魔法少女リリカルなのは 聖騎士の戦い   作:桐野 ユウ

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ナンバーズ誕生

ジェイルの研究所で過ごすようになったアイオリアはご飯を作ったり掃除をするガジェットを作ったりと忙しい日々を送っている。もちろん鍛錬なども忘れておらずジェイルが作ったガジェット相手にオメガモンだったりアイオリアの姿で戦ったりと彼は鍛えることを忘れていない。そして現在生体ポットの前に彼はジェイルと共に立っている。

 

「ふふふふアイオリア君、いよいよだよ・・・・・・私のナンバーズのうちのウーノからチンクまでだけどね?」

 

「そうだな・・・・・・」

 

「ではスイッチオン!!」

 

ジェイルがスイッチを押すと生体ポットの中にいるウーノたちにエネルギーが注入されて行きアイオリアは両手を組みながらその様子を見ているとウーノたちの目が開いた。

 

「成功だよアイオリア君!!私の傑作の完成だよ!!」

 

五人は辺りを見ながらアイオリアはとりあえず彼女たちに説明をしないと行けないだろうとジェイルの頭を叩いて興奮状態を解除させる。

 

「やぁ目を覚ましたようだね。始めまして僕の名前はジェイル・スカリエッティさ」

 

「俺はアイオリア、まぁこいつとは親友の関係だよろしく頼む」

 

「「「「「よろしくお願いします」」」」」

 

ナンバーズ達はアイオリア達に挨拶をした後にウーノやクアットロはジェイルが教えることになり、トーレ、チンク、ドゥーエの三人はアイオリアが鍛えることになる。

 

「さてお前達を鍛えると思ったが・・・・・・うーむ」

 

「どうしましたアイオリアお兄様?」

 

「お、お兄様!?」

 

「はい、私たちよりも先に起動をしているので兄上かと・・・・・・」

 

「言っておくが私は戦闘機人ではないぞ?まぁこの姿は擬態をしている姿とだけ言っておくよ。とりあえず君たちを鍛えるのは私になるよろしく頼む」

 

「「「はい」」」

 

こうしてアイオリアによる戦闘技術を教えることから始まり、トーレ、チンク、ドゥーエは鍛えられている。たまにウーノとクアットロも参戦をして走りこんだりしている。ジェイルはその様子を見ながらふふと笑いながら彼らの映像を撮っている。

 

そういう生活をしていきながらあっという間に数年が経つ。

 

「はああああああああああああああああ!!」

 

トーレはインパルスブレードを使いアイオリアに攻撃をするが彼は攻撃を交わして構えようとしたが後ろの方を向いて構える。

 

「ライトニングプラズマ!!」

 

「く!!」

 

ライトニングプラズマが先に放たれてチンクは回避をする。その後ろをトーレはもらったと思い接近をして攻撃をしようとしたが彼の姿が消えて二人は動きを止めてしまう。

 

「ど、どこだ!?」

 

「トーレ!!」

 

「!!」

 

二人は足元を見ると自分らの足の部分が凍らされていくのを見てアイオリアが姿を現した。

 

「残像拳・・・・・・さぁ凍らされたがどうする?」

 

「「参りました」」

 

「クアットロ、シュミレーション終了だ」

 

『わかりましたわアイオリアお兄様!!」

 

シュミレーションが終わりアイオリアは指を鳴らすと氷が解けてアイオリアは近づく。

 

「ふむ二人とも戦闘力が上がっているなふむふむ」

 

「ですがまだ兄上に一度も拳が当たっておりません・・・・・・」

 

「それに兄上の本当の姿でも戦ったことがありません。」

 

「・・・・・・だが確実にお前たちの腕は上がっているのは本当だぞ?この数年見てきたが・・・・・・流石だよ」

 

「「兄上・・・・・・」」

 

トーレside

 

兄上に褒められた。私にとってドクターや兄上は大切な人・・・・・・そして姉妹達もそうだ。ウーノを始め私にとって大切なことをアイオリア兄上は教えてくれた。ん?兄上はドクターと話をしているが何を話しているのだろうか?

 

どうやらチンクも私と同じ考えをしているようでこっそりと耳をつけると話し声が聞こえてくる。

 

『そうか、地球に・・・・・・わかった。俺が向かうとしよう』

 

『だがアイオリア君それは・・・・・・』

 

『何心配する必要はない・・・・・・ジェイル、私はオメガモンだぞ?』

 

『だ、だが一人で行くなんて』

 

「「な!!」」

 

私たちはそれを聞いて扉を開ける兄上達は驚いているがそんなの関係ない!!

 

「兄上!!先ほどの話は本当なのですか!?」

 

「・・・・・・聞いていたのか、そうだ地球という星にジュエルシードと呼ばれるものが落下をした。俺はそれを回収をするために地球へと行く。」

 

「なら私たちも」

 

「それはできない」

 

「どうしてですか!?」

 

どうして兄上・・・・・・私達が弱いから?兄上は私達を見捨てるの?イヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダ!!

 

「と、トーレ?チンク?」

 

「嫌です兄上・・・・・・見捨てないで?」

 

「見捨てる?」

 

私達は兄上とドクターがすべてなんです。だから・・・・・・だから!!

 

「違うぞトーレにチンク、お前たちを見捨てるなど俺にはできないさ・・・・・・それにこれはお前達だからこそ任せられるんだ。」

 

私達に?どういうことなのだろうか?

 

「もしお前達までつれていけばクアットロやウーノ、ジェイルに生まれてくるお前達の妹を誰が守るんだ?お前たち二人なんだぞ?ドゥーエはジェイルの命令で管理局に侵入をしているからな・・・・・・ここを守れるのはお前達なんだ。」

 

そうか、ここを守れるのは私とチンクだけ、兄上は私達を信じてくれている・・・・・・なら私達はそれに答えないといけないな。ふふやはり兄上は強いし優しい・・・・・・あー兄上・・・・・・兄上兄上兄上兄上・・・・・・

 

「ではジェイル、そろそろ・・・・・・」

 

「あぁだが気を付けてくれよアイオリア君。」

 

「心配ないさ・・・・・・それじゃあチンクにトーレ・・・・・・しばらく留守になってしまうが頼んだぞ?」

 

「あぁ任せてくれ兄上!!」

 

「任せてくれ!!」

 

そういってアイオリア兄上はドクターが用意をしたテレポート装置の上に乗りドクターはスイッチを押して地球へと行ってしまった。

 

「行ってしまったな・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「ドクター?」

 

「いやさっきドゥーエに連絡をしたら私も行きますって言って彼女も地球へ行ってしまったんだよな・・・・・・」

 

はぁ!?ドゥーエの奴!!自分だけ抜け駆けをするなんてずるいじゃないか・・・・・・だが兄上の約束を守らないといけない、くそおおおおおおドゥーエ!!

 

トーレside終了

 

テレポート装置が起動をしてアイオリアはテレポートが完了する。彼は辺りを見て地球なんだなと思いながら歩くことにした。

 

「ジェイルの言う通りなら現在この地域、海鳴市には21個のジェイルシードが・・・・・・『ぎゃおおおおおおおおおおおおおおおお!!』問答無用か・・・・・・」

 

彼の前に現れたのは化け物だった。化け物はアイオリアを殺そうと腕の爪で攻撃をしようとする。彼は後ろへと下がり光りだす。

 

『オメガモン!!』

 

オメガモンへと姿を変えて彼は構える。化け物は口から火炎弾を放ちオメガモンに放ってきた。彼は左手のグレイソードを出して放った火炎弾を全て切り裂く。

 

そのまま右手の砲塔からガトリング砲が生成される。

 

『ガルルガトリング!!』

 

言葉と共にガトリングが回転をして弾が放たれて化け物の体に命中をする。彼は撃った後に回転を止めるが化け物の体はガトリングを受けたはずなのに再生をしていく。

 

『なるほどジェイルシードの影響か・・・・・・ならその本体を見つけるだけ!!オメガアイ!!』

 

オメガモンの両目が光りだして彼はジュエルシードがある場所を見つける。グレイソードを収納をして龍の口を構える。

 

『トライデントアーム!!』

 

トライデントアームが放たれてジュエルシードがある場所を貫通をしてそのまま回収をすると化け物の体が生成できなくなり自己崩壊をしていく。オメガモンの右手には綺麗な石があり彼はジュエルシードに念じると封印魔法が施される。そのまま光りだしてアイオリアへと姿を変えて彼は封印をしたジュエルシードを持ってきたポーチの中へとしまい海鳴市へ歩くことにした。

 

彼の本当の戦いは今始まったのであった。




次回 アイオリアは街を歩きながら海鳴市の情報を集めている。転生をしたとはいえ実際に行ってみないと場所を覚えることができないからだ。彼がまず最初に向かったのは翠屋と呼ばれる喫茶店である。

次回「翠屋へ」
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