箒が八極拳を使えたら(旧:李書文先生は強いんだぞぅ!) 作:FGO廃課金民(大嘘)
期待に応えることができるか分かりませんが。
(該当と思われる部分を削除しました)
前回までのあらすじ
「お前の事が好きでどうしようもないんだよ!」
「ふぁっ!?…しかたないにゃあ」
「Oh,Yes!」
―――――――――――――――――――
なぜか一夏と恋人になってしまった。それはそれとして、恋人であっても譲れない場面が出てくるかもしれない。そんな時のために、区切りくらいはつけて置こう。
「で、箒。シャワーはどうするんだ?」
「…一緒に入るか?」
「おう、そうしようか。
ちょっとまって!?一緒に入るってどういうことだよ!?」
「…恋人なら一緒に入らないのか?」
「いやさすがに入らないと思うけどな」
悲しいかな、両名はモテこそするが、告白されても振ってきた二人。そもそも恋人なぞできたこともないため、恋人としてどうやって接していいのか全く分からん状態である。そんな状態で物事を決めようとしても、『天災』束に全く違う事を吹き込まれた箒の扱いを一夏は苦慮することになるだろう。
「じゃ、じゃあ17時から19時までは箒、俺は19時から21時に…って今何時だっけ?」
「棒棒鶏。えーっと19時30分だな。あ、ご飯食べ損ねた…」
一夏による告白攻撃で気絶、そのまま3時間ほど昏倒していた箒。まぁ、そうなるのも仕方ない。
「棒棒鶏…棒棒鶏食べるか?」
「何でそうなる!?」
ちなみに、箒は中華は得意。得意料理は麻婆豆腐で辛さは愉悦*1を好んで作っては食べる。 かの麻婆豆腐神父が食べていた麻婆が得意で、現在10年程唐辛子をつけてあるラー油を携帯している。この前遊びに来た彼女の姉とお付きの幼女に食べさせてみたら目をひん剥いていた。
30分後
棒棒鶏をモグモグしている箒と一夏の姿があった。
「さて、シャワー浴びるか」
「シャワー浴びるのか。行ってらっしゃい」
「おう」
そしてシャワーしに行く箒。たが、この時とあることを忘れていたためにあることが起きる。
もちろんそれは――――――――
「はーっ、気持ちよかった。日本人で良かったよ」
あらかじめ準備してあったタオルで体を拭き、長い髪をドライヤーで乾かしてっと。
なぜかこの作業に疑問がわかなくなった時は何時だっけな…っと思いながら髪にトリートメントを施した。さて下着は……
「しまった、下着と着替えを持ってくるのを忘れた…この篠ノ之箒、一生の不覚だ!」
このままでは、
…そういや、一夏とは一応恋人になったんだよな。どうせいつかはこちらの裸を見る事になるんだし、それが速くなるだけだ。なら…そのまま行こう!
あぁ、かわいそうに、ワンサマーは自覚のない変態に誘惑されるのだろうか?
ガチャっと音がして、箒がシャワーから上がったと思って振り返った一夏は飛んでもない光景を目にすることになる。先ほど告白して初恋を成就させた相手の方が真っ裸で突っ立っていたのである。思わず目に入るシミ一つない真っさらできれいな肢体と、性癖が普通な男なら自然に惹かれるであろう、日本人女性の中では良く実った胸。そして、引き締まった腰に、筋肉質な身体。武人らしい姿かたちをしていながらも、やはり女性だという事を意識させるボディライン。そしてなにより、いつもはポニーテールにしていた髪を初めて下ろした姿。シャワーを浴びたばかりであるからなのか、上気した綺麗な部類に入る凛々しい顔は妙に艶めかしく、そのすべてを引き立てていた。
そして、初恋で恋人な相手の肢体を見て彼は。
「…」
鼻から鼻血と言う名の愛をツーっと流すのだった。
「一夏、シャワー上がったけど下着の他もろもろ忘れたからそのまま…って鼻血出してるけど大丈夫!?」
「大丈夫(キリッ)」
「そんな事言って無いで、ちょっとティッシュを詰めて止めなきゃいけないでしょ。えーと…あった。」
ベットのそばに置いてあったティッシュを持ってきて、彼の鼻にぶち込んで差し上げた。
――――っていうか、一夏が私の身体で動揺するとは思わなかった
「ありがと…」
そして、鼻血で染まったティッシュを鼻に刺しているイケメンの姿がここに生まれた瞬間であった。
「箒、一応恋人とはいえ脱衣所で着替えてくれよ。一応、俺も男なんだからさ」
「男たるもの女の柔肌を見てうろたえるな、どんと構えている方がむしろちょうどいい。しかも恋人になったからには、どうせいつかはこちらの裸を見る事になるかもしれん。要は少し私の肌を早く見えただけの話だ。そもそも貴様は男なのだから女の柔肌を見れて役得と思うのが普通ではないか?」
「それはそうだけど…」
「恋人なら女の肌を偶然見たとて合法だろう?知らんけど」
「知らんのか」
そう会話をしつつも、下着を探し当て、普通に着替えているのだ。一夏はそれを顔を背けて見ないようにしている。
……少しは見てもいいんだぞ?
そんなことがあって、いろいろ過程をすっ飛ばしてキスしてみようとするも、頬にキスが限界だった。恋人らしい事は、ゆっくり焦らずやってこう。
しつは、私は元は男ではあったものの一夏に告白されたことによって完全に女のような精神にされた変態だったようだ。これも一夏のせいだから、一夏に責任を取らせよう。
そんな事を、IS学園の空手部で型の練習をしながら考えていた。
雑念の入った状態で空手をしていても集中できるはずがなく。
「どうしたの?篠ノ之さん」
いつもよりキレが無く、つい踏んでしまう震脚も無いことで変に思われたのだろう。というか顔が妙に暑い。しかも事あるごとに告白してきた時の一夏の顔が浮かんでくる。
最近の自分は可笑しい。男ごときにこんなに意識を奪われるなんて。もしかして、これが恋ってやつか?そうであるなら私は途方もない変態だろう。
「ちょっと調子が出ないみたいです」
「そう。環境の変化とか身の回りで色んなことが起こると調子も出なくなることがあるからね。じゃあそろそろ上がっていいよ」
「ありがとうございます。」
一礼をしたのち、荷物を纏めて更衣室へと向かう。剣道も確かに良かったが、やはり私は徒手空拳系が好きらしい。
空手着から制服に着替える。このIS学園には八極拳部なんてないので空手部に入った。が、やはり八極拳の練習もどこかでしたいのだが…どこか良い場所は無いだろうか?
「織斑先生、という事でどこかありませんか?」
「朝っぱらから詰めかけてきて何かと思ったら…まぁ篠ノ之ならいつかは練習の良い場所を聞きに来ると思っていたがな。八極拳を練習するとなると…剣道場か空手場じゃないか?」
「むぅ…」
「今から私は会議なんだ、そろそろ行くぞ。」
「あっハイ。」
「そうだ。
最後に爆弾をおいて世界のターミネーターは早めに会議室へレッツゴーしていった。頭が真っ白になった私を置いて。
「…バレるの早くないか?」
その後の授業で、一夏に専用機が渡されるという事が知らされたり、セシリアが突っかかってきたり私と親しくしているのは、束姉さんとの繋がりが欲しいだけという言動に一夏が食って掛かっては私が仲裁したりした。昼食の時間には3年の女子が一夏に練習の相手になると言っては、私を練習相手にすると固辞した。
私がここまで頼られるのも久しぶりな気がする。
ISに関しては私はトーシローなためにもったいないのではないのかと言ったものの、一夏にこう返された。
『箒って、他人からの好意に鈍いよな。』
―――――解せぬ
……うん。まぁ一夏にとっては十分な成長にならんだろうが、確かに一夏にそれだけ思われているのも確かにうれしいものだ。
セシリアとの戦いの前に、ひとまず一夏の戦闘力を上げる練習を始めた。
かの懐かしい竹刀を引っ張り出してきてはポンポンした。なお、その間に一度のみ練習機に乗らせることができたのだ❕(集中線)いやー、予約するのは大変だったぜ…
さて、ここで一夏と箒の修行風景を見てみよう。
「いいか、レーザー、衝撃波、銃弾なんてISのバリアで受けようとは考えないことだ。」
「要は避けろってことだろ?」
「うむ、それもあるが、物理的に見えなくなることも有効だ。」
「いや、どうやって?」
「瞑想すれば、周囲の景色と溶け込むことができる。例えば…こんな風に。」
そう言って、箒が目を閉じるといつの間にか姿が見えなくなっていた。一夏は困惑した。
「と、まぁこんな感じなんだが。」
「いや無理でしょ。」
「あきらめんなよォ…」
某暑い男が箒にインストールされました。
「とまぁ…姿を景色に完全に溶け込ませるのは武人の中でも達人と称される者くらいしかできないからな。」
「え」
彼女の発言、それは暗に箒の武術が達人級にまで至っているという事を示しているのだ。それもそうだろう、彼女は李書文の八極拳を使う事が出来、それにより多数の武器等を扱うこともできる。
ちなみに、中国武術における拳法系は武器等を使用するときの下地であるため、拳法が上達すれば武器による練度も上がる、武器の扱う練度が上がれば拳法の練度が上がる、そしてまた拳法を修練し、武器を扱い…といった地道な長い繰り返しで上達していく。ちなみに、李書文先生の八極拳で止まっているのかというとそうではなく、箒の扱う八極拳でも若干空手の型が入っていたり、日本人独特性格からか、殺さずして制圧する術も現在進行形で研究をしている。
「とりあえず、できるだけ最小限の動きで避けろ。大げさな動きで回避すると隙をつかれる。ま、わざと隙を作り誘い込むこむ戦術もあるにはあるがな。それが無理なら…」
「無理なら?」
「斬れ。レーザー、衝撃波、エネルギー波、実弾、対象の如何にかかわらずすべてを小手先で斬れ。」
「そりゃあ、箒ならできるかもしれないけど…3年間も剣道をしていないし……」
「3年間やってないからって、そんな理由であきらめるのか?貴様…じゃなかった。一夏が言っていた『夢』もそうやって足踏みして入れば遠ざかるばかりだぞ。だが…そうだな。一夏も男だ、がんばれば何か私がご褒美をやろう。」
「何でも?」
「何でも…っておい。仮にも女にそういう事を言わせるのか?
まぁ良い。できる事なら何でもしてやる。」
「よっし!!!!」
…それでいいのか、原作の主人公。
「どうだ?首が痛くはないか?」
「お、おう。全然大丈夫っていうか、正直……最高。毎日してほしいくらい。」
一夏は私に褒美として膝枕を所望した。よって膝枕を彼にしているのだ。今日だけでも、3年間のさび付いた腕が取れたのだ。まぁ良い傾向だろう。それにしても…
「一夏、すごく幸せそうな顔をしているが、そんなに私にしてほしかったのか?」
「もちろん、俺の憧れだったから…な。」
ふむ…好きな女に膝枕をしてもらうという事は男にとって最高の事だろう。私も前世に彼女にしてもらったものだ。
「…そう言えば。」
「ん?」
「私の今の気持ち、本心はあの時伝えてなかったな。
正直、私は男というのに興味がなかった。あぁ、ちょっとまて、そんな顔をするな。人の話は最後まで聞け。」
「す、すまない、動揺してしまって…」
「男に興味はなかった、とはいえ同姓に興味があるという訳ではなかった。正直、昔の私は自分が恋をするなんて思いもしなかった。だが今は…一夏のあの時の告白を聞いて、初めて芽生えたのだよ。貴方への恋が……さて、私の心をここまで乱してくれた責任をどう取ってくれる?」
「……」
「ああ、意地悪い事を言ってしまったな。一度しか言わないぞ。
一夏……私は、あなたを…愛している。
この責任は、貴方に取ってもらおう。」
「……」
「おい、黙っていないで何か答えたら…どう…だ…?」
全く、こちらの気ごころも知らないで。こちらははち切れそうなくらい恥ずかしいんだぞ、全く。
「……箒。」
「ん?なんだ?」
「セシリアとの闘いが終わったら、お揃いのペアリングを買いに行こう。」
「む………あぁ。それは楽しみだ。」
そして迎えた約束の日。一夏は最終的にビーム程度なら頑張って切れるくらいにまで成長した。また、一度だけだが練習機を使えたことで、一夏がISという物がどういう物かという事を分かったのは僥倖だったのだろうか。
専用機がギリギリまで来なかったハプニングもあったものの、セシリアはビームを切ってくる奴は初めて見たのか、中盤から後半まで終始戦術を変更していた気がした。
とまれ、今回は一夏の粘り勝ちで且つ辛勝と言ったところか。最初に凄そう(小並感)なビームを切り飛ばした一夏を目の当たりにしてセシリアが熟練された動きに変化した。さすがはイギリスの代表候補生と言ったところか。
それに何とか勝てた一夏も才能のバケモノなのだろうか。
しかし、これでも一応一夏が勝ったのだ。恋人として、何かしらのご褒美という物があれば、喜ぶだろう。だが、この前膝枕を所望されて、また膝枕というのも味が無いだろう。ここはとりあえずだな………
シャワーを浴びてきてホカホカの一夏が戻ってきた。ちゃんと部屋着も来ているあたり、やはり好ましいと思ってしまう。
とりあえず、ベッドに腰かけていた私は立ち上がり、一夏に歩み寄っていく。
「どうしたんだ?箒」
「そうさな、君への頑張りのプレゼントだよ。」
私は、そんな一夏の頬に一つ、鳥がつつくようなキスを落とした。
「…どうだ?」
「……すっごくうれしい。」
「そうか。一夏は…大胆な女は嫌いか?」
「好きです!」
食い気味に答える一夏に若干引く
「おっ、おう、そうか。試合は中途半端に終わってしまったが、一夏はよく頑張った。十分に褒められることだと思ってな……」
そうして一夏の頭を抱え、自身の胸元へと抱き寄せ、少し硬い髪質な一夏の短い髪の感触を感じながらも撫でていく。
「…ふわぁ………」
ふむ。どうやら狙い通りのようだ。
「いい子だ……」
一夏は次第に眠気に襲われて…
「寝たな…」
どうするか…とりあえずベッドへと運び、寝かせる。ふむ、一緒の布団で寝るのもいいかもな。じゃあ、さっそく…
一夏の朝は早い。いつも早く起きる箒に釣られて既に習慣づいてしまった。昨日の事で若干遅く起きたが、それでも十数分遅いだけだ。
一夏が朝の気配によって目を覚ますと、目の前にほとんど真っ裸の恋人*2が自分自身の布団に潜り込んでいた。一夏は見なかったことにして、珍しく二度寝を決め込むことにした。
「ん…うぅ~~ん……あれ?一夏、まだ寝てる…じゃあ起きようかな」
二度寝を決め込んでいる一夏はばれないように薄眼を開けて…
「あ、一夏起きた?」
無事バレる。気配に敏感な箒が分からないはずがないのだ。
「…今起きた」
「そう。じゃあ今日はランニングは軽めにしよう、昨日の事もあるし」
「そうだな、そうしようか」
朝にちょっとしたことはあったものの、恋人よろしく仲良く校庭を走り回り、部屋に帰っては軽く汗を流し、支度を終える。そのころにはおおよそ6時と少し過ぎたくらい。その後は一夏と並んで食堂に行きご飯を食べに行く。その後ろ姿は、いつまでも仲睦まじい夫婦のようないでたちであることは記しておこう。
IS学園の食堂は大きい。なにせ様々な人種が集まってくる特殊な環境下であるため、和、洋、中の3大料理はもちろんの事、東南アジア系や中東系の料理、米国の健康に悪そうな料理や、洋食に入るのかすら怪しいクソメシマズのイギリス料理*3だってある。
「あら、織斑」
「よう、セシリア」
一夏と箒がそれぞれ日替わり定食を手にテーブル席に向かうと、金髪碧眼な完璧(かもしれない)お嬢様なセシリア=オルコットが優雅に座っていた。セシリアのメニューは、イギリスでも屈指のまずさを誇るオートミールである(英国料理は紅茶関連しか美味しいものがないイメージ)
ちなみに、嘔吐ミール…じゃなかった。オートミールは本場イギリスの物よりかは美味しいという(セシリア談)
「おや、本当にお二人は仲がよろしいのですね。羨ましく思いますわ」
「…セシリア、それは揶揄っているのか?」
「もちろんですとも。」
「……」
ちなみに、一夏が隣を座っていた箒をちらっと見てみると、真っ赤なお顔をさせながら和食を食べ進めている彼女の姿が見えた(可愛い)
現在シャルロットの扱いで困っています。現在構想しているルートが3つ4つ有るのですが、どれを読んでみたいですか?
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シャルが箒に惚れる百合色な片思いルート
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セシリアと同様に友人枠に収まる
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そもそも問題が存在しない(ギャグ陥ち)
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フランスにすでにシャルロットの恋人がいる