゃこつえんよう)!」

 

オレは日輪刀を両腕で握り締め、ぐるりと、まるで太陽を描くように回転したすると、炎の竜巻となってドンヨクの弾を吹き飛ばし、そしてドンヨクを燃やした。灼骨炎陽.....これもビジョンで見た技だ

 

ドンヨク「ドンヨクバール!?!?!?」

 

フェリーチェ「カッコいいです.......」

 

一馬「終わりだ!フレイムクロススラッシュ!」

 

オレは吹き飛ばしたドンヨクに向かってX字の炎の斬撃を飛ばした。そして後ろを向いて日輪刀を納刀した

 

ドンヨク「!?ドンヨクバール!?」

 

ドンヨクは四等分に切られながら消滅した

 

ベニーギョ「結局ハロウィンって何?」

 

ふぅ、一件落着だな。そしてオレたちはクレープ屋の屋台へ戻った

 

高木「さてと、強風も止んだことだし、ハロウィンパレード始めるぞ〜!」

 

一馬「さぁ!頑張ろうぜ!」

 

ことは以外全員「おー!」

 

ことは「おー!」

 

そしてオレたちはハロウィンパレードを歩いたオレはみらいとリコと手を繋いで歩いたぜ。そしてハロウィン祭りが終わった後

 

エミリー「今日はありがとう、とってもとーっても楽しかった!」

 

ケイ「ハロウィン最高!」

 

ジュン「ナシマホウ界の奴らも良い奴らばっかだったしな!」

 

リコ「みんな、また遊びに来てね」

 

ジュン「おう!じゃあ、またな!」

 

そしてジュンたちはカタツムリニアに乗った

 

みらい「校長先生」

 

校長「ん?」

 

みらい「わたし今とっても嬉しいんです!リコに会えたから魔法界に行けた。モフルンとおしゃべりできた。はーちゃんに会えた。それが....それだけじゃなくて色んなことがあって、たくさんの人に会えて仲良くなって、その人たちも仲良くなってみんなが楽しそうで、それが嬉しくて。だから.....えっと......」

 

一馬「ったく....お前ってやつは.....」

 

そしてオレたちはそれぞれの家に帰った。帰ったのだが、みらいたちが一緒に寝たいとか言ってなー、一緒に寝たぜ

 

みらい「ちゅ〜」(寝ながら右頬にキス)

 

ことは「ちゅ〜」(寝ながら左頬にキス)

 

一馬「うぅ......ね、寝にくい.......」

 

ま、眠るのに時間がかかったけどな


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