四葉家の死神 四高ver.   作:旭姫

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ブランシュ討伐作戦

翌日、達也達4人は生徒会室に呼び出され、生徒会と風紀委員のどちらかになってほしいと言う生徒会長からの指示で、達也と将輝が風紀委員に、真紅郎と穂波が生徒会に参加することで同意した。

 

それから、数週間たったある日

 

クラスメイトとも仲良くなり、楽しくご飯を食べていた時、連絡用端末に通信が入った。

 

「おい、達也。連絡来てるぜ。」

 

達也「あ、すまん。…(暗号文…本家から?)」

 

通信は真夜からで内容は

 

『四葉家当主四葉真夜から達也さんに指示を出します。これは、将輝さん達を頼っても構いません。

―〈ブランシュ東日本支部〉、および下部組織〈エガリテ〉の壊滅。

場所のデータはその通信と一緒に送ってあります。

作戦の決行は第一高校で討論会をする予定である4/23の前日の夜20:00頃

後処理はこちらで引き受けるので、リーダーの司一を殺さずに気絶させること、他は生死は問いませんが、魔法科高校生は司一と同様の処理をすること。

終わり次第、連絡をいれること。』

 

達也はこの通信に顔を顰めた。

 

確かに、第一高校は差別意識が他の学校に比べて酷いが、会長である真由美はその差別意識を取り払いたいと達也は聞いていたし、討論会をすると言うのも連絡が来たので知っていた。

 

達也(まさか、ブランシュやエガリテの侵食がそこまで酷いとは…大方、魔法力だけで自身を評価することに嫌気が指した二科生がエガリテに参加してんだろうな。)

 

達也は『了解しました。』とだけ送って通信を切った。

 

その日の夕方、将輝と真紅郎を家に招いて、穂波と将輝と真紅郎に今回の任務のことを話し、手伝いをお願いしたところ、快く了承を得たので達也は今から、作戦のことを考えていた。

 

―――――――――――――――

 

そして、迎えた4/23、達也達4人の姿は静岡ではなく、東京八王子にあった。

 

達也は四葉から派遣された使用人に運転を任せて、4人で打ち合せしていた。

 

達也「将輝と真紅郎は裏から頼む。俺と穂波は表からだ。」

 

「「「了解」」」

 

「達也様、もうまもなく到着いたします。」

 

達也達はそのままブランシュの基地に乗り込み、潜入を始めた。(ついてきた使用人は車のガード役である。)

 

正面から進んだ達也は敵との遭遇が無いことに違和感を感じていた。

 

達也「おかしい…待ち伏せか?」

 

そして、大きな扉を開けると、中にはたくさんのブランシュメンバーがいて、集会をしていた。

 

「な!?…何者だ、貴様!?」

 

「いや、待て。彼奴は…なるほど、ようこそ四葉達也君。」

 

達也は自身が知られていることに驚きつつも、拳銃型CADを取り出し、形式だけでも投降の合図をした。

 

達也「銃を捨てて、床に膝をつけ。」

 

「それはCADだね?…魔法が絶対だと思っているならやめておいた方がいい。魔法師といえど人だ。銃で撃たれれば死ぬ」

 

達也「撃たれればな。」

 

「四葉達也君。私達の仲間になりたまえ。君の存在が僕達の活力にもなるだろう。」

 

達也「俺が乗るとでも?」

 

「ふむ、そうだね。なら、」

 

司一が眼鏡を投げ上げる。

 

「四葉達也、仲間になれ!!」

 

一の目が怪しく光り、達也は腕をしたのぶら下げる。

 

「ハッハッハ、さて、ついてきたお仲間はどちらかな?」

 

達也「もう猿芝居はよせ。」

 

穂波「達也君!!」

 

達也「精神干渉系魔法『邪眼(イビル・アイ)』…と称してはいるが、実際は催眠効果のある光信号を相手の目に写す、映像物でも再現可能な魔法だ。…たしか、ベラルーシとかそこら辺が熱心に研究していた気がする。」

 

「なぜ効かない?」

 

達也「眼鏡を上げる右手に意識を向けさせ、左手でCADを操作する。…魔法式が見えていれば破壊するのは簡単だ。…よって、貴様のその魔法も只の光信号と化すわけだ。」

 

「う、撃て!!」

 

ブランシュのメンバー達が銃を構えて撃ち始めるが、達也に当たる寸前に展開された反射鏡(リフレクター)を付与した障壁魔法で弾き返して敵を殲滅していく。

 

その隙に司一は逃げ出していた。

 

達也「さて、行こうか。」

 

達也は『精霊の眼(エレメンタル・サイト)』で敵を探す。

 

『精霊の眼』とはイデアにアクセスし、存在を認識することができる能力である。

 

つまり、人間を探すならその人物から漏れ出る想子(サイオン)を調べることで見つけることができる。

 

これは達也の『分解』と『再生』の副作用として出た魔法と言うよりも異能である。

 

達也のこの『精霊の眼』は想子だけでなく霊子(プシオン)をも見ることが出きる。

 

よって、普通の人間は達也からは逃げることができないのだ。

 

それで、達也は司一を見つけた。

 

(部下が11人、サブマシンガンを所有している。なら、)

 

達也はその場で照準をサブマシンガンに合わせて、『分解』を発動させる。

 

突如、武器がバラバラになる。

 

そのまま扉を開ける

 

と、高密度のジャミング波が達也と穂波に襲いかかる。

 

「どうだ、魔法師!!〈キャスト・ジャミング〉の威力は。」

 

達也「(大量のアンティナイト)…雇い主(パトロン)はウクライナ・ベラルーシ再分離独立派、雇い主のスポンサーは大亜連合か。…色々と馬脚を表しすぎだ。」

 

達也は腰に下げていた日本刀を取り出して、部下達に向けて水平に薙ぎ払う

 

すると、彼らの首が飛んだ(・・・)

 

彼らが首もとを触ると、今のが幻想だったことに気づいて安堵する。

 

しかし、恐怖はここからだった。

 

彼らの見た幻想がそれを越える(・・・・・・)痛みで死ぬ。

 

これが、達也が持っていた力、嘗て手勢30人で大漢を破壊し、世界から恐れられた四葉元造の魔法『死神の刃(グリム・リーパー)』である。

 

そして、反対側の扉から血塗れた将輝と真紅郎が現れる。

 

将輝「そいつが司一か。」

 

達也「ああ。真紅郎、頼む。」

 

真紅郎「了解。」

 

真紅郎は『不可視の弾丸(インビジブル・ブリット)』を殺さない程度に放ち、司一はそれを受けて倒れた。

 

達也「作戦完了。さて、帰るか。」

 

将輝「そうだな。帰ろう。」

 

達也達はブランシュのアジトを後にした。

 

 





次回から九校戦です。

出場種目は
達也:新人戦クラウド・ボール、本戦モノリス・コード
穂波:新人戦バトル・ボード、本戦ミラージ・バット
将輝:新人戦アイス・ピラーズ・ブレイク、新人戦モノリス・コード
真紅郎:新人戦スピード・シューティング、新人戦モノリス・コード
の予定です。
予定ですので、なにか希望とかあれば感想とかでお願いします。

そして、魔法科高校の優等生メンバーは多分出します。

完全ご都合主義になってしまいますが、レオが四高生で達也の友人です。

よって、達也達は達也、穂波、将輝、真紅郎、レオの5人で何時も動いています。

では、また次回。
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