四葉家の死神 四高ver.   作:旭姫

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四高ということで、オリキャラを登場させます。

名前は鳴瀬彩香(なるせあやか)
一時期名を馳せたA級魔法師鳴瀬紅音の姪であり、彼女同様に振動系魔法には高い適正を示している。

出場種目は、女子新人戦スピード・シューティングと新人戦アイス・ピラーズ・ブレイク(雫と同じ)です。

基本的に原作雫ポジションなので『能動空中機雷(アクティブエアーマイン)』を使います。(ただし、CADの二台持ちは無し)魔法の説明のシーンはカットしていますので、覚えてない方、知らない方は原作を読むなり、何なりして自分で調べることをおすすめします。

そして、本文では出しませんでしたが、本戦スピード・シューティングで四位になったのはその兄の鳴瀬晴海です。

兄の方は達也の1つ上(原作通り)で達也とレオと本戦モノリス・コードに出場します。

以上、キャラ紹介でした。



新人戦スピードシューティング決勝

四高は真紅郎のパーフェクトから調子を出し始め、男女共に決勝リーグに3人出場した。

 

―スピード・シューティング(女子)―

 

達也「さて、予選お疲れ様。これから決勝リーグだけど、どうだい?鳴瀬さん」

 

「練習の時から言ってますが、私のことは彩香でいいですよ。」

 

達也「なんか、穂波以外で下の名前で呼ぶ女子ってあんまりいなくて馴れてないんだ。まぁ、努力はするよ。」

 

彩香「達也さんと穂波さんは本当にラブラブですね。」

 

達也「そ、そうだね。……さて、予選で使ってみてどうだったか?」

 

彩香「私にピッタリあってる感じでした。」

 

達也「そうか。今回戦う十七夜選手は第一研所属。彼女は楽に勝てる相手ではない。」

 

彩香「わかってます。」

 

達也「よって、今回はこっちのCADを使う。もちろん、審査にはかけてあるから問題ない。」

 

彩香「ついに、秘密兵器を…」

 

達也「お前はなんとしてでも戦いたい相手がいるのだろう?」

 

彩香「そ、そうです!!雫と戦うまでは負けるつもりはありません。そして、雫に勝って見せます!!」

 

達也「その意気だ。勝ってこい」

 

彩香「はい!!」

 

スピード・シューティングの準々決勝最初の試合は彩香VS十七夜選手

 

試合が始まると、両者が互いに譲らない展開だった。

 

真紅郎「成長したんだね、十七夜さん。」

 

達也「彼女のあの魔法は第一研の技術の賜物か」

 

真紅郎「そうだよ。彼女は、リブール・エペーの大会で才能を見出だされた。他でもない、愛梨の手でね。そして、彼女の努力と第一研の技術で生まれたのが、『数学的連鎖(アリスマチック・チェイン)』だ。」

 

達也「彼女の演算力は中々なようだ。そして、()()彼女の方が有利だ。」

 

真紅郎「そうだね。もし、あのCADを()()()()()()()()()()対策していたなら…」

 

達也「ああ。そうだとしたら、この勝負は彩香の勝ちだ。」

 

真紅郎「いつの間に名前で呼んでたんだね。」

 

達也「彼女が中々譲らなくてね。諦めた。」

 

真紅郎「なるほどね。…じゃあ、君たちの準備も始めよう。」

 

「「「おー!!」」」

 

――――――――――――――

 

何かがおかしい…

 

それが一番最初に思ったことだった。

 

言うなれば、自分だけがテニスコートの端から端まで走っているような。

 

彼女は…十七夜栞は養子だった。

 

家族に認められるように努力をした結果、得たのは高い演算能力と計算力だった。

 

その結果、リブール・エペーでの先読みが愛梨の目に止まり、第一研に加入することができた。

 

そして、手に入れたのが、今使っている『数学的連鎖』だ。

 

相手選手は対戦形式に向いていない魔法。

 

これは自分の有利だと思った。

 

だがしかし、ふたを開けてみれば、自分が劣性。

 

そして、気付いた。

 

対戦相手のCADが()()()であることに

 

それでも負けじと食らいついたが、試合が終わって96-94で負けてしまった。

 

彩香「楽しかったわ、十七夜さん。今回はCADに助けられましたが、次回はこれに関係なく私がまた勝ちますので。楽しみにしててください」

 

栞「私も、次は負けないわよ。」

 

―――――――――――――――――

 

彩香が栞に勝ったことで、流れに乗った四高は男女共に全員が準決勝に進出した。

 

そして、男子は準決勝で真紅郎が一高森崎選手に勝ち、さらに、もう一人が3位決定戦で森崎選手を破ったことで男子の部で上位を独占した。

 

一方女子は、一高北山選手が対戦相手の四高生に勝ったことで、同じく身内争いで勝利した彩香が決勝に進出し、決勝戦は雫と彩香となった。

 

達也「ついにこのときが来たな、彩香。」

 

彩香「ええ。達也さんがここまでお膳立てしてくれたのです。雫に勝って見せます。」

 

 

フィールドに立つと、彩香と雫は会話をはじめた。

 

彩香「久しぶりね、雫。」

 

雫「久しぶり、彩香。」

 

彩香「今回は絶対に負けません。私が勝って、四高を新人戦優勝に導きます。」

 

雫「今まで負けちゃったみんなの分も私が勝つ。」

 

両者がCADを構えて前を向くと、試合開始の合図がなった。

 

彩香は『能動空中機雷』による攻撃で優勢に立つ。

 

雫も負けじと、8種類の魔法を使い分けて、壊していく。

 

両者が一歩も譲らずに試合は後半戦にもつれ込んだ。

 

両者はこの試合を楽しんでいた。

 

そして、試合終了の合図がなる

 

勝ったのは――彩香だった。

 

結果は、93-92と接戦だった。

 

よって新人戦一日目は四高の大勝で終わった。

 

 




少し、十七夜栞の心の声的な物を書きました。

他はいつも通りです。

次回は新人戦二日目です。

競技はクラウド・ボール、アイス・ピラーズ・ブレイク予選です。

よって、次回は達也と将輝がメインです。

では、また次回。
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