箒が八極拳を使えたら(旧:李書文先生は強いんだぞぅ!)   作:FGO廃課金民(大嘘)

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圧倒的キャラ崩壊に注意してください。

個人的には読むことを推奨しますが、嫌いなものを読む必要はないので。


八極拳 (槍)と(拳)

 締め切られたアリーナ、そしてその中に居るのは生身の一人の少女と暴走したと思われる無人のIS機。本来なら生身の人間は危険な場所に置かれている。普通の人間ならどうやってでも逃げようとするだろう。

 

 だが、彼女は違った。自らドアを敢えて閉め、自らをわざと窮地に追い込んだ。

 

 

 

 

 

 はた目から見ればそう見えるだろう。だが、事実は小説より奇なり(この物語も小説だが)

 

 無人のISを追い詰めていたのはその何も防具を見に着けていないその少女であった。

 

 かの少女は、自らが発する『気』でアリーナ内部を満たし、そのアリーナを自らのテリトリーに仕上げていた。 その少女は真の刃の付いた槍を持っていた。

 

 件の少女が、何かを唱えながら地面を蹴り一機のISに瞬く間に間合いを詰める。

 

 

 

 

 

 

 

『我が槍は是正に一撃必倒、』

 

 

 

 

 

 

 ただの牽制であっても彼の無人ISには多大なダメージを負う。

 

『『神槍』と謳われたこの槍に一切の矛盾なし!』

 

 そして、本命の一撃。それにより、過剰なダメージを負った暴走特急のような無人のISはコアだけを残し、爆発四散する。

 

 

 

 

『…所詮は無人のIS。この程度、造作もない。さて…残り一機……』

 

 

 鋭い彼女の目が、無人ロボットを見据える。恐ろしい程理想的な各個撃破を、彼女は数の不利と囲まれているという圧倒的不利な状況でやってのけたのだ。

 

 

 さて、彼女が無人IS相手に無双しているのには訳があった。

 

 

 

 

 

 

 

 時はさかのぼり、セシリアと一夏との決闘が終わりしばらくの事。

 

「え?クラス対抗戦?」

 

「えぇ。まさか忘れたなんておっしゃいませんよね?」

 

「ん、まぁ覚えてはいたけど…」

 

「未だ一夏は未熟。はっきり言ってクラス対抗戦では確実に負けるであろうと。まぁ、それでだ。一夏は明らかに近接か格闘のどちらかだ。遠距離攻撃は…はっきり言って今からやると間に合わない。そこで、セシリアに私が頼んだのだよ。ISの基本技術は私は正直分からん。そこでセシリアにその分野を教えてもらい、近接系は私が担当する。」

 

 格闘戦の師匠とも言える箒に、恋人とは思えないほどぼろくそに言われるが仕方のない事。こんなことに出会うとは思わずに、武道をさぼり家計を助けようとバイトを一生懸命していたのだ。

 

 いや、そんな事より、箒が最後に言っていたことが特に問題である。本人抜きに、箒とセシリアのみでいつの間にか、一夏の指導内容が組みあがっていたからである。

 

「いつの間に…」

 

「まぁまぁ、大切な人を思っての事ですのよ。箒さんを褒めてあげなさい。」

 

「そうか…って!そういえば箒となんで付き合っていることを知ってるんだ、皆は!?」

 

「Ms.オリムラが言いふらしていました。」

 

 

「千冬姉ぇーーーー!!!!」

 

 

「やっぱりあの人は言いふらしていたのか…よっぽど嬉しかったんだな。」

 

 なんと、身内からの裏切り(?)に呆然とする一夏。だが、問題は其処ではない。今はクラスマッチの事である。

 

「そういえばさ。他のクラス代表ってどんなヤツらなんだ?」

 

「確か、1年2組の代表はIS用銃器企業のテストパイロットで――」

 

 その時、少女の声が響き渡る。

 

「――――その情報、古いわよ‼」

 

 と――――――

 

「私はⅡ組に転入した中国代表候補生の凰鈴音。Ⅱ組の代表の座は、ついさっき私のものとなったわ。―――それでこのクラスの代表っていう織斑一夏はどこにいるの?」

 

 一夏がおずおずと手を挙げる。

 

「そ。・・・んで、あんたが篠ノ之箒ね?」

 

 不意に言葉のボールが飛んできた。言葉のボールを一夏から箒へとぶん投げてきた人物は小,中学生から成長していなさげな高校生にしては色々と足りてなさげである。

 

 

「う、うむ。私が篠ノ之だが。」

 

「あなたがそうなのね。」

 

「・・・そうだが。」

 

 そうすると、凰鈴音と名乗った少女は箒にこんな言葉を投げかけた。

 

 話があるから放課後時間をあけておいて頂戴・・・と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 鈴という少女が1組を突撃訪問した日の放課後、渦中の凰鈴音が私たちの部屋へと訪れるなりこう言った。

 

「一夏、あんた箒に告白したの?」

 

 と。一夏が目をひん剥いて気絶しかかっていたのでコーヒーを鈴に流し込まれ、答えを言わせた。

 

「そうだ、俺から箒に『付き合ってくれ』て告白したさ。」

 

「そう…やっぱりね。覚悟はしていたけど、失恋って辛いわ…」

 

 弱気を見せなさそうな印象を私に与えた彼女であるが、その彼女もまた乙女だったのだろう。目じりに何か光るものを流していた。

 

 少なくとも、そんなことを指摘する馬鹿はこの空間にはいないが。

 

「一夏が話していたわ。何事も箒が…箒がってね。全く、他の女の話をするのはデリカシーが無いってモノでしょ。」

 

「確かに、一夏はデリカシーがいくらか欠如していることは認めよう。」

 

「え!!」

 

 まさかの自ら告白しOKを貰った彼女自らデリカシー皆無であることを言われてしまった一夏。箒への憧れ兼恋でいくらか改善したとはいえ、やはり朴念仁みがあるのだろうか。

 

「ま、ここまでくると寧ろ清々しいわ、全く。一夏、私を振ってまで箒を追いかけたんだから箒を裏切るなんてことは私が許さないわよ!」

 

 

 

 

 ちなみに鈴は一夏との別れが近いときに味噌汁を毎日作ってあげるの中国パロディ版である酢豚を毎日作ってあげるを繰り出したものの、箒のことをだしやんわりと断られ、その時に大号泣。断った本人な一夏がなぜか慰めてたらしい(一夏ェ…)

 

 

 

 

「箒を裏切るなんてことはしない。俺が幸せにして見せる。」

 

 …一夏の言葉に不覚にも何かがぶっささった気がした。下の話で申し訳ないが、具体的に言うと下腹部当たりに。

 

「―――一夏、ありがとう。私も、一夏を幸せにして見せるさ。」

 

 

 

 スーパー惚気大合戦の蚊帳の外にいた鈴は。砂糖が大量に入ったケーキの上にさらに生クリームがのっかったケーキを食べるが如くのような甘い空間に耐えられず、思いっきり濃いコーヒーを胃に流し込んだ。

 

「ええい、甘いわね!このコーヒー!」

 

 

 ちなみに、そのコーヒーはもちろんブラック(インスタント)である

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、迎えたクラス対抗戦。クラス対抗戦に向け、恋人であり師匠とも言える篠ノ之箒と、ISの基本技術を指導したセシリアに身体的に痛めつけられた一夏(精神的ダメージは箒がハグか何かをして癒していた)

 

 そして、それを見守る私。そして…

 

「まぁ、善戦できればいい方ですわね。」

 

 私の隣にはセシリアが居た。っというか、セシリアは何故あんなに一夏に興味を持っているのだろうか。

 

「…もちろん、見てると面白いからですわ。おちょくるとピーンと愚直なまでに反応が返ってくるのですから。」

 

―――人の心を読むのは辞めていただけないだろうか。

 

「無理ですわ♪」

 

 あっそうですか。

 

 セシリアが人の心を勝手に読むことは置いといて、私の愛しき彼の戦いである。ここはしっかり見届けるのが、私の務めだと思うのだ。

 

 見ている分には、善戦こそしているものの押され気味であった。対応がすべて後手に回っている。衝撃波が発射された時点で気づかないとは、修練が足りないのかもな(実際は無理に等しい)誘い込みでもないわずかな隙を狙い一撃をかませたものの、確かに決め手がないようだ。衝撃波を切ってもやはり余波という物が起こる以上、地味にエネルギー値が下がっていると思われる。

 

「衝撃波は切っても無力化することができない…ならば……」

 

「……箒さんは彼が戦っていても、その調子なんですね…」

 

 とある同クラスの女子が私に向かってかは知らないが、そう呟いた。いや、これは一夏に教える新たな課題を見つけただけなのだが…とそんな時、基本的に破る事が困難なフィールドを覆うシールドを突き破って、人間が居ない無人ISが乱入してきた。

 

 これをやるのは束姉さんに違いない(確信)

 

 

 仕方なしに始まった鈴と一夏の共同による侵入した無人ISとの戦闘。その無人ISが放った流れ弾は観客席にまで飛んでくるようになり、千冬先生以外のクラスは混乱の渦中に巻き込まれ、パニック一歩手前になった。

 

 ―――いや、もうパニックに近い。出入口がふさがれているようだ。

 

 

 

 そんな中でも、鬼とかオークとかターミネーターとか関羽とかに例えられる織斑先生率いる1年1組は理路整然としていたが、これ以上はまずい状況となる。

 

 

「セシリア、ちょっと行ってくる。」

 

「…!?箒さん、どこへ?」

 

「ちょっとドア破壊しに。」

 

 珍しくセシリアは訳が分からなくなった。

 

 

 

 

 

 観客席から、結い上げたポニーテールが翻り、空中へと飛びあがった。女性としてはどうなのかと思うが、本人としては珍しくレギンスを穿いていたためにあまり気にしていない。

 

 空中からある程度飛んだ後に、勝手に空いた空間で着地しそのまま滑歩で移動。ドア手前で床が凹む程の震脚を行い、掌底をごつそうなドアに繰り出した。そうするとどうなるだろうか?――答えは…ドアが爆発四散、チリとなるが正解である。

 

 そして、ドアの前には無人のISが鎮座していたが、すぐさま猛虎硬爬山を叩き込み破壊してやった。

 

 

 

 

 なお、その光景を目の当たりにした3年やらは目を点にしてこう言い放った。

 

「まさか…ブリュンヒルデの再来?」

 

 

 

 

 残念ながら李書文の再来である。

 

 

 

 

 

 ドアが開いた以上、避難させる必要があったが、先ほどの無人ISで校内にそういう奴らがいることが分かった。とりあえずはだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「無人ISみたいなモノを集めるように陽動してみたが、こうも引っかかるとはな…」

 

 目の前には7機の無人ISと思わしき奴ら。それらに対峙しているのは己一人のみ。ではあるが、自分自身の武器は拳のみではなかった。ドアを破壊したときにあらわれたISから持ってきたIS用の槍である。なぜ槍を装備していたかはわからんが…このシチュは燃える。

 

 なぜなら、槍と李書文を並列させると神槍李書文の方を思い浮かべるが、年取った方の李書文も槍を持たせればそれ相応に強いと思う今日この頃。ならば、槍…使えるんじゃないか?とおもって振ってみたら思ったより使えそうだ。

 

 

 

 

「さて……殺すか!」

 

 きしりと自身の身体をうち振るわせる戦いそのモノ。戦いの予感に、自分自身が意図して隠していた爪と牙、そして…拳がのぞき出るような感覚を覚えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「破ァッ!」

 

「フッ!」

 

「せえぇい!」

 

「なっとらんなぁ!」

 

「一つ…くれてやろう!」

 

 無人のISは意外と脆かった。いや、わざとそうしてあったのだろう。多分束姉さんが私の生身での戦闘データがどうしても欲しくなった…からなのだろう。少なくとも第1世代ほどのISではあるが、やはり脆い印象は受けた。束ねえさんの思惑通り、槍、刀、拳で無人ISを屠り…残り2機にまで追い詰めた。

 

 

 

 

 

地面を蹴り一機のISに瞬く間に間合いを詰める。

 

 

 

 

 

 

 

「我が槍は是正に一撃必倒、」

 

 

 

 

 

 

 ただの牽制であっても彼の無人ISには多大なダメージを負う。

 

「『神槍』と謳われたこの槍に一切の矛盾なし!」

 

 そして、本命の一撃。それにより、過剰なダメージを負った暴走特急のような無人のISはコアだけを残し、爆発四散する。

 

 

 

 

「…所詮は無人のIS。この程度、造作もない。さて…残り一機……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 槍は床にぶっさし、せっかくなのでこれを久しぶりに使うとしよう。

 

「では一撃、馳走してやるか…」

 

 既にこの空間は自らの『気』によって満たされている。ならば、私は一撃を馳走するまでである。

 

「我が八極に无二打(二の打ち要らず)!」

 

 地面を蹴り、滑歩にて間合いを一瞬にしてこれを縮める。これに対応できるのは少なくとも織斑先生のみ―――

 

「ふっ!」

 

 強烈な震脚、そして――――――

 

「破ァッ!」

 

 「猛虎硬爬山」を叩き込む。

 

「七孔噴血、巻き死ねぃ!」

 

 無人IS君は哀れにもコアだけを残して爆発した。が、かの最後のISは箒に厄介なものを残していった。

 

 

 

「……まさか…睡眠薬か…!まずい、意識が…」

 

 そうして私の意識は途切れていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一夏は、保健室のベッドにぶち込まれていた。箒もそろそろ一夏を見舞いに来ることだろう。そういえば千冬姉に聞いたのだが、箒が単独で7~8機のISと対峙していたらしい。というのも、助けに来た時にはISコアを残しすべてを撃破されていた。学園の実力者に聞いてもそんなことはしていないという事から状況的に箒が単独で撃破したのだろうという話だ。

 

 状況的に、無人のISに囲まれていたと聞き、さすがの箒でも危険な行為だと思ったのだが、箒はISは纏っていなかったという。であるから極めて苦戦したと(勝手に)思う。

 

 まぁ生身でやれたとはいえ、危険な目に自ら飛び込んだのには違いない。恋人に少々苦言を申さねばと思って来たのだが…

 

 どうした事か、箒が普段のキャラをぶち破って積極的になっていたのである。それも束さんというMADのせいだ。何を隠そう、鈴との共闘で無人ISを撃破した後にホログラムが表れて、こう言ってきた。

 

『ハロハロー!束ちゃんだよー!いっ君と箒ちゃんが付き合ってからも全然進展なったから、箒ちゃんに素直になるお薬を吸わせるよう仕掛けておきました~!じゃ―――…』

 

『何をしているんだ束』

 

 唐突に千冬姉がすごいバリアを超えてこちらに移動してきて、一発束さんに裏拳を見舞いしていた。そのおかげで束さんは遠くまで吹っ飛んでいった。

 

『べふー!痛いぞー!』

 

『貴様は落ち着いて進展を見てられないのか』

 

『だってだってー!まだA(キス)もしてないんだよ!じれったいんだもん!』

 

『…まぁそれには同意する』

 

 

 

 

 

 回想終了。

 

 うん、あれは酷かった。だけど、こんな箒を見れたから、束さんのやったことは許せ…許せ…やっぱ許すのは無理だな。

 

 

「一夏…」

 

「ん?」

 

「愛しているぞ」

 

 ―――やっぱりあの時告白してよかったとつくづく思う。

 

 

 

 

 

 

 そう思った一夏と、その恋人の箒は指を絡ませて互いの暖かさを感じながら幸せに浸る。と……唐突に一夏の頬に柔らかくて、弾力があって…もうそれしか言いようがない感触が当たった。

 

「うぇへへ……一夏…口へはまだ恥ずかしいけど、一夏は自分の意志でしてみせるよ。今は…これで…」

 

 そういうと、箒は一夏の腕を抱き、その腕を頬に当てていた。ちなみに、腕を抱いている時点で、育っている胸が当たっていて…

 

(煩悩退散煩悩退散煩悩退散煩悩退散煩悩退散…エエィッ!)

 

 自分から湧き上がってくる煩悩と戦っていた。そんな事をしていた時の事。

 

「一夏さん、傷は治りまして?」

「やっほー、一夏! 怪我の具合は?」

 

「うるさいですわね、中国次期代表。一夏さんが寝ていることが分からなくて…え?」

 

「「……」」

 

「…お楽しみでしたのね…」

 

「おい、ちょっと待て鈴、セシリア…」

 

「私たち…邪魔しちゃったようね?」

 

「ええ、そのようですわ。」

 

「「じゃあ…日を改めて…」」

 

 

 

「……仲いいなあいつら」

 

「うへへへ…一夏ぁ…」

 

 二人が来ても動じずズーっと一夏の腕を抱き続けていた箒には少し尊敬はするが…これ束さんの薬の影響である。かの天災の言っていたことが本当なら、箒はさっきからこの調子だ。箒は感情をあまり出さないが、その感情を少しづつ放射していたのが今までの一夏との関係であった。その思い、感情を一度に吐き出させたのだ。それはもう、こうなる。ただ、さすがに一夏と箒の理性が保たれたおかげで、保健室でおっぱじまる事はなかったが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして数日後、箒と一夏は別の部屋となった。さもありなん、恋人同士が同じ部屋というのは何かの間違いがある可能性があるとの事であったが。かのターミネーターにも一応の考えはあった。

 

(もしかして、少しだけ距離を離したら、進展が進むのでは?)

 

 っという雑な考えであった。その考えは成功した。

 

 

 

 

―――ただ、教室に甘い空間が出来上がったという弊害が生まれたが。さすがに授業中はわきまえては居るものの、休み時間となったらもう、それはそれは……話すなら別に問題ないのだが、言外に行われる意思疎通により、ほのかに甘い区間が形成され、セシリアは紅茶を手放せなくなり、他の生徒はコーヒーを片手に生活し始め……山田先生は胃薬が手放せなくなった。

 

 そして、織斑千冬先生は…酒を飲んでいた。あ、これはいつもの事か。

 

 ちなみに、下の会話はいつぞやに起きた箒と織斑千冬との会話である。

 

 

 事の発端は、一夏が姉である千冬と夕ご飯を食べようとのことで箒と一夏がセットで訪れた時の事であった

 

「織斑先生。」

 

「なんだ、篠ノ之。」

 

 箒の目の前には、教職員とは思えないほどの大量の缶ビールや一升瓶のケース、そして飲んだ後の酒の入れ物の大量の亡骸であった。

 

 また、収納には適当にぶち込まれた服、なぜか開いてる水道。そして、極めつけは織斑(姉)から漂う強烈な酒精の匂いであった。

 

 

 

「これ以上酒を飲むようでしたら、財布の口を縫い合わせて、縛って金庫の中にぶち込んで、その金庫を校長室に置いておきますよ。」

 

「申し訳なかった…!!!」

 

 一瞬にして上下関係が変わったとも思えるが、事は単純。ただただ、織斑千冬という人間が酒に意地汚いというだけの話である。

 

「ふぅ…」

 

 織斑(姉)を正座させて説教しているのはもちろん箒。どちらかというと肝っ玉母さんに近いと思われる。そして、現在進行形で主婦…じゃなった。主夫をしているのは一夏であった。適当にぶち込まれた服をたたみなおし整理整頓をしている。

 

そして30分後…

 

 

「―――分かりました…そういうのなら仕方がありません。ですがお酒の飲み過ぎは良くありませんよ、まったく。ストレスが多いとはいえ…お酒で発散するのはあまり良いとは言えませんよ」

 

「分かった…お酒は控えるようにしよう」

 

「なら良いんです。」

 

「できたぞー」

 

「織斑先生、ご飯です。今日は、ここまでにしておきます」

 

「今日は…」

 

 なお、織斑(姉)は何時か箒が一夏に嫁入りして自分のもとから離れるかもしれないという事を考えて、胸の奥ではじっくりと噛みしめていた(と思われる)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いつか―――近いうちに

 

 眼帯を付けた少女が箒にこの言葉を投げかける

 

「教官!久しぶりですな!」

 

 と――――――




 箒たん(中2時代)

 夏休みにバイトの名目で海外(ドイツ)へレッツゴーしていた。が、ドイツ陸軍で格闘訓練の教官をしていた。そのため格闘訓練の教官の資格を有している。なお、一夏に軍格闘術を教える気は無い。その時にとあるドイツの特殊部隊と交流を持つようになった。なお、千冬の教官時代と箒の格闘訓練教官時代は若干かぶっている時期があり、その時に軽く手合わせをしたことがある。彼の隊の格闘訓練の教官は比較的短い期間であった。ちなみに、ドイツ軍在籍は1年だが、その時点で可笑しい事に気が付くだろうか?その時彼女が日本に居た時期ともかぶるのであるが。

 実は、自分自身を陰と陽で分身していた。中3に上がるときの春休みに日本に帰った時に一つに融合(比喩)した。

現在シャルロットの扱いで困っています。現在構想しているルートが3つ4つ有るのですが、どれを読んでみたいですか?

  • シャルが箒に惚れる百合色な片思いルート
  • セシリアと同様に友人枠に収まる
  • そもそも問題が存在しない(ギャグ陥ち)
  • フランスにすでにシャルロットの恋人がいる
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