セカンドールマスターー育成者とドールのイロモノシリーズー 作:御舘雅盛
その日、館には主と金髪にアメジスト色の瞳を持つ少女しかいなかった。
そして、それが起こったのはその日の夜の事だった。
「くっくっくっ……」
室内に妖しい笑い声が響く。下卑た男の声だった。
「どうやって料理してやろうか……」
館の主の手が自由を奪われた獲物に伸びる。
「や、やめて。止めて下さい、お館様」
必死に主を押しとどめようとする少女。
「そんなこと言って、本当は好きなんだろう?」
しかし、そんな少女を嘲笑うかのように主の手は止まろうとはしない。
「そっ、そんな事………」
主の手を押さえていた少女の手が一瞬、緩む。
その隙をついて、主の手が一気に伸びる。
「……こんなにヌルヌルじゃないか?」
「い、嫌。……言わないで……下さい」
……このままではいけない。
そうは思いつつも、身体は欲している。
そんな自分を主に見抜かれている事が、少女には辛かった。
「そろそろか……」
主がそう言って、自慢のモノを取り出す。
「そ、そんな!? ………ふ、太い……」
思わず少女が唾を飲む。
「どうだ? これが欲しいか?」
「………」
「素直に欲しいと言えば、すぐにでも食べさせてやるぞ?」
主が意地悪く笑う。
「………」
押し黙る少女。
だが――。
「……………………です」
微かな声。
「聞こえんなぁ」
わざとらしく耳に手をやる主に、
「…ほ……しい……です」
少女は最早、自らの欲望に打ち勝つことはできなかった……。
「くっくっくっ……最初から素直にそう言えばいいものを」
主の手がすばやく剥ぎにかかる。
「あっ……」
微かな声を上げる少女。
「ほら、ほら、ほらっ!!」
主の手慣れた手つきに、あっという間に丸裸に剥かれる。
「!!」
頬を赤く染め目をそらす少女。
「そろそろ、この『串』で貫いてやるか」
そして、主は一気に『串』でその身体を貫いた。
「あっ……」
少女が小さく声を上げる。
主の身体が小刻みに動く度に、少女の心は欲望に染まっていく。
激しい動きに主の額から汗が流れ落ちる。
「お、お館様……お願い……します……」
限界を感じた少女の声。
「私……わたし、もうっ!!」
「くっくっくっ……解かった……。ほらっ!! 口を開けろっ!!」
少女の声に主が歓声を上げる。
「んぐっ……んっ……」
主が少女の口へとソレを放り込む。
粘着性の液が少女の唇を汚す。
「んんっ!!」
ゴクッ。
微かに少女の喉が鳴る。
「……はぁ………美味しい……」
恍惚とした表情で飲み下す少女。
「そうだろう、そうだろう。やはり暑気払いは鰻ウナギに限るだろう」
その主の声に、
「でも、生きたまま捌くのは可哀想です……。それと、鰻ウナギの血には毒がありますから料理人に任せた方が安心です。お館様が失明でもされたら私、どうしたらいいか……」
そう応える少女であった。
<FIN>