森を駆け抜け霧の湖へ!
走れ走れ走れ走れ走れ阿部新太!
置いてけ逃げてけ出来るだけ!
…マキバオーです。はい。
知ってる人いるよね…?
人里
「で、わちきは驚かすことを食事としている妖怪だからこの顔はぴったりなの!」
「おーそうか。しっかしずっと見られてるってのは落ち着かねえな。」
「?そう?」
そう。そうなのだよ。多々良小傘。
そもそも顔が顔だけに見られることだけは慣れてきたのだ。しかし!
盗み見するだけだったらの話である。…どこを向いても目が合うってどんな地獄ですかここ
とりあえず引っ張り合いをやめてまでこっちを見るな恥ずかしいんだよクソが
「小傘さんやぁ…マジでどうすればいいの?」
「人里から出ていけばいいと思うよ」
「だよな…あと3秒で走りだ」ガシッ
「…」
「…おい無言で掴むな間違えた掴まないでください痛いですちょっとマジで痛いからやめてよねぇちょっと聞いてる?」
「聞こえてますとも。でもこの際第三者に決めてもらうのがいいかなと思いまして」
「やめてくれ〜命蓮寺の住職さんや〜…あガチでやめてください砕ける砕ける」バンバン
「と言うわけで連れてきましたよ神子さん」
「そうですか…で、これまでの経緯を話しますか」
「…おう…」
「まず議題ですが今夜はこころがどっちで寝るかの話なんですよ」
「そいつが決めたらええだろ」
「それが決まらないからこうやってるんですよ!?わかってます!?」
「オーケーオーケー、すいません。」
「そんなに怒るとその醜い顔がもっと醜くなりますよ?」
「…なんですって…!?」
「た、太子様…」アタフタ
「ちょっと聖やめてくださいこんな人里で!」
「どいてください屠自古。私とて他人を不細工呼ばわりしたくありません」
「地味にひどくないですかそれ」
「星、私は貴女のような顔を見たくありません。こんな目の前に悪魔がいる状況では尚更」
「…結構傷つくんだよなぁ…」ハハ…グスッ
「大丈夫か?」
「うわあべこべの人だ」
「いいんですよ…どうせ私なんか武術だけですし…」ボソボソ
「大丈夫かって」トントン
「もうこれ宗教戦争始めます?私たちトップだけで始めます?」
「いいですよ私は別に。貴女のような醜い存在が一つ消えるだけでも世の中は違って見えますから」
「おや、貴女は勝てると申すのですか…へぇ」
「当たり前でしょう?貴女と私じゃ力に差があり過ぎる。魔法に敵うわけありません。なんならハンデで魔法使わないってのもありですよ?」
「…いいますね…開始5分後には私の地に伏せているのが現実でしょうが」
「うぅ…」グスッ
「…ちょっと避難しようか」ヨイショ
「わわっ!?え!?だ、男性の人!?下ろしてください!」バタバタ
「ああもうやめてちょっといたた」
「星、そいつあべこべの人だから美人に映ってると思うぞ」
「…本当ですか?」
「うん」
「うわぁぁあぁあん!」ダキッ
「急展開!?」
「ありがとうございます!ありがとうございます!」
「…子供みてえだな」
「!?聖、あれ…!?」
「んぁ!?…え!?あれどうなってんの!?」
「おーよしよし泣きやめ泣きやめ」トントン
「んぅ…」グスッ
「…さっきからグスグスしてんな」
「まるで赤子を前にしているような気持ちだ」
「…すぅ…」
「それ赤ん坊じゃないのか?」
「寝やがってるからそうかもしれん」
「すぅ…んぅ…」
「ま、私は死人だからそんなのできないだろうけど。」
「星!性の乱れは仏教の教えに〜」
「うっさいなぁ。仏教なら甘えちゃいかんのか。」
「ひっ…」
「おー怖かったなぁ」トントン
「えへへ…」ニヤリ
状況を説明しよう。
たった今星が新太に赤ちゃん抱っこされそれに対して聖が仏教云々言ってる横で太子と屠自古が見ている感じである。
とりあえず二人の解説
蘇我屠自古…?名前しらねぇしこれ下手すると全部書き直しになるんだよね…
電撃喰らわせてるのしか見たことありません。苗字的には豪族だったのかな?
仙人の付き人だから多分仙人に使い感じ?足はない。
というより足って二つの足が途中で幽霊っぽくなってるのか一本に纏って腰らへんから幽霊っぽくなってるのかどっちなんだい!?という疑問があります
寅丸星…部下に小さな知将がいる。くせしてその知将に頼りっぱなし。
その部下はきっと心が広いお方なのだろう。D4C(最も容易く行われるえげつない行為)である。
大体このSSでは知らぬうちにお酒を一緒に密輸したりしている。本人はあくまでも『お手伝い』のつもりらしい。
そのため毎回説教は注意されるだけで終わる。知将が部下にいるのに主人はどこか抜けているとは思わなんだ。これも二次創作設定かもしれないけど
「くっ…負けた…!?」
「んな馬鹿な!?彼女は知将ではなかったはず!どっちかって言うと部下のはず!」
「そのはずなんですが…!?」
「…いや酷くないですか?割とマジで。そりゃイメージ的には仮面ライダー1号2号みたいに力の1号技の2号的な感じには分かれてそうですけど。’
「それ逆じゃなかったか?」
「え、そうなんですか!?後で調べよ」
「まあ力を合わせてダブルライダーキックするんだろうけど」
「分かってますね」
「…で緑さんはなんでずっとこっち見てんだい」
「…羨ましいなぁって」
「嫉妬?」
「嫉妬じゃねえ欲と言え」
「同じですよ」
「こいつ」
「屠自古、納めてください」
「いや、あんたらがことの発端だろうが」
「うぐっ」
「聖はなんでそんなに秦こころさんに執着するんですか?」
「…それは…その…」
「素直に『敵の落ち込んだ顔が見たい』って言えばいいのに」
「いや貴方は私の何を知っているんですか」
「姿格好」
「いやそうですけどね」
「美人とでも言えばよかったか?」
「び、美人!?」
「あらら〜?聖は美人って言われただけで紅くなる初な人だったんですかぁ?あれれ〜?」ニヤニヤ
「…お前さんはどっちかって言うと可愛い系に行く」
「か、かわい!?」バァーン
「爆発!?」
「耳から煙が出るなんて初めて聞いた…」
「可愛い…可愛い…え、えへへ…」シュゥゥゥ
「貴女もではないですか!」ペチンッ
「あいたぁ!?」
「私は!?私は!?」
「お前は可愛い系だな」
「やった!」
「…私は」
「美人系というよりクール系」
「…よく分からん。」
「というより俺ここじゃ異端者らしいから調子乗るなよ」
「分かってますよ…」ハァ
「乙女心を理解してほしいですね」
「…ひどいかなぁって」
「俺が何をしたっていうんだ!?」
これからは3000に行くことが少なくなりそう。
あれですよ。初回増量版って奴