・クロスオーバー
・独自解釈
・原作改変
・キャラ崩壊
・不定期更新
・拙い文章
・大人は嘘つきではないのです。間違いをするだけなのです
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「初めまして、君が古城誠之助さんだね?」
誠之助がその声を聴いて感じたものは、安らぎと高揚感であった
元来”カリスマ”と呼ばれている者の中には、人を惹きつける何かを持っているものが多く、産屋敷耀哉の場合はそれが顕著に表れたのが声だったのだろう
「おう!態々招待してくれてありがとうなッ!カナエから話が言っていると思うが、俺が古城誠之助だ。誠之助って呼んでくれ」
だからこそ誠之助は普段と変わらぬ態度を貫いた――頭を垂れるわけでも、畏まるわけでもなく、全くの平常心。あくまで対等な存在としてここに有らんとしていた
護衛だろう大きな数珠を身に着けた男と、派手な髪色をした男は不躾な態度をとる誠之助を睨みつけ、カナエとしのぶの姉妹は達観したような呆れた目をしていたが――産屋敷耀哉は心なし嬉しそうに微笑んでいた
「ふふっ、君は中々豪気な人の様だね。私は産屋敷 耀哉――できれば耀哉と呼んで欲しい」
「おう!それじゃあお言葉に甘えて……よろしくな耀哉!」
耀哉は誠之助と握手をした時、不思議と身体が軽くなった感覚を覚えた
―族から鬼舞辻無惨を輩出してしまったために産屋敷家は呪いを背負わされており、自身も幼少より病魔にその身を侵されているいた耀哉にとっては初めてといっても言い感覚であった
これは誠之助の中の波紋エネルギーが耀哉へと流れ込み、生命エネルギーとなって耀哉の身体を活性化させたためである
この時点で彼は半ば確信していたのかもしれない――古城 誠之助が大きな変革を起こす存在だと
「――なるほど、それで今はカナエとしのぶの所にいるんだね」
「ああ、2人にはかなり世話になってる。飯も上手いし、面白いし、美人だし、言うことなしだ」
「面白いは余計でしょ……」「そう言ってくれると嬉しいわ」
「ふふっ随分と仲良しなんだね。2人も君をよく信頼しているみたいだ」
「別にそんなことは……」「あらあら~」
2人の会談は終始和やかな雰囲気で進んだ――と思っているのは耀哉と誠之助、それとカナエの3人だけかもしれないが――兎に角、この会談で誠之助は鬼殺隊へできる限りの協力を行い、鬼殺隊は誠之助へあらゆる支援を行うことが決まった
「「できる限り隊員と行動すること」そして「波紋の呼吸を教えること」これらは勿論可能な限りで良い、だけど君が鬼と戦う時は気を付けて欲しいことがある」
「気を付けること?俺は鬼にそうそう遅れをとることはないと思うが……」
「……鬼舞辻無惨はね、とても臆病なんだ。鬼殺隊がいる地域に己は絶対に近づかない程にね……だから、君の存在を知ったら鬼舞辻は2度と私たちの前に顔を出さないだろう」
今まで戦ってきた吸血鬼のボス達は、勝つために卑怯な手段は取れど決して臆病者ではなかった
相容れない存在であり、選んだ道が違ったとはいえ彼らの矜持や精神には尊敬できるものがあったのもまた事実――だからこそ鬼舞辻無惨の話に大きな衝撃を受けた
そして同時に――とてもやっかいな敵だということが理解できた
「そのためにも誠之助にはこれを渡しておこう――これは君が頼んだものじゃないかな?」
「あ~最終選別とかいう時に頼んだ籠手か……まさか作ってくれていたとはな……」
「ふふっ必要なものだと思ったからね――日輪刀の力は聞いているかい?材質は同じ物だから、もし君が鬼と戦う時には必ず身に着けるようにして欲しい。鬼殺隊の隊員を同行させるというのも同じ意図なんだけど――鬼舞辻に君の力が露呈するのを防いでくれるだろう」
誠之助が去った後、耀哉の命により成り行きを黙って見守っていた2人――炎柱 煉獄槇寿郎と岩柱 悲鳴嶼行冥は重々しく口を開いた
「ああ…お館様の決定とはいえ私は納得できません、彼は鬼殺隊の管理下に置くべきです」
「私もそう思う、態々野放しにしておく必要はないでしょう」
「そうだね、2人の心配も最もだと思うよ。でもね、彼には自由に動いてもらった方が良いと感じているんだ――私の勘だけどね」
それに、言っても彼は聞かないと思うよ――と耀哉は朗らかに笑った
まるで十数年来連れ添った友のように、産屋敷耀哉は古城誠之助のことを理解していた
高潔な精神を持つ者同士、通じ合うものがあったのだろうか
こうして比較的穏やかに古城誠之助と産屋敷耀哉との初めの会談は終わりを迎えた
勘ってすごい便利
早く本編に移りたいので本編開始まではダイジェストでお送りするかもしれません
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続かないかも