とある崖
「…」ジリ…
「グヘヘヘ」
「空は天狗に任せてくださいよ…」
…そうだな。話をしよう。
あれは今から3時間前だったか…
俺はいつも通り人里に行って働いて帰ってきた。
その途中、俺は何者かに追われていることに気がつき、全力で逃げた。
人力車を人里の入り口みたいなところに置いて。これは結果的に良かったのだが…
追っているやつは目の前にいる河童と天狗。俺尻子玉抜かれるのかな…?
と思ったがあれだな。襲われるってやつだな。うん、死んだ。
一応崖の下に飛び降りると言う手もあるが下はあの花畑である。
この状況を表すとするならば…
2頭の虎に追われ落ちたら地獄の崖に追い詰められた途端翼が生えた虎が出てきたと言ったところか…?
いや、そんなことはいい。タスケテ
「オラ!服脱がせ!」
「服破くぞ!」
「じゃあ私が先に」
「やめろぉおおぉおおぉおお!?」
拝啓母上。
母上はお元気でしょうか。
私は元気です。主に頭が。
主にと言うところは大した意味はありません。
強いて言うならば…
今逆レイプされてるところでしょうか。
届け…
博麗神社
「…!誰か妖怪に襲われている気がする」
「え、マジ?霊夢ってそんな能力あったの?」
「どうせ嘘だほぉあ!?」
「…潰すぞ」
場面戻って崖。
「ええい!もう服を破いてしまうへぇ!?」ゴギィッ
「へ…?」
「は…はは…」
「…なんだよ。何が起こったんだよ。オイ」
「なんだかわからないけどとにかく男に手を出してるから食べるのだー」
「こいつ妖怪だ逃げろ!」
「て、天狗の私に勝てると思」
「食べることなら誰にも負けないのだー」
「え、なにこれ暗転した?」
「んじゃいただきます」ガブッ
「」
「…いやなんだよ。ちょっ、手解かねえと目隠し取れねえ!」
「あれ?もう一人消えたのだ…危なかったのだー」
「おう。とりあえず助けてくれや」
「とりあえずお前はなんて名前なのだ」
「阿部新太だ。お前は」
「私はルーミアなのだ」
「わかった。とりあえず手解いてくんね?」
ルーミア…妖怪。人喰い妖怪らしいけどさっき天狗食ってたよね
天狗って鳥みたいな味がするのかな?それとも人肉?気になるけどいいや
妖怪の中では弱いらしいですよ。上級妖怪って思ってたんですけど…
どうやら日光に弱いらしい。今だ、外の世界の大人たちよ、襲え。
でも能力を使えば昼でも夜でも全力を出せるらしい。視界が悪くなるらしいけど。
なにそれ可愛過ぎかよ。ちなみに容姿は子供…だと思う。
これはマジで余談ですがドロワーズのしたって普通履いてないらしいですよ…(ボソッ)
「おうルーミア、助かった」オメメパッチリ
「そうなのかー」
「で…とりあえずどうしましょうこれから」
「人里」
「あ、それだ」
人里
「人力車を取りに来てここで野宿とは浅はかな」
「でも布団があるのだー」
「そりゃ俺家がほとんど賃貸だからな。むしろ譲ってもらったからな」
「…」ジト目
「…なんだよ…毎日風呂入ってるわボケ」
「神社!」
「は?」
「神社に行って野宿を回避するのだ!」
「は?おまなに空飛んでる!?っざけんなよ!?俺まだ死にたくねえよ!?」
「別にいいのだ〜。」
「よくない良くない!俺が良くない!」
「知るかボケ」
「君今本音出たよね。本性出たよね。」
「そうなのか」
「…なんだろう。すごくムカついた」
「別にいいのだ」
神社
「…ルーミア、あんたねぇ」
「野宿を!回避!」
「…いやどっち道ここで俺は寝るよ」
「うぉい」
「なんでなのだ!?もしかしてイタイ人なのか!?」アチャー
「なんでや!?なんでそうなる!?俺あれか!?そういう人って認められてんのか!?」
「うるせえ!」ゲシィッ
「へぶぁ!?」
「ちょっと萃香!?」
萃香…多分紹介してない。鬼。鬼って言ったら今の時期だとあれだよな。桃太郎!
なんか知らないけど袖千切れてる…?ドジっ子なんですね分かります!
幻想郷に帰ってきた鬼らしい。山の四天王とは…?
鬼の大体が地底に行っちゃったらしいけどなんか戻ってきたとかなんとか。
能力がチート。姿を煙に変えれるらしい。一家に一台萃香ちゃん
もちろん身長は低い方…だと思う。だって…だって…!
ま、要するにロリババアというやつでいる。そんなこと言ったら大半そうだけどさ。
山の四天王とか言われてんだから実力がかなりある。某地底の金髪鬼さんと肩を並べるくらいってどれくらいよ?
これ以上はちょっとアレになるのでやめるが一言だけ言わせてくれ。
可愛い
「なんだこの子」
「子!?」ガーン
「プッw」
「子って…私あんたより100年は生きてるよ?」
「ロリババアか」
「今なんつった」
「グッww」
「????何を言っているのだ?」
「…とりあえず俺寝るわ。人力車の中で寝るからねぇ引っ張らないでルーミアちゃん」
「駄目なのだ!慧音先生が『野宿をするな』って言ってたのだ!」
「学校の教えはそんな役に立たねえんだよ寝かせろ!」
「寺子屋なのだーっ!」
「…ちょっと殴り飛ばしていい?」
「いいけどアレ私たちのこと美人って言う希少人間よ?殺したらそれ相応の罰が下るわよ」
「…紫みたいなことを言うな。でも調子に乗ってるバカはぶん殴っていいと思うんだよね」
「わかる」
「男尊女卑みたいな風潮あるけどさ…」
「あーもう飛ぶな!引っ張るな服取れる脱げるやめろ」
「神社で寝るのだ〜っ!」
「ヘルプ!ヘルプです!ヘルプですから助けてください博麗の巫女様!」
「だってよ」
「知らんわ寝る」
「んじゃ私も寝るとするか…」
「おい、あれ見ろ。そしておろせ」
「…仕方ないのだ…私も一緒に寝る!」
「殺すぞ」
あぁ…帰らせてくれ…
俺を家に帰らせてくれ…
外の世界に帰りてぇぇぇぇえぇえ!
ルーミアちゃんとかチルノちゃんは絶対ヤンデレになると思うんだ。