とある休日にて
「やる事なくて暇だねいろはちゃん」
ふと、まどか先輩がそんな事を言っていた。確かに、最近はこれと言って用事もなかったなぁ。家でまったり過ごすのが日課になりつつある。
「まどか先輩はまたミニトマト栽培ですか。」
「うん!この前のは収穫しちゃったからね〜暇つぶしがてら、またミニトマトを育ててるんだ。」「ところで、いろはちゃんは何をやってるの。」
(いろはちゃん、さっきからずっとスマホの画面と向き合ってるけど何やってるんだろ?)
まどか先輩が家の庭で栽培している、ミニトマト達を気にしながら話しかけてきた。
「私は今、絶賛話題になってるツイステッドワンダーランドって言うソシャゲをやってるんですよ!これがまた面白いんですよ!」
「へぇ、そんなにハマってるんだね!わたしは聞いた事ないや。どんなゲームなのかな。」(最近、スマホ触ってる時間長いと思ったら、そんなゲームやってだんだね〜って、スマホの時間が長いのなんて今更だよね。」
「それがですね…」
かくかくしかじか説明中
「お、おう…すごい力説だったねいろはちゃん。」(いろはちゃん、よっぽどハマってるんだな〜)
「私も始めてそんなに経ってないんですけど楽しいですよ!ただ……ここでも引き弱なのか全然SSRが引けません。」
「まあ、めげずに頑張りなよ!きっと続けてたら、良いことあるって。」
「それもそうですね。良かったらまどか先輩も一緒にやりませんか。」
「いろはちゃんがすごい絶賛してるし始めて見ようかな。ドキドキするねぇ…わたし、男の子ばっかりのゲームって初めてだし。」「ちなみにいろはちゃんはどの子が好きなの?」(このゲームに出てくるのは男の子だけなのかな?)
「みんな素敵なキャラでどの人も捨てがたいんですけど、私はリドル・ローズハート寮長が好きです!」「規律に厳しく厳格な人だからこそ、ちょっとした所で見れる弱い所のギャップが良いんですよ!」(リドル寮長がやちよさんが似てると思います〜)
「その〜リドル…寮長だっけか?この前の頭が赤い子かな。」(おぅ…このお年で身長がわたし達と変わらないのは可愛そうだね〜)
「その子ですね!」
「わたし達と身長とかあんまり変わらなさそうだけど、立派な子だねぇ。学園で寮長なんてやってるんだ。」
「まどか先輩はどの子が好みですか。まだ、始めたてなので、深く考えなくても良いと思いますよ。」
「そうだね〜わたしはエペル君って子に興味があるかな。一見、か弱そうな子って意外と中身がしっかりしてそうな気がするしね!」(ほむらちゃんもか弱そうに見えて、頑固な所あるし……ってそれはわたしもか〜)
「まどか先輩、するどいですね」(小声)
「ん?何か言った?」
「いえいえ〜何でもないですよ〜」
「それなら、いいけど…まあ、何はともあれ早速始めて見ようかな。」(隣でいろはちゃんがずっとうずうずしてるよ〜)
「そ、そうですね!善は急げですし、早速始めちゃいましょう!」「アプリはダウンロードしました?」
「うん!ばっちりだよ!じゃあ、起動するね。」「って、うわっ!何か光出したよいろはちゃん。これも始まりの演出なの!?」(まぶし!いろはちゃん、サングラスでも持ってないかなぁ)
「い、いえ…こんな事見た事もないです!」(私が始めた時は何もなかったけど、アップデートでもされたのかな?)
「どんどん光が大きくなっていく!……はっ…これって噂に聞く異世界召喚ってやつかな?ドキドキするねぇ。」
「何、意味不明な事言ってるんですか!まどか先輩!このサングラス使って下さい!」
「おっ、ありがとういろはちゃん。気が利くねぇ〜さあどうなるかな?」「うわっ、サングラス付けてるのにまぶし!こんなの目が開けてられないよ〜」(折角、サングラス貸してもらったのに光がどんどん強くなっていくよ〜)
しばらくしてから〜
「もう目を開けても大丈夫かな?いろはちゃん。」(じゃり、じゃり)
ん?何か踏んだ気がするけど気のせいかな?
「まどか先輩……大丈夫ですけど、前見て下さい…」
「ん、ん〜少し目が慣れてきたよ〜てっ、うわ〜〜!立派なお城だねぇ!これはやっぱり異世界召喚されちゃったのかなぁ。ね、いろはちゃん!」(さっきまで、お家の庭でうちのミニトマト達を見てだはずのなのに……はっ、ミニトマト達が心配だよぉ〜行くなら行くで、ほむらちゃんにでもお水やり頼めば良かったなぁ)
「何、呑気な事言ってるんですか……しかし、生で見るなんて感激です!!」(後で写真取らなきゃ…あっスマホ家に置きっぱなしだ…)
「ん?いろはちゃんこのお城が何か知ってるの?」(いろはちゃん、何であんな目をキラキラさせてるんだろ?)
「知ってるも何も、このお城はさっきまで話してた、ツイステッドワンダーランドに出てくるナイトレイヴンカレッジですよ!」(まさか、ほんとにあるなんて思わなかっです!)
「じゃあ、わたし達はツイステッドワンダーランドの世界に紛れ込んだ。面白い事になって来たねぇ。」(へぇ、これがいろはちゃんの言ってたツイステッドワンダーランドか〜学園には見えないや)
いろはちゃん、無言で感激中〜
「ほら、いろはちゃん。そんな所に突っ立ってないで行こうよ。」(いろはちゃん、固まっちゃってるね〜)
「行くってどこに行くんですか?」
「決まってるじゃないか!あんなに面白そうなものが目の前にあるのに、探険しないなんて勿体ないよ!」「と言う訳で、出発進行♪」
「あっ待ってくださいよまどか先輩!置いてかないで下さい〜〜!」
ノリと勢いで書いてるので生暖かい目で見てやってくださると幸いです。