あべこべ幻想郷に核爆弾を   作:覚め

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主人公、阿部新太のところへ。あれ、あべこうたでしたっけ?漢字が違う気もしますが…まあ合ってることにしましょう。


場面戻って

 

博麗神社 今確認したらパチュリーさん説明してた。やらかしたな…

 

説明しよう!俺が何故博麗神社にいるかはな!少し前に助けられた時のお礼を言ってなかったからだ!下心は一切ない!だから博麗の巫女のお隣さん!そう睨まないでくれたまえ!マジでお願いしますなんでもしますから!頼む!

…そんなことしてる場合じゃねえんだよ。人力車で稼いだ銭を賽銭箱に入れる…あれ、どう言う手順でやるんだっけ。ド忘れしたな…それっぽいことをしていれば罰当たりにはならんだろ、多分。まあバチ当たったら当たったでそれはそれとして。えーと確か…

 

「作法がなっとらん!」ブゥンッ

 

「え?」ボギィッ

 

「れ、霊夢!?」

 

「…良い?お祈りってのはね…」

 

俺が悪いことをしたのだろうか。バチ当たったんだな。これ、バチ当たったんじゃないとガチで納得できんぞ殺すぞクソ神…さっさと終えて霊夢さんにお礼を言って、さっさと帰る。これに尽きるな神社は。しかしこの神社…どっかで見たことがあるんだよな…どっかの誰かが言ってた「博麗神社は結界を跨いでるから〜」と言っていたが…まさか。それなら俺が神社に彫った「誰もが争わない世界に行きたい」って言う文字がなければそれは違うな。俺神社に行ったこと一回だけだし。確か裏に回って…

 

「えっと…」スタスタ

 

「…神社の裏?」

 

「霊夢、お前の私生活見られるんじゃないか?」ニシシ

 

「うっさいわね…失せなさい」

 

神社の裏…いや正確には神社の下の隙間…ここに直ってなければ文字があったんだけどな…ハハハ、まさかね。まさか…

そう思って見たのが失敗だった。

 

「シャーッ!」

 

「猫!?」

 

「シーッ!」ガリガリ

 

「うっわお前引っ掻くな」イテテ

 

「…大丈夫?」

 

「大丈夫に見えるなら腐ってると思います」

 

さっさと見て確認しなければ心のモヤモヤが取れない。そもそもこんな新展開誰が望んでいると言うのだ。覗き見してみると…あ、ありました。

 

「まだあんのかよ」

 

「?何が?」チラッ

 

「…願いが叶ったと言うべきか言わないべきか…」

 

「へ〜…あんたここに一回来たことあるの?」

 

「書いてあるってことはそう言うことだ。あ〜つうことはあれ幻覚じゃなかったのか…」

 

「何がよ」

 

「帰り道犬みたいなやつに襲われて、それを綺麗なお姉さんに助けてもらったって記憶だ。犬みたいな奴は妖怪だったのか…マジかぁ…」

 

「霊夢〜遅くないか〜?」

 

「あー!ちょっと待って!」

 

「よっこいせ…しっかしまあ、実家あたりにあった神社も随分と廃れちまって。」

 

「廃れて悪かったわね」

 

「神社の裏に回って彫った記憶しかないけど、楽しかったなぁ」

 

「罰当たりな行為が?」

 

「…子供ってのは神に歯向かう物なんだよ。子供ってのは好奇心旺盛で神社にひと彫りしなきゃ気が済まないんだよ。」

 

「いや、違うでしょそれは。せめて反抗期か厨二病真っ最中の中学生くらいでしょ」

 

「…嫌なところを突かないでくれ」

 

「図星か」

 

…どうしてこうも幻想郷って生きづらいんだ。妖怪に襲われた記憶が蘇るわ、家が遠いわ、風見幽香さんに最近睨まれるわ、河童と天狗からは無くなったけど地底から手紙が度々くるわで。つかいつの間に住所見つけたんだよ。あれか!?あの烏天狗か!?そうだろ!絶対そうだろ!つうかなんで手紙の内容が「ウチのペットが発情期真っ最中です。どうですか?ヤリませんか?」なんだよ!お前あれか!?流れで持ち込ませるのか!?無理だよ!誰がそんなことできるかぁ!殺す気だろ!俺を殺す気だろ!動物は性欲高まったら同性でも行為するって聞いたぞ!ヤレ!

 

「…いいや、ちょっと帰ろう…」

 

「いや、良かったらお茶してかない?私が巫女になってから初の参拝客だし」

 

「正気か霊夢」

 

「いいっしょ別に」

 

「お言葉に甘えて」

 

…この場合なんて表記するんだろ、社内?陣内?…霊夢の家!

 

「んで、魔理沙はなんで反対したの?」

 

「いや、男となんて信じられんだろ」

 

「…私が新聞の一面を飾ったと言うことをお忘れか」

 

「生憎新聞は取ってない」

 

「私も知ったのは紫からね」

 

「…あの変態烏天狗め…」

 

「文はな…信用しない方がいいぞ」

 

「貴方からしたら見た目だけはいい女、なのよね〜」

 

「…そんなもん?俺は見た目に惑わされはしないんだが」

 

「ほう、そりゃなんでだ?里の男どもは美人であれば大抵走って追いかけていくのに」

 

「そりゃあれだろ…人って内面だろやっぱ。虐待受けるとそうなっちゃうねぇ…」

 

「…なんかすまん」

 

「余計なこと聞いたわね…」ハハハ

 

「過ぎたことだからなんだっていいけどね…寒っ」

 

「そうだぞ霊夢、いくらこたつがないからってお前全開はないだろ」

 

「…閉めるわよ…」

 

「そういえば最近外の世界ではアナログ世代がキツくなってさ…」

 

「あなろぐ?」

 

「あ〜、河童の技術がでじたる、それよりも少し遅れてるのがあなろぐ…だっけ?」

 

「そんなもんですよ。そんでアナログ世代の居場所がなくなってね…今時の外の世界は流行りとデジタルに適当しないと生きていけないんだわな」

 

「へ〜」

 

「そりゃ、外の世界の住民も疲れるわな」

 

「そんな中でも変わらんのがやっぱ人なんだよなって。人間もそれなりに進化して欲しいよ…」

 

「例えば酸素なくても生きていけるとかね。」

 

「さ、さんそ…?」

 

「それは空気じゃなかったか?」

 

「…酸素ってのは生きていく中で重要な物よ。ま、こんなこと言っても家出して寺子屋に通わなかった魔理沙にはわからないでしょうけどね。」

 

「言ったな霊夢!?」ガタッ

 

「おい?」

 

「本当のことでしょ。こんなんだから家出しても止められなかったのよ…」ガタッ

 

「おいおい?」

 

「弾幕勝負だ表でろ」

 

「いいじゃない3割も出さずにぶちのめしてあげるわよ」

 

「…ちょっと?」

 

「ルールは?」

 

「スペルカード無限被弾無限先に気絶した方の負け」

 

「良し。」

 

「…おーい…?おじさんのこと忘れてないかー?」

 

「うるさい黙ってろ!」

 

「酷い」

 

「神社の中に入ってなさい。死ぬわよ」

 

「え、何それ怖い」

 

…やっぱり外の世界でも幻想郷でも生きづらいんだなぁって。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




なななんと!?主人公の思い出の場所、見参!
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