宇宙帝王 バド星人
暗黒星人 シャプレー星人
憑依宇宙人 サーペント星人
変身怪人 ゼットン星人
発砲怪人 グロテス星人
宇宙海人 バルキー星人
高速宇宙人 スラン星人
異次元宇宙人 イカルス星人
登場
グレーのパーカーのポケットに手を入れて歩いている。
時々、キリシラコンビがはぐれて無いか後ろを振り向く。
「おぉ!」
「アレは、何デスか?」
私達は新しい集落に来ている。 今は祭り中の様で人が割と多い。
祭りと言っても、前世と比べたら貧相だけど・・・
それより、キリシラコンビが興味を示したのは食べ物の屋台だった。
今、懐にも余裕があるし・・・
「食べてみる?」
「食べ物なの?」
「うん。」
「食べたいデス!」
屋台で人数分買って、適当なベンチにキリシラコンビを座らせる。
ちなみに買ったのは、たれの串焼き。 串に鶏肉が刺さってるやつ。
これ、この世界だとなかなか食べれない物なんだなんだ。
こっちの値段で前世の時、売っていたらぼったくりレベルで。
《・・・響。》
「《分かってる。》服を汚さないように。」
ゼロの警告を聞きながら、キリシラコンビに串焼きを渡す。
「了解デス。」
「うん。」
キリシラコンビの返事を聞き、その場を離れる。
「響さん、どこ行くの?」
「・・・元々の用事を済ませに。」
調の言葉にそれっぽく答え、離れた。
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人気のない路地裏に入る。 ・・・ここでいいか。
「出てきたら?」
後ろからついて来てる奴に、声をかける。
「流石、地球人の救世主と言ったところか・・・」
「だが、俺様には勝てんぞ!!」
物陰から現れた、お尻みたいな頭の宇宙人が襲い掛かってくる。
それを軽く受け流す。
《バド星人か。 気を付けろ、俺のいた宇宙だと卑怯な手を使う奴らだ!》
「分かった。」
「オラァァーー!」
また突進してきたから、カウンターを入れる。
「ククク・・・」
吹き飛ばされた、バド星人が笑い始めた。
「何が可笑しい?」
「まんまと引っ掛かってくれたな!!」
「どう言う」
《! 響、後ろだ!》
ゼロの言葉を聞き、振り返る。
そこには、奴の仲間だと思われる宇宙人がキリシラコンビを捕まえていた。
《シャプレー星人に、サーペント星人か!》
「その子たちを、離せ!」
「離せと言われて、人質を離す奴がいるか!」
「っ!」
キリシラコンビを捕まえている宇宙人の頭上を飛び越えて、新たな宇宙人が攻撃を仕掛けてきた。
それを何とか、バク転で躱す。
《ゼットン星人に、グロテス星人!》
キリシラコンビを捕まえている宇宙人が後ろに下がり始める。
何とか助け出そうと、宇宙人たちを退け、走り出す。
「っく! 邪魔!」
それを、新たに現れた宇宙人に阻止された。
《バルキー星人まで!》
バルキー星人の攻撃を利用して、後ろに投げ飛ばす。
宇宙人の上に覆いかぶさる形になってるけど、無視。
慌てて振り返ると、キリシラコンビの影は無かった。
「安心しろ。お前を抹殺した後、きちんとあのガキどもを追わせてやる!」
「・・・ない。」
宇宙人の言葉を聞いた時、私の中で何かが切れた。
「あん?」
「させない!」
気づいたら、怒りのまま宇宙人を殴っていた。 その後ひたすら宇宙人達を・・・
殴る
殴る!
殴る!!
殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る
「!」
怒り以外に考えられなくなっていた私に、ゼロの声が聞こえた。
既に宇宙人達は、こと切れていた・・・
《いいか、響! 怒りのまま戦えば、お前はお前じゃなくなるぞ!!》
「・・・」
《怒りで自分を見失いうな!なぜ戦うのか、それをしっかり考えろ。》
ゼロの言葉には、今まで以上の力強さがあった。
「・・・・・・」
手に着いた誰の物かも分からない血を、布の切れ端で拭う。
「セロ、奴らの場所は?」
《宇宙。この星の軌道上だ。・・・だが、切歌達の正確な場所までは・・・》
『それなら、私が案内しますよ。』
ゼロと会話をしてたら突然、テレパシーが届く。
「《あんた、誰?》」
『悪いけど、説明をしている時間はありません。 ですが、私は地球の味方です。』
「《・・・分かった。ゼロ。》」
《・・・行くんだな。》
「あぁ。 キリシラコンビを助けに。」
私はウルトラゼロアイを手に取る。
「「そいつは、無理だ!」」
声が聞こえて、空を見上げる。 空から、巨大化した宇宙人が降りて来た。
《スラン星人! それにイカルス星人!》
「だから・・・邪魔するな!」
ゼロアイを装着して、光に包まれる。
響Side END
宇宙人コンビと戦うゼロ。 その近くでは、人々が逃げていた。
スラン星人の超スピードとイカルス星人の連続テレポートに苦戦している。
《「ちょこまかと。」》
《落ち着け、響!》
キリシラコンビの事が頭によぎり、何時もどうり戦えない響達。
さらに、宇宙人コンビのコンビネーションに押されていく。
「このスピードと!」
「この動きに!」
「「ついて来れないようだな!」」
《うわぁ!》
攻撃を受け、倒れるゼロ。
《「守るんだ、あいつらを・・・」》
♪:Rising High
ゼロの手に力が籠められる。
《「希望を持って生きている、あいつらの未来を・・・」》
フラフラしながらも、立ち上がるゼロ。
《「守るんだ!」》
響の思いにこたえるかのように、ハープの音と共に姿が変わる。
上半身と下半身で異なる青色の体。ゼロスラッガーも青色に変わる。
高速で動き、超能力で命を守る力。 その名も・・・
《ルナミラクルゼロ。》
普段よりも冷静な口調のゼロが、今の姿の名を言う。
「青一色になったところで!」
スラン星人が高速で動き、ゼロに拳を振るう!
「なに!?」
スラン星人の拳は空を切るだけだった。
「どこに行った!」
《こっちだ。》
スラン星人の真後ろに、ゼロが現れる。
《「飛べ。」》
響の言葉と共に、右手をスラン星人に向ける。
《レボリウムスマッシュ。》
右手から衝撃波を放ち、スラン星人を吹き飛ばす。
「これでも、喰らえ!」
イカルス星人が耳から光線を放つ。 ゼロは一瞬、後ろを見て
ウルトラゼロディフェンサーを展開し防ぐ。
そんなゼロの後ろには、避難している途中の人達が!
「助けてくれたのか?」
一人の男性が呟く。 その言葉に答えるようにゼロが頷く。
「シェア!」
バリアを光の弾にして打ち出し、イカルス星人を吹き飛ばす。
《ミラクルゼロスラッガー。》
無数の光のゼロスラッガーを作り出し、宇宙人コンビに向けて放つ。
「「ぐわぁ~~!!」」
切り刻まれ、爆散する。
《俺達に勝とうなんざ、二万年早いぜ。》
《「・・・行こう、ゼロ。」》
《あぁ。》
「シェア!」
ゼロは切歌と調を助け出すため、宇宙に浮かぶ宇宙船群に向けて飛び立つ。
コスモスのルナモードの力とダイナのミラクルタイプの力を併せ持つ、超スピード戦士。
超能力を使い、魂の浄化や治癒も可能。この姿だと、普段よりも口調が比較的冷静になる。
響が切歌と調の未来を守りたいと願った事により、力が答えてくれた為チェンジ可能になった。