あべこべ幻想郷に核爆弾を   作:覚め

3 / 98
新聞がばら撒かれたんですよ………?
こうなるのは必然ですよねぇ


崩壊危機

 

人里の前

 

「…なぁ、なんか見えないかあれ?」

 

「ああ、こっちも見えるが…」

 

ドドドドドドドドドドドドド

 

「…あれってまさか」

 

「風見幽香じゃ」

 

風見幽香が来た目的…それはあの新聞の記者、射命丸文をぶち殺すためである

 

「伏せろー!」

 

「やべえぞ…!」

 

クルッドドドドドドドドドドドドド

 

「あれ?どっか行った…」

 

「ひぇーこっわ」

 

人里内部

 

「…うるせーなぁ」

 

「…いやなんで私が初の客になるんだよ」

 

「人1人乗せる実験だろ。そういうこった」

 

「…言っておくが私結構軽いぞ」

 

「30kgもあれば十分だ」

 

「…こいつぅ!」ドンッ

 

「あでっ!?」

 

「…体重のことを女性に言うのは失礼だぞ」

 

「…いったぁ…あんさん人じゃねえだろ」

 

「この角を見ても人間と思っておったか」

 

「そういやそうだった。人力車として使えそうだなこれ」

 

「お前が匠になって作ったんだ。自分に自信を持て」

 

「…言いやがるな」

 

「まあ革命家の手伝いなんてあんまないけどな!ゆっくりやって行こうぜ!」

 

「おうよ」

 

「それじゃあ後は仕事として機能するかだな。それが終わったら紹介だ」

 

「よし来た」

 

「て言うかどうやって客集めるんだ?」

 

「俺の見た限りだとここで美人と呼ばれてる奴は腹が出てるからあんま運動しなさそうだし…まあ乗り物として使われるのが人力車だからそのうち集まるだろ」

 

「へー。そんじゃ私は用意しとくよ」

 

「じゃなー。さて…よいしょ…!」ゴロゴロ

 

「…あの…」

 

「?なんでしょうか」

 

「これ、なんですか?」

 

「…乗り物ですよ。乗っていきます?」

 

「それじゃあお願いします」

 

「行き先はって聞いても多分わからないから案内してください」

 

「乗り物として機能してるんですか?それ」

 

「…で、どこに行けばいいんです?」

 

「それじゃあ稗田に」

 

「…いや案内してくださいよ」

 

「ああそうでしたね。といってもこの近くなんですが。真っ直ぐ行って右に曲がれば稗田です」

 

「あいあいさー。お金はいただきますよ」

 

「わかってます」

 

大体人力車って聞くとあのでかい奴思い浮かべるだろうけど1人用だから!

少し小さいから!

 

「わっせわっせ」

 

「ふふ、久しぶりですよ。人と話したのは」

 

「へぇ」

 

「ああここです。」

 

「本当に近かった」

 

「それでは。これくらいですか?」チャリン

 

「まいど」

 

「次があったらお願いしますね」

 

「へいよ〜」ゴロゴロ

 

「すいませんお兄さん」

 

「なんでしょう?」

 

「これ、人が乗るんですか?」

 

「まあ。」

 

「物って運べませんか?」

 

「?箱に入れればまあ」

 

「地図渡しておきますのでここに運んで行ってもらえません?」

 

「代金はいただきますよ」

 

「わかってます…これくらいで?」

 

「はいはい。…にしても美人さんが寄るなぁ」

 

「…あ、すみません私のような」

 

「いや、あんたのことだけど」

 

「え?」

 

十六夜咲夜…紅魔館のメイドである。

雑用とかは大体自分1人でこなしているが…

この幻想郷では十六夜咲夜も不細工である。

人里を歩くのであればマスクをしていても気絶する人間がいるレベル…

だがそれは幻想郷での話。

外の世界では馬鹿みたいにモテるだろう。

それはもう無理やりにでも手に入れたいと考える人が消えるほど高嶺の花になるだろう。

ちなみに時間を止められるらしいが物を運ぶ時使うと荷物が動かなくなるらしい。

だから荷物を運ぶときは見られるのである。だから人力車に依頼した…らしい

 

「…えと…」

 

「ああすみません」

 

「あ、いや…。」

 

「…意外と乙女チックなんですよ。」

 

「うわびっくりした」

 

「阿求さん!?」

 

「フフ、先程はありがとうございます。咲夜さんの声がしたので。」

 

「…それじゃあ、行ってきますね」

 

「お願いします」

 

「そんな使い方もあるんですね」

 

「…!」ゴロゴロ

 

人里の外

 

「…そのまま行ったら絶対人里の外出るよなって思ってたがまさかマジだったとは」ゴロゴロ

 

「…静かだなぁ。そういや風見幽香さん元気にしてるだろうか」ゴロゴロ

 

「よいしょこらせのどっこいしょ」ゴロゴロ

 

「話し相手がいないとこんなに退屈なのかぁ」

 

???

 

「…彼かしら。この新聞の男」

 

「十六夜咲夜を見ても逃げ出さなかったことから多分そうなんでしょう」

 

「…外から来た人間は大体この幻想郷と同じ価値観になるのだけれど」

 

「そういった意味でも珍しいケースです」

 

「…ま、これから紅魔館に行くみたいですし…もうちょっと見てましょうか」

 

「…見られてる人はかわいそうだなぁ」ボソッ

 

「なんですって?」

 

「いえなんでも」

 

霧の湖

 

「ん…!結構遠いな」

 

「大ちゃんこっち来てよ!人間だよ!?」

 

「チルノちゃん!?」

 

ちなみに妖精に価値観とかはないことにしてあります…

価値観があったらチルノちゃん精神崩壊してそうだし…

 

「男の人だよ!」

 

「ちょっとチルノちゃん!?」

 

「珍しい〜!」

 

「…お前らなんだっていいが邪魔はするなよ」ゴロゴロ

 

「何これ〜?」

 

「チルノちゃん!お仕事中らしいからダメでしょ!」

 

「なんだよ大ちゃん〜!」

 

大妖精とチルノ…チルノですよね?

この2人は妖精である。大妖精は名前がないらしい

チルノ…はこの幻想郷では不細工である。

そして大妖精も。

それ故に寄り付かない。この湖周辺には人が全く寄り付かない。

行ったら行ったで到着=死であった。

つまり永遠亭と同じ扱いである

 

「…ん、紅い館だ…メモには…合ってる。あそこか…!」ゴロゴロ

 

「手伝ってやろうか!?」

 

「駄目だ。と言いたいが後ろから押してくれ。ここ上り坂でキツイ…」

 

「わかった!」グググ

 

「チルノちゃん強く押しちゃ駄目だよ!?」

 

「…前言撤回。菓子あげるからそこらへんで遊んでろ」ホレ

 

「お!これは最新のお菓子!」ヒャッハー!

 

「ありがとうございます!やったー!」

 

「…可愛いお方たちで。よいしょ…」ゴロゴロ

 

紅魔館前

 

「んしょ…っと…あと少し!」ゴロゴロ

 

「…あなた誰です?」

 

「うわびっくりした。人に名を尋ねる時は自分からだろう」

 

「えっと私は紅美鈴です。…あ、やべ顔隠さなきゃ」

 

紅美鈴…門番らしいが仕事しているのか?

とりあえず妖怪である。中国のチャイナ服みたいな格好。

チャイナ服といえば下半身を露出させているのが思い浮かぶがズボンは履いている。

この紅美鈴もこの幻想郷では不細工である。

この説明何回やるんだっての!

ちなみに能力はよくわからない…理屈を聞かされてもわからないような感じだ。

阿部新太にはもちのろん美人に映る

 

「…この幻想郷は美人さんが本当に多いねぇ。俺は阿部新太。」

 

「あぁ、すみません私なんかが」

 

「あんたのことだよ。というよりあの館に俺用事があるんだけど」ゴロゴロ

 

「ふぇ!?」アタフタ

 

「…焦った顔も可愛いことで。さっさと終わらせて寝るかな…!」ゴロゴロ

 

「うぅ…初めてですよ…可愛いなんて言われたの」

 

「そうなんでしょうな。」ゴロゴロ

 

「…あ、もう着きましたね。今門開けるんで少しお待ちを」

 

「あいよ。」

 

ぎぃぃいぃ…バタンっ!

 

「コナンみてえだな」

 

「コナン?」

 

「ああすまん。それじゃ」ゴロゴロ

 

「は〜い…」

 

紅魔館内部

 

「ん〜…カーペットは汚しちゃ駄目だから持って行くか…」ヨイショ

 

「…誰もおらんのかこの館は…つか目に悪いなこの館!?」スタスタ

 

「…分かれ道…どっち行けばいいんだ?階段と左右に分かれてるって…ええい!階段だ!」タタタ

 

二階

 

「…誰もいなさそうだが」

 

「…あなた誰?」

 

「宅配便じゃ。」ドッコイセ

 

「…咲夜がまだ帰ってないわね」

 

「それでは〜」

 

「…いや誰よ」

 

「お嬢様、ただいま戻りました」

 

「…咲夜?これ頼んだの」

 

「ああ、私です」

 

「連絡くらいよこしなさいよ」

 

「申し訳ございません…」

 

「…で何これ」

 

「人里で人気な甘菓子でございます」

 

「でかした」

 

紅魔館門前

 

「仕事としては成り立つか…」ゴロゴロ

 

「探したぞ!」

 

「お、正邪さん。ということはつまり」

 

「寝床は確保した!」

 

「やった!早く案内を!」

 

「せっかく人力車があるんだから私は乗っていくぜ」

 

「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ

 

「すげえ勢い」

 

 

 

 

 

 




次回…人里の危機!?
真実はいつも一つ!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。