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それと、今回はオリキャラ出てくるよ
ある日のバイトにて。
「すいませんリサ先輩。時間とってもらっちゃって」
「大丈夫☆」
スタジオの中。いるのは俺とリサ先輩のみ。
なぜこうなったのっかって? Roseliaの練習終了後、俺がリサ先輩を引き留めた。それだけだ。Roseliaの中、というよりは羽丘先輩組の中では一番話通じるし。俺が通ってるのが花咲川で、通ってない方が羽丘ね。某アフグロとか某儚い先輩とか某歌姫も羽丘だな。
「それで? 話って何かな?」
「はい。それじゃあ、まず______」
◆◇◆◇◆
俺と美咲とイヴの3人による「しゅわしゅわ☆パスパレ復興大作戦♡」は、順調に始まった。
まず、イヴだけが「パスパレを続けたい!」と言ってても駄目なので、他のメンバーの説得に取り掛かることにした俺たち。グループ内の意見をまとめないとね。
彩先輩に対しては、イヴ本人に行ってもらった。同じ学校だし、ある程度仲良さそうだったから。彩先輩はパスパレ続行希望だったらしく、すぐに賛成してくれたらしい。
大和麻弥先輩相手は、美咲に頑張ってもらった。麻弥先輩は羽丘に通っている。つまり、接点がない(イヴも連絡先とか繋いでいなかった)わけだ。どうしようかと思ったけど、ここで助けてくれたのがハロハピの薫先輩。同じ羽丘だから駄目元で麻弥先輩とコンタクトがとれないかと聞いてみたら、まさかの同じ部活だと。ってわけで美咲に羽丘へGOしてもらった。麻弥先輩もパスパレをどうにかしたかったらしく、パスパレから見たら部外者である美咲の言葉をあっさりと聞き入れてくれた。
これで残すは白鷺千聖先輩と氷川日菜先輩のみとなったわけだが、難しいのはここからだ。
千聖先輩は知っての通り女優。会うのって無理じゃね?と思ったら、なんと同じ学校でした。世界は狭いね。そのうえ、花音先輩の知り合いらしい。世界は狭いね(2回目)。でもね、仕事の話をプライベートに持ち込まれるのはあまり好きじゃないらしい。パスパレも仕事にあたるんだろうし、千聖先輩の説得は後回しにすることにした。
それで、俺が担当するのが氷川日菜先輩となったわけだ。頑張るぞい。作戦はもう練ってあるし。成功するとは誰も言ってないけど。
「直斗。さっきから何ボーっとしているんだ?」
「ん? あ、悪い」
突然、本当に突然だが紹介しよう! 今、俺に話しかけてきたやつ、俺のクラスメイトだ。しかも男。美咲やりみやこころしか友達がいないと思ってた?残念だったな。
「それで? 何の話だったっけ?」
「はぁ……合同文化祭の話だ」
「あーそういえばそんなのあったなー」
「適当だな」
真面目そうな彼の名は、
「花咲川と羽丘による合同での文化祭……学級委員だからって無条件で実行委員やらされるとは思ってもなかった」
「頑張れー」
そう! 今年の文化祭は、羽丘と合同でやるというのだ!! 合同文化祭だってよ。すっげーな。オラ、ワクワクすっぞ!
「それでだ。お前、ライブハウスでバイトしてるだろ? 羽丘の人も多少は来ると思うんだ。そこからわかる羽丘の情報を教えてくれ。何もわからない高校に行って会議はしたくない」
羽丘の情報……?
えーっと、羽丘に通ってる俺の知り合いは……
「まず、赤メッシュを入れた不良少女がいるぞ」
「!?」
「その少女には取り巻きが4人いてな。その中の1人、銀髪の少女は特に恐ろしく、見たもの全てを喰らうという噂がある」
「嘘だろおい」
「後は、超イケメン高身長の先輩がいたな。女子からモテモテなんだ」
「それは羨ましいな」
決して嘘は言ってない。言い方変えてるだけ。Afterglowがただの不良集団と誤解されてるとか、薫先輩が男だと思われてるとかあるかもしれないけど、それは俺は悪くない。噂はあくまで噂だから嘘には入らない。
「まあ、頑張れ。君ならできる」
「とりあえず赤メッシュさんには近づかない方が良いんだな」
なんか誤解してるけど俺は知らないなぁ。
これ、バレたら色々なところから怒られるよな。まあ、その時はその時だ。
「直斗、こころ見なかった?」
「美咲か。見てないな……どうしたんだ?」
「楽しいこと探しに行くと言って教室を飛び出して行方不明」
「またか……」
あ、野生の美咲が現れた。
「楯岡くん、こころ見たりしてない?」
「申し訳ないが、俺も見てないな。力になれず申し訳ない」
「全然大丈夫。はぁ……どうしよ」
「黒服さんついてるから大丈夫だろ」
「まあそうだけどさ……今日バンドの練習なのに……」
「なるほど、バンドか! バンドによるライブを文化祭に取り入れるのもありかもしれないな……いや、でも……あれをこうすれば可能か……」
「響? どーした?」
「あ、すまない。文化祭でライブをやるのもありかと思ってな。実行委員会で提案してみようかと」
真面目だな響。流石学級委員。そこに痺れる、憧れるゥ!!
「んじゃ、あたしはこころ探してくるから」
「ファイトー」
野生の美咲は、逃げだした!!
「……なあ、直斗」
「ん?」
「お前と奥沢さん、ほんとに付き合ってないのか? とてもそうには見えないんだが」
「え? 付き合ってるように見えてた?」
「当たり前だろ。学年内では有名だぞ」
「マジかよ……」
一体なんでそんな噂が……美咲もこれ聞いたら「直斗と付き合うとかあり得ないんだけど……」とか言うぞ。それはそれでムカつくな。
「それで? 実際のところはどうなんだ?実は付き合ってましたー、ってことはないのか?」
「ないない」
「安心しろ、俺、口堅いぞ」
「いやだから本当に違うって。そんなにしつこいと殴るぞ?」
「武力行使かよ!?」
俺の言うことがそんなに信用できないのかこいつは。俺は正直者なのに……
「まあ、そこまで言うなら付き合ってないんだろうな。でも、意外だな。直斗はともかく、奥沢さんは彼氏の1人くらいいてもおかしくないと思ってたんだが」
「おいてめえそれはどういう意味だ。俺も美咲も恋人なんてできたことないわシバくぞ」
「そうだったのか」
「まあ、俺はその気になれば彼女なんてすぐできるけどぉ!? 美咲は無理だな」
「……なぜ?」
「あいつ、平穏が大好きな人間だからさ。親しくもない人間から告白とかされても断るタイプだ。急激な変化とかは大っ嫌いなんだな」
「詳しいんだな」
「幼馴染だからな」
響にまでそういうこと言われるなんて。俺悲しいです。
◆◇◆◇◆
「どうしよ……こころが全然見つからないんだけど……」
思わずため息が出ちゃうよ……これは、今日の練習は中止かなぁ。
「他人のバンドに介入するにしても、まずは自分のところをどうにかしないと……」
直斗は楽でいいよね。そもそもバンドに入ってないんだし。あたしも入りたくて入ったわけじゃないのに……でも、前ほど抜けたいとは思わなくなったかな。花音さん置いてくのもあれだし……
「……そういえば、直斗、大丈夫なのかな?」
直斗が言うには、今日氷川日菜という人を説得するらしい。面識もないのに一体どうやって説得するのかと聞いても、「ちょっと氷河期に突撃して強引に会ってくる」とか言うだけだし。氷河期って何? 直斗の言うこともたまに意味不明なんだよね。こころほどではないけど。
「あ、美咲ちゃん」
「ん? りみだ。やっほー」
「もしかして、りみりんの友達!?」
考え事をしながらこころを探してると、りみと会った。久しぶりに会った気がする。
りみの隣にいる人、誰だろ? りみのクラスメイトかな?というか、りみりんって呼ぶんだ。ちょっと可愛いかも。今度あたしもそう呼んでみようかな。
「こんにちは。1年C組の奥沢美咲です」
「私、1年A組の戸山香澄!! よろしくね、美咲ちゃん!!」
「よ、よろしく~」
戸山さん、グイグイ来るな~。こころやはぐみのおかげで慣れてるけど。
「あ、そうだ。美咲ちゃんにはまだ言ってなかったよね」
「何を?」
「実は私ね、バンドを始めることになったんだ」
「そっかーりみもバンドを……って、え?」
一体どういう風の吹き回し? りみに何があったの?
やっぱり、ガールズバンドって最近の流行りなのかな。あたしの周りに多い気がする。
オリキャラ楯岡響くん。少し真面目なキャラですね。そして直斗のテンションの被害者。この後の物語に関わってきたり関わってこなかったりする彼のことも覚えておいてあげてください。
直斗の偏見による解説は9割偏見なので参考にしないこと。OK?