9/29地点で、決勝の穂波の戦い方を変更しました
新人戦3日目
新人戦バトル・ボードと新人戦アイス・ピラーズ・ブレイクの決勝リーグが行われる。
先に始まったのはバトル・ボードの方だった。
準決勝第一試合は穂波とほのか、第二試合は沓子が、出場する。
第一試合
達也「さて、穂波。これに勝てば決勝だ。恐らくでてくるのは四十九院沓子だろう。それは後で対策するからまずは光井ほのかからだ。ここまでの試合はある意味予想通りではあった。予選ではスタートでフラッシュを焚いて相手のバランスを崩した。その後の試合や決勝リーグでは、対策するために着けたサングラスで影を濃くしていた。
…と言うことでまずは、バランスを保つためにスタートと同時に硬化魔法と加速魔法を使う。もちろんサングラス無しだ。」
穂波「サングラス無しですか…なるほど」
達也「後は、先攻し続ければこっちの勝ちだ。」
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ついに、バトルボード女子の準決勝が始まる
男子の方は既に勝敗は決まっており三高が1位と3位、四高が2位に入っている
両者がレーンに立つ
最後のランプが点灯した
両者同時にスタートを切った。
今回はスタートと同時にフラッシュを焚くことは無かった。
それほど光井ほのかは本気らしい
だが、穂波は減速することもなく彼女との差がどんどん広がっていく
その時、穂波の前に閃光が走った
彼女がフラッシュを焚いたのだ
よって、穂波がその突然のフラッシュに一瞬隙を見せたせいもあり、彼女の差がだんだん迫ってきていた
穂波も眼に多少ダメージが来たのかカーブで減速をしてしまう
しかし、抜かさせることはせずに最後の3周目に入った
ここで勝負をつけようと穂波がCADを取り出した
使う魔法は彼女の使った閃光魔法
しかし、それは発動する前に抑えられた
穂波(やはり彼女は『光』のエレメント…魔法が視えたようですね。達也君に聞いてなかったら危なかったです。)
穂波は気を取り直して水面に光を灯した
それも光井ほのかを覆い囲むように
彼女はその量に驚いて一瞬ふらついた
その隙を見逃すことはなく加速魔法を発動してはどんどん差をつけていく
そのまま抜かされるとこなく穂波が1位でゴールした
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達也「お疲れ様、穂波。」
穂波「ありがとうございます。」
達也「にしても、少し危なかったんじゃないか?」
穂波「ええ。彼女が『光』のエレメントだとわかってても対処されるのは驚きましたよ」
達也「それほど彼女が優秀な魔法師だと言うことだろう。(にしても、『光』のエレメントか…エレメントの系譜には稀に依存性が発生すると聞いたことがあるな。何か変なことが起きなければいいのだが…)」
穂波「あ、四十九院沓子さんの試合が始まりますよ」
その後、彼女は予選のような洗練された戦い方で決勝に進出した
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達也「さて、とうとう決勝だ。この試合で四高の力を見せ付けるんだ」
穂波「お任せを」
将輝「達也、穂波さん、応援に来たぜ」
レオ「遊びに来たぜ」
達也「お前達、レオはともかく、将輝は試合があるんじゃないのか?」
将輝「午前中は女子の部だ。彩香が試合で真紅郎がエンジニアとして向かっている」
達也「まぁ彩香に関して言えば準優勝は行けるだろ」
将輝「不安要素があるとすれば、一高から上がった北山雫と司波深雪、三高の十七夜の実力だな」
達也「冷却系が得意だと言う司波深雪はともかくとして他の2人は彩香がスピード=シューティングで勝っている。多少は問題ないだろ」
『桜井穂波さん、試合の準備をお願いします』
穂波「はい。じゃあ、達也君。優勝は私が頂いてきますよ」
達也「ああ。後は作戦通りに」
穂波「ええ。」
穂波が控え室からでていく
将輝「四十九院選手は優勝候補筆頭にあげられている。どうやって勝つんだ?」
達也「将輝、穂波の得意魔法はなんだ?」
将輝「もちろん知ってる。『障壁魔法』だろ?」
達也「そうだ。『ファランクス』には劣るが、単一の障壁に関しては『ファランクス』を越えることができる。」
レオ「でも、それってルール違反じゃないか?」
達也「確かに相手に直接作用するものは違反になるが、自分の周りに纏うのは問題ないだろ」
将輝「相変わらず、悪知恵が働く奴だ」
達也「俺は将輝みたいに単調じゃなくて、しっかり作戦を練るタイプだからな」
将輝「達也、それは俺がただの馬鹿だと言いたいのか?」
達也「そう言ったんだが、聞き取れなかったのか?」
将輝「なんだと?」
レオ「喧嘩すんなって…そろそろ始まるぞ」
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アナウンスもあり会場のムードもマックスになっていた
その時、穂波と四十九院選手が会場に現れる
両者がスタート位置に付くと、カウントが始まった
スタートして、先行したのは穂波だった
しかし、差はあまり無くすぐ後ろには四十九院選手が着けていた
早速彼女が魔法を発動する
四十九院家は水を操る古式魔法の大家〈白川家〉をルーツに持つ
よって、水を使うフィールドは彼女の得意なフィールド
水面に渦潮が生まれる
穂波は持ち前の反射神経と運動神経で交わしていく
四十九院選手は驚きこそすれど、速度を落とすことはなく、差をつけられないようについていった
さらに、対抗して不定期に障壁を水面に立てた
穂波「やはり、この程度では差がつけられませんか…。なら」
穂波は光井ほのかのやっていた戦法を利用して閃光を焚いた
すると、周囲に妨害用に仕掛けていた障壁が光を反射して、
彼女は咄嗟に目元を手で覆う
その一瞬を見逃さず、穂波は加速魔法を発動し、瞬間的に距離を広げる
その後、彼女の妨害も上手く決まらないまま、差を詰めきれず、穂波の一位でレースが終わった
そのままコースの外に出ると、達也が出迎えた
穂波がそれに気付くと、達也に向かって走っていって迷わず抱き締める
達也もそれを受け止めて労う
達也「お疲れ、穂波」
穂波「勝てましたよ、達也君。」
達也「うん、それでこそ俺が愛した人だ。」
達也は穂波を離して、手を繋ぐとそのまま選手控え室に戻って2人っきりになるとお祝いと称し唇にキスをする。
達也「今はこれだけ…。ミラージ・バットも期待してるぞ」///
穂波「ええ。任されました」///
今回はバトルボードに焦点を当てました。
準決勝はVSほのか、決勝はVS沓子、の2戦です
そして、最後にちょっとしたたつほなを
次回は、この回と平行して行われていた新人戦アイス・ピラーズ・ブレイクの決勝リーグです。
では、また次回