岩崎 花(♀):今作で何か常に文句言ってる人。少し前に自分はさすがに人工知能よりはバカじゃないと豪語していたが、遠回しにSiriに馬鹿にされていた。
上田 進(♂):今作で岩崎の何の身にもならない話を延々と聞かされる可哀そうな人。岩崎が『カップ焼きそばは味が薄すぎる』と言っていたのを聞いた時、あえてソースを入れたタイミングを聞かないと言ったような意外と優しい一面も持つ
「じゃーん、これ見てよ上田!」
「何だこれ? アイス? 買って来たのか?」
「そうそう、今日メチャクチャ暑かったから学校行く途中で買って来たんだよね~」
「んで、その液体と化した甘汁を俺に見せてどうするつもりだ?」
「は? 何言ってんの上田、アイスは固体だろ? そんな小学生でもわかるようなこと分からないとか暑さで頭がどうにかなったの?」
「固体に熱を加えたら融解することを知らんバカはきっとお菓子に釣られて誘拐されるんだろうな」
「固体がゆーかい? なんか愉快なことでもするの? 水が急にスライムになったり」
「何で話の最後全部溶けてるんだよ。ほら、もう机びちゃびちゃじゃねえか」
「うわっ!? ホントだ最悪だよもう……これだからコンビニのアイスはダメなんだ」
「別にアイスの形態の維持力は店に関係しないだろ」
「だってさ、コンビニって『コンビニエンスストア』って言うんでしょ? 便利な店ってことは普通のスーパーとかにはないアドバンテージ持ってるべきじゃん」
「なぜそれをアイスが溶けるか溶けないで判断してるんだ」
「前々から思ってたんだけどコンビニって言うほど便利じゃ無くね?」
「そりゃお前の匙加減だろ……コンビニって基本24時間営業なわけだし、商品も色々売ってるし、チケット買ったりATM使えたりで便利だと思うが」
「いや、そんなんじゃ甘いね」
「どの立場からモノ言ってるんだよお前」
「ウチがもしコンビニのオーナーになったらもっと色んなことしちゃうもんね」
「何だよ色んなことって、そもそもコンビニのオーナーになる前提がヤバいだろ、2日で潰れるぞ」
「それまで普通に営業してたコンビニが2日で潰れるって、そりゃもう人類の手出し出来る話じゃない事態が起きたってことだろ……」
「まぁそこはどうでもいい、どんなことするつもりなんだ?」
「うーん、ウチならカラオケも付けちゃう!」
「付録のおまけ感覚でんなもん付けるなよ、大体どうやってコンビニと紐付けるんだ?」
「紐付けるも何も、店内でカラオケ出来るようにしちゃったり?」
「もうそれ便利でも何でもねぇよ、むしろ買い物客にとっては不都合だろ……どこがコンビニエンスだ」
「ダメかぁ、それだったらもう銀行の中にいろんな店置いちゃうとか?」
「デパートかよ。もうそれコンビニの域ハミ出してるよ」
「確かに、そう考えたらむしろ百貨店の方がコンビニを名乗るのに相応しいと思わない? この発想の転換……やっぱりウチの発想力は天才的だわ」
「イカれた発想のデパートの間違いだろ」