人里
「ぁー結局なんやかんやあってホームレスってのは鉄板ネタにも程があるだろ」
…そんなこと言っても無駄っちゃ無駄か。
あ〜捨てる神あれば拾う神ありだっけ?
そんなやついねえかな?
といっても全員人里の人間だからそんな心持ってるとは…
ん?おい待て今現代人の奴いなかったか?
「!これは外来人では!?」
「うわっどうしたんですか」
「あ、すまん少し行ってくる」コツ…コツ…
「…?」
「おっす」
「うわっ誰だお前…」
「…マジで?」
「お前の家出先はここだったのか?」
「何で親父と出会うんだよ…」
「お前その足どうした!」
「魔女の友人に速達で刃物届けられたよ。そのおかげで足ちょんぱだっつの」
「フハハハハ!わけわからん!」
阿部新太の父親…阿部下(あべした)
人間。ちなみにこいつが催眠おじさん(善)。
阿部新太の母親が死んだ理由に子供の頃の好き嫌いの激しさとか不健康な暮らしが染みていたからだったので催眠を掛けて妻のようにならないよう仕組んでいる。自身のことを『善人』といっている。もちろん無一文。しかし住所はある。催眠を掛けて…ね。
人間の屑がこの野郎…(憤怒)
「笑い事じゃねえよ!?て言うかもしかして噂の催眠おじさんって」
「ああ!俺のことだ!」
「あぁ親父の頭がとうとう狂っちまった。今後関わらないでくれ」
「おい待て何故そうなる」
「…そういや妖怪の山は行ったか?」
「山?ああ、あそこはまだだな」
「あそこは行かねえ方がいいぞ。十中八九犯される。搾り取られて死ぬ」
「息子よどんな生活を送っていたんだ?」
「ただいまホームレス中。仕事と住処見つけねえと先輩のお世話になってばっかだ」
「先輩って…まあ親であるだけの俺には何も言えないからな…」
「まあ新しい職に着いたら知らせるわ。親父今どっか住んでるの?」
「寺子屋で先生やってる。体育の授業を担当してるぜ。給料全部生活費になるけど」
「…寺子屋の先生美人さんだったろ」
「すげえ美人だったけどあいつには敵わねえよなぁ」
「母さん一筋ねぇ…つうかお前も80近いだろ…」
「失敬だな。まだ70前半だ!」
「前半前半って点を取り返そうとしてるといつのまにか後半になってるんだよなぁ」
「きついことを言うな我が息子よ」
「…何らキツくねえだろ。それじゃ、新しい色見つけたら寺子屋行くわ。それまで首じゃなければ良いけどな〜w」
「言うようになりやがったなぁこいつ…」
「そんじゃばいびー」
「さいなら〜」
路地裏
親父が教員やってるのかよ…驚きだ。
まあ母さん一筋だから再婚とかなさそうだけどよ。妖怪と人間には寿命の差もあるらしいし。
その点考慮すると流石にあのけいねって先生も諦めるだろ…一度しか会ったことないけど()
慧音…苗字忘れた。半妖。
記憶を食うらしい。ヤンデレ化したら大体対象の記憶を…っと違う違う。
寺子屋の先生をやっており異変が終わる前は生徒が本能的に嫌っていた。
本能的にと言ったのはこの作品の設定があるからだ。
精神が子供の奴に美的感覚はないという設定!
異変が終われば生徒の本能という壁も消えて授業がうまく進んでいる。
助手的なやつも増えたのでヨシ!
「まさか親父が先生になるとは人生何があるかわかんねえなぁ…あ、ライターないんだった」
「そういえば私貧乏神なんだよ」
「?ああそうか」
「こんな私を拾う人がいるんだけど紹介しようか?」
「ん〜…それも良いかな。て言うか拾われてんの?」
「結構な豪運の持ち主なんだけどね。私の貧乏神の能力でも太刀打ち出来ないくらい」
「へ〜…メラ」ボワッ
「まあ拾ってくれたというより憑かせてくれたって言った方が正しいのかな?」
「憑かせてくれたねぇ…器がでかいんだかなんなんだか」
「今日会う約束してるの!」
「そうか…ふぅ…流石に煙草吸いすぎかな…仕方ねえかこんなもん」
「私、天人である天子が来た!」
天子…苗字わかんねぇ!
そして今日紹介しかやってねえ!
天人であるが、修行して天人になったわけではない。生まれつきでもない。
何かの功績があって天人になれたそうな…羨ましい
異変が終わる前と終わった後で特に違いはなく、自己中心的な考え…をする時がたまにある程度。
貧乏神様とはお友達である。ほら、友達だぞ憑け
特殊性癖はない。チッ
「おいこら作者聞こえてんぞその舌打ち」
「?何言ってるの?」
「何言ってるんですか天子サマ!」
「む、やいそこの男!お前紫苑にアレな悪戯しようとしてたな!?」
「なにぃ!?」
「いえ、彼はホームレスらしくて…」
「え、嘘!?あの顔でホームレス!?…ちょっと紫苑、嘘に振り回されるのも良い加減に…」
「おい聞こえてんぞー?大体聞こえたぞー?俺のどこが嘘っぽいって言うんだほとんど嘘で通してるけど」
「とりあえず、紫苑は渡しませんよ!」
「そんなもん誰も聞いてねえし狙ってねえよ!?」
「紫苑、私の家行こうよ!」
「はい!」
空?<パァアァァァァアァァァ(光)
「空が…光ってる…?」
「そんじゃ、ばいびー!」
「ばいばーい!」
「ばいびーなんておっさん臭い…ハッ!?俺もおっさんだったのか!?いつ!?いつからだ!?」ガーン
「あ、煙草消えてる…にしてもどうすっかなぁ。もういっそのことアレか。八雲家に嫁ぐか。ん?嫁ぐって確か嫁になることじゃ…?まあ良いや」
「嫁ぐ…?」スッ
「うわびっくりした!?紫の隣にいたあの狐か…何でもない、忘れてくれ」
「なぁんだ…じゃあ良いや」スッ
「…あいつどっから出てきた?」キョロキョロ
オラに元気を分けてくれーっ!