2095年の1月頃からとある噂が流れ始めた。
〝四葉の直系が第四高校に入学する。〟
〝一条の次期当主とその参謀が四葉の直系について四高に入学する。〟
この本当かどうかもわからない噂に、魔法科高校、師族会議は混乱していた。
特に、エリートを排出する一高と一条家のある金沢に所在している三高は驚いていた。
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入学式当日、達也と穂波は入学式のために四高に来ていた。
この魔法大学付属第四高校は東海地方静岡県浜松に位置している。
この第四高校は技術力に精通しているという意味で筆記が重視されることが多く、筆記試験の平均点は他の学校が60点だとか70点程なのに対して、この四高は80点以上。
この学校は魔法力よりも知識力を育成する傾向にある。
よって、新入生総代はほとんどの場合で筆記試験の一位か、実技・筆記どっちともで学年5位以内に入ったものくらいである。
そして、今年の新入生総代は達也。
四葉家直系が入学してきたのだ。
つまり、あの噂は本当だったと言うことだ。
四葉家から一番近いのは四高なのだが、一部を除くほとんどの魔法師はその事を知らない。
四葉が東海地方や岐阜、長野方面を監視守護しているのは単にそこを監視する家がいないからと思われているが、実は四葉本家が旧長野県と旧山梨県の県境付近にあるからである。
『続きまして、新入生答辞、新入生総代四葉達也君。』
『初めまして、四葉達也です。まず、皆さんに言っておきますが、俺は学校の評価基準としての魔法力は皆さんと同じか、それ以下です。
たしかに、それだと十師族に所属する家の人間としてはダメでしょう。しかし、俺は魔法力が低い代わりに、知識をつけました。…自分にあった調整をするために魔法工学を勉強したり、得意な魔法を伸ばすための知識をつけたり。…皆さんも同じだと思います。
我が四高は他の学校に比べると、確かに、魔法力は低く、弱いでしょう。…ですが、我々の知識なら他の学校に対抗できるはずです。
自分の得意なことを伸ばして、四高をいい学校にしましょう。
そして、四葉だからと萎縮しないでどんどん声をかけてください。
以上で答辞を終えます。』
達也の答辞に多くの生徒が拍手をした。
その後は穂波と合流してクラスを確認した(達也と穂波は同じくA組だった)後、ホームルームに参加しようとするが、達也は呼び止められた。
一条家次期当主一条将輝と【カーディナル・ジョージ】こと吉祥寺真紅郎
弱冠13歳で佐渡防衛戦にて新ソ連の侵攻を食い止め、【クリムゾン・プリンス】と言う異名がついた英雄。
方や、魔法理論において、机上の空論だと思われていた〈
将輝「久し振りだな、達也、穂波さん。」
達也「まさか、本当に来るとは思わなかったよ。」
真紅郎「まぁ、達也がいれば学校が楽しそうだと思ったからだよ。」
穂波「でも、将輝君も真紅郎君も家はどうするのですか?」
将輝「その事なら親父経由で真夜さんにお願いして達也達の家の近くに用意してもらったよ。」
達也「真紅郎が同じ学校だと話が弾むな。…なら、後で2人も家の会社の顔パス作っとくよ。」
真紅郎「それはありがたいね。」
穂波「この後、家で入学祝いをするんですけど来ますか?」
「「絶対行く!!」」
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達也は穂波とホームルームに参加した後(将輝と真紅郎も同じクラスでA組だった。)、4人は達也と穂波の家で入学祝いをしていた。
すると、電話がかかってきた。
最初の電話は一条家当主にして将輝の父一条剛毅だった。
『久し振りだね、達也君、穂波ちゃん。』
達也「お久しぶりです、剛毅さん。」
穂波「お久し振りです。」
『入学祝いを兼ねて、家の天才技術者である真紅郎君を君の会社に通えるように手配しておいたよ。』
真紅郎「それ本当ですか!?」
『本当だ。私が真夜殿と弘一殿に許可をとった。』
達也「ありがとうございます。」
その後、少し話して電話が切れた後、さらに電話が来た。
次の電話は四葉家当主にして達也の母四葉真夜と七草家当主七草弘一だった。
『久し振りだね、皆。それに、将輝君は十師族のパーティー以来だ。真紅郎君は初めましてかな?』
真紅郎「はい。吉祥寺真紅郎です。将輝の参謀をしています。」
『ふふ、元気なことね。…さて、達也さん達にはプレゼントをその家の地下にいれておいたわ。』
『真夜と私と牛山君達で用意した。…よろこんでつかってくれ。』
達也「ありがとうございます。」
『達也と穂波さんのことをよろしく頼むわね。』
「「はい!!」」
それから、〝老師〟こと九島烈からも入学祝いの電話がかかって来て、皆が萎縮したりして将輝と真紅郎は帰っていった。
その後、深夜や貢など四葉の人間からも祝いの電話が来たりしてその日を終えた。
次回は〝四葉の任務〟でブランシュを潰します。
将輝と真紅郎がついてくるかは未定です。
そして、今回で将輝と真紅郎が追加されたので主要メンバー枠にいれておきます。
では、また次回。