『ピカチュウ』
ゲーム「ポケットモンスター」シリーズに登場するモンスター(ポケモン)のキャラクター。
ゲーム自体やったことがない人でも、一つのキャラクターとして老若男女問わず知っているであろう最も有名なポケモンである。
その存在はもはやポケモンの看板そのものであり、なくてはならない存在である。
そのピカチュウの姿で転生した日本人。前世の名前は残念ながら覚えていない。前世の記憶も多少覚えている程度ある。
一番新しい記憶はバイクで直進中にUターン禁止の場所で反対車線から車が・・・ドンッ!と衝突してぶっ飛んだ記憶で終わっている。
おそらく事故で亡くなったのだろう。
記憶が欠損した状態で転生した俺。だがこれだけは断言できる。
「ピカチュウウウウウウウ(絶対ここポケモンの世界じゃねえええええ!!!!)」
俺は今追いかけられてる。
『ヴヴォオオオオオオオ!!!』
牛頭人体のモンスターにだ。
「ピカピカアアアアア(しつけええええ)!!!」
目が覚めたら体がピカチュウになって→辺りは人の手が全く入ってない森の中で→初遭遇が人間ではなくモンスター(超リアル牛頭野郎)→逃走(現在ココ)。
「ピカピィイイイイイ(サトシイイイイ)!!!」
相手は超リアルな牛頭に屈強そうな体躯、手には血で染めた斧。俺は大きさ約40cm、重さ約6kgでピカチュウの平均的なサイズ・・・無理!超怖い!逃げるが勝ち!
幸い俊敏は上回っているようで徐々に間隔が広がっている。逃げ切れると確信した次の瞬間、
「ピカ?(え?)」
『ヴォ?』
俺と牛頭の間抜けな声。
牛頭の怪物に縦に銀の光が走り真っ二つの肉塊になり下がり血飛沫、赤黒い液体を噴出して一気に崩れ落ちた。
牛頭の怪物に代わって現れたのは、少女だった。
健康的な小麦色の肌。その顔立ちには一片の曇りもなく、快活さが滲み出ている。服装は踊り子のような衣装で露出が多い。上は薄い胸回りを覆う布一枚、腰には長いパレオを巻いている。臍やしなやかな肢体を惜しみなく晒していた。
「ピ、ピカピカ(あ、これ死んだわ)」
彼女の手には極幅極厚の剣身の大双牙。あの屈強そうな牛頭の怪物を一撃で大斬する怪力。
少女は俺に気付くと動きを一瞬止めた。
今だあああああああ!!!
俺は最終奥義を繰り出した。
「ピカピカピカ~(ボクテキジャナイヨ)」
地面に寝っ転がりお腹を見せて猫なで声で全力の命乞いをした。
ズンッ!
少女は大双牙を地面に突き立て武器を手放し近寄ってきた。
ダメか?逃げるか?
少女は俺の側にしゃがみこみお腹を優しい手つきで撫で始めた。
チャンス!!!
ピカピカ~~と、俺は気持ち良さそうな声を上げて顔近くに手が来た時、ペロペロと舐める。
敵意がない事を示す!転生して一時間すら経ってないのに死んでたまるか!
彼女の顔は既にデレデレになっている。さすが世界のピカチュウである。ピカチュウの可愛さに少女は虜になっているな。
がばああっ、ずーーーーー、はーーーーー、ずずーーーーー、はーーーーー、ずずずずずずはーーーーー、すーーーーー、はーーーーー、すーーーーーはーーーーー・・・ふーーーーー・・・・・がばああっ、ずーーーーー、はーーーーー、ずずーーーーー、はーーーーー
うん、しつけええええ!!!急に抱き付いてきて腹に顔を埋めたかと思ったら臭いを嗅ぎ出したよ!猫吸いか!!!
五分ほど経ち、ようやく解放された。
「私はティオナ!君って人懐っこいね!誰かにテイムされてたのかな?はぐれちゃったの?」
彼女が俺を飼われていると勘違いしたのは俺の首に赤いスカーフが巻いていたからだろう。
「ピカチュウ?(テイム?)」
俺はとりあえず首を横に振った。
「じゃあ・・・私と来る?」
顔が完全にもちろん来るよね?って顔だよ。選択肢ないよね?目をキラキラ輝かせてるね?
「ピカチュウ(しょうがない)!」
俺は彼女の肩に飛び乗った。
「じゃあ名前は・・・ライオネル親方!」
「ピカピカッ(ピカチュウ要素が全くねえ)!!!」
俺は全力で拒否して『ピカチュウ』の名を守りきった。
ピカチュウってどんな技使えたっけ?
電気ショック、十万ボルト、かみなり、くらいしか覚えてないな、
1話を書き終わった後ネットでポケモン調べたら当たり前だけど金銀の頃に比べてポケモンめっちゃ増えてるねwww
ピカチュウ路線でこのまま突き進もうか?
それとも実は主人公は人間でポケモンに変身できる能力を持ってた事にしようかな?スカーフがトリガーになるとか?メガ進化とかダイマックスとか姿が変わるもんがあるんやね。
読んだ人はできれば自分の好きなポケモン教えて。路線変更する際は参考にするかも?
作者はまだ剣盾をやり始めたばかりwww