岩崎 花(♀):今作で何か常に文句言ってる人。古文の授業中で出てきた『あなる』という単語に反応していたのはもはや彼女だけであった。
上田 進(♂):今作で岩崎の何の身にもならない話を延々と聞かされる可哀そうな人。彼自身に特筆すべきことはないのでこれからも岩崎との絡みがここに紹介されることになる。(ここにテキストを入力してください)
「なぁ上田よ、スーパーっておかしくないか?」
「何がおかしいかも分からないし、何を指してるかも分からないしで今のお前の発言はスーパー意味が分からん」
「そんくらい分かってくれよ、ウチと上田の仲じゃん」
「俺にとっては不倶戴天の関係なんだが」
「フグ……ふぐ刺し……そのくらい美味しい関係って訳か。なかなかイカすこと言うじゃん」
「むしろゲロ不味い関係だよこのタコ」
「タコってお前……それでさ、ウチが気になるのって店のスーパーってあるじゃん?」
「ああ、スーパーってスーパーマーケットのことだったのか。おかしいって何がだよ」
「スーパーマーケットって名乗ってるけどさ、言うほどスーパーって感じじゃ無くね? ウチ前はコンビニって言うほど便利じゃないって話したけど、改めて洗い直してみたら基本二十四時間営業だし便利だって気づいたんだ」
「それ前に俺が指摘したことだろ。洗い流すって言ってもようやく収穫したてで土の付きまくった野菜を水で軽く流した程度じゃねえか」
「コンビニはまぁ百歩譲って分かったんだけどさ、スーパーマーケットってどうなの? 別に普通に買い物できるだけだし何がスーパーなの?」
「それはさすがに俺も知らんが……」
「ウチが思うにスーパーって名乗るくらいだったらもうそこでロケットの打ち上げができるくらいのレベルじゃないとダメだと思うんだよね」
「スーパーに何を求めてるんだよ、買い物客の鼓膜漏れなく破裂するわ。種子島にあるスーパーマーケットでもそんなことしねぇだろ」
「種子島にスーパーってあるん?」
「いやそれは知らんけど」
「あとスーパーって名乗るくらいだったら、それこそ店の中にテーマパーク設置するくらいの心意気を見せてほしい」
「スーパーに気を取られ過ぎてマーケットが迷子じゃねぇか。買い物要素のない市場って何だよ」
「史上稀に見る市場みたいな?」
「上手くねぇしそんなスーパー需要が無ぇよ。とりあえずスーパーは買い物で大体のモノ揃えれるしそれでいいじゃん」
「じゃあもういっそノーマルマーケットとかでよくね?」
「いいも何もないだろ。特に俺から言うことも際立った反論も無いけど何となくダメだろ」
「じゃあなんでダメなの?」
「そんなこと聞かれても知らんわ」
「お前今日何にも分かってないじゃん。まさしくknowが足りてないんじゃない?」
「苦悩だけは十分過ぎるほどだがな。知らんもんは知らん」
「そうやって思考をシャットダウンさせるのは良くないぞ」
「お前は常に熱暴走してんじゃねぇか」
「ウチはいつも冷静だよ?」
「バーカバーカ」
「ぁんだとテメェ!?」
「これだけでキレるとか熱くなってるくせに脳はフリーズしてんじゃねぇの?」