なお、この作品ともう一つ『星々の王と妃』はハーメルンでの投稿が終わる又は後半に入ると、pixivでも再録投稿するつもりです。
『魔法』
それが伝説や御伽噺の産物ではなく、現実の技術となったのは何時のことだったのか。
当初は『超能力』と呼ばれていた力は研究が進み、それは『超能力』から『魔法』へと名前が変わっていった。
『超能力』から『魔法』に変わったことで、〝超能力者〟と呼ばれる人間はいつしか〝魔法技能師〟と呼ばれ、各国の管理下におかれた。
核兵器すらねじ伏せる協力な魔法技能師の存在こそが国を左右するとも考えられた。
そんなこんなで二十一世紀後半、今だ統一される気配すら見せぬ世界の各国は魔法技能師の育成に競って取り組んでいる。
2062年
これに婚約者と姉と一緒に参加した四葉真夜は崑崙方院に誘拐され、女性としての未来を絶たれた。
それを知った当時の四葉家当主四葉元造は娘真夜の敵討ちのためにわずか30人で乗り込み崑崙方院及び、大漢を壊滅させた。
その時、四葉元造はその生涯を終えることとなる。
そして、四葉家はこれ以上の悲劇を起こさないように、どんな最悪な状況でも守り抜くことの出来る最強の守護者を望んだ。
それから数年後の2079年
四葉家直系に新たな子が誕生した。
名前を達也と言う。
彼は
達也が生まれた時、当時の四葉家二代目当主四葉栄作は自身の能力である相手の魔法適正を調べることの出来る力で達也の魔法適正を調べた。
すると、突然、彼は大笑いを始めた。
気になった分家の当主は恐れ多くも聞いてみた。
すると、彼はこう答えた。
「彼は世界を破壊する力がある。」
その言葉で、分家の当主達はその力が自身に及ぶことを恐れ、処分しようと提案するが
「まだ、話は終わっとらん。…いいか、この子は確かに世界を破壊する力がある。…が、それだけではない。魔法は上手く使えまいが、兄者の…先代の固有魔法、『
「それって…まさか!?」
「ああ。我らが四葉の英雄である兄者〝四葉元造〟の力を持つ彼は我らが四葉を率いるに相応しい。…そう思わないか?お前達」
その言葉に、分家の当主達は頷く。
「お前達、達也に四葉の次期当主としての教育を施せ。…そして、次期当主として発表するまでは彼のことは悟らせるな。…彼の魔法は国の為なら魔法師を使い捨てるような事をする国防軍だけには悟られるな。」
そして、生まれてすぐに四葉の次期当主に決まった達也…四葉達也は四葉家の人間による英才教育を施される事になった。
さらに、彼には
それから数年後、達也は穂波と共に第四高校に入学する事になった。
真夜「達也、穂波。2人とも入学おめでとう。…正体を知られないようにとは言え、深雪さんもいるのだし、一高でもいいと思ったのだけど…。」
達也「それは無理な話ですよ、母上。深雪は俺の事を知りませんし、
穂波「それはないですよ、達也君。」
真夜「自己評価が低いのも問題よね、達也。」
達也「でも、来年には文弥と亜夜子が来ますし、ちょうどいいのでは?(真由美さんに振り回されたくないってのが一番の理由なんだけどな。)」
穂波「達也君、今もしかして真由美さんに振り回されたくないとか思ってませんか?」
達也「…!?そ、そんなことはないだろ」
真夜「達也が四高を選んだ理由はわかったけど、それなら二高だとか三高とかでもいいじゃない。」
達也「二高だと九島家の管轄ですし、三高は一条の管轄です。」
真夜「確かにね。なら、いいわ。でも、真由美さんは来なくても泉美ちゃんや香澄ちゃんはくるんじゃないかしら?」
達也「別に、泉美と香澄なら来ても問題ありません。」
真夜「へぇ~、じゃあ何で四葉の名前を使ったの?」
達也「それは、貴方の息子ですからね。それに、四高なら一科二科の制度はありませんし、技術力で見られますから。」
真夜「そう。頑張りなさいね。」
「「はい!!」」
真夜「それと、どうやら最近反魔法師集団の運動が目立つようですから気を付けてくださいね?」
達也「はい。」
と言うわけで達也と穂波は、四高生です。
一高生バージョンも今度空いてる時に書いてみようと思います。
これからもよろしくお願いします。