岩崎 花(♀):今作で何か常に文句言ってる人。人気投票(ノベルアップ+にて実施)は上田と後ろの席の牛島とのデッドヒートの末一位を飾った。彼女曰く『まぁ当然の結果だよね~』
上田 進(♂):今作で岩崎の何の身にもならない話を延々と聞かされる可哀そうな人。人気投票(ノベルアップ+ry)は岩崎と後ろの席の牛島とのデッドヒートの末一位を飾った。彼曰く『誰も票入れてねぇじゃねえか』
「クッソ……メッチャクチャ眠いんだけど、おかげでさっきの数学ガッツリ寝ちまった……」
「まるで普段の授業の時は居眠りしてないかのような言い方だな」
「まるで普段の私が居眠りばかりしているような言い方だな」
「まさしくその通りだよ。いっつも寝てんじゃねえか……」
「いや、上田には寝てるように見えるかもだけど、あれは実は……そう! 体を揺らすことで虫が寄って来ないようにしてるんだよ」
「実は……から十秒以上沈黙して落ち着いた言い訳それかよ。無理があるとかそんなレベルじゃねえぞ。眠かろうがそうでなかろうがお前結局いつも寝てんじゃねえか」
「いやでも今日はマジで眠いんだよ、それもちゃんとした理由があって」
「何だよちゃんとした理由って」
「実は昨日ウチ寝るときにある実験をしたんだ」
「またアホなこと考えてたのか……」
「アホとはまた失礼だな。んで昨日やったことなんだけどさ、眠れないときは羊を数えたら眠れるようになるって言うじゃん?」
「まぁ、よく聞くことだな」
「だからウチは実際にそれをやってみたんだよ」
「その結果寝不足になっちまってんじゃねえか。元も子も無ぇ」
「それでさ、それをやる上で普通にカウントするだけじゃだめだと思ったんだよね」
「何ちょっとアレンジ加えてんだよ。絶対それ隠せない味レベルの手加えてんだろ」
「隠せない味って何だよ」
「そりゃぁ前の調理実習で味噌汁に『コクが出るから』って言ってコーヒーの粉ドバドバ入れた酔狂なヤツがいたからな。結果出来たのはコクどころか黒色に染まった、コーヒー粉と味噌のゲロマズ水溶液だったからな。今後一生あの時の色だけ黒酢より不味いもの口にすることねえよ。あってたまるか」
「だってレシピ通りに作った所で何の面白味も無いじゃん」
「それはレシピ通りに作ったことのあるヤツの言葉なんだよ。あん時は面白味より普通の味を求めてたんだよ」
「つか別に調理実習のことは関係ないじゃん。んでさ、羊数えようと思ったんだけど普通にやるのは嫌だからウチの場合はアレンジを加えた訳。それが『羊が一匹~』ってのを全部声に出して数えて、ついでにカチカチやって数えるアレで数えてたんだよ」
「狂気の沙汰かよ。そこまで羊の方もガチで数えられること想定してねぇよ」
「んで数えてたんだけど、途中で親に静かにしろって言われちゃったんだよねぇ」
「まぁそう言われる謂われしかないわな」
「大体607匹くらいの所で止められたから、仕方なくそこからカチカチだけじゃなくて正の字書いていって数えたんだ」
「狂気の沙汰だよ。お前のやってることは何一つ正しくねぇよ。正の字まみれの部屋怖すぎるわ」
「だけどさ、大体7000匹辺りの所までしか覚えてなくてさ……いやぁ、正直悔しかったな」
「2時間んなことに費やしてたのか……そりゃ寝れる時間も減るに決まってんだろ。そもそも大体何でそんなガチになって数えてたんだよ」
「そんなのちゃんと数えれるために決まってんじゃん!」
「何でそこをそんなに拘ってんだよ」
「途中で寝てしまったらなんか実験が中途半端になりそうだと思ったから……」
「終始お前何のために羊数えてたんだよマジで」